ライブベッティングが一層エキサイティングに進化する!? 短時間で高額報酬も期待できるPulse Betting(パルスベッティング)について、そのルールや賭け方についてまとめました。
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Pulse Betting(パルスベッティング)とは?
Pulse Bettingを簡単に説明すると、ライブベット(試合中の賭け)のサッカーにおける「次の30秒でゴールがあるか?」「次の1分でゴールがあるか?」「次の5分でゴールがあるか?」「次の10分でゴールがあるか?」という賭け方の進化版で、「その期間がさらに3つのピリオドに分割され、ゴールが入るタイミングが後になるほど配当が増える」というものです。
具体的にはこちらの表をご覧ください。
Goal in Next 30 sec | 最初の14秒間 | 15秒~24秒 | 最後の5秒間 |
---|---|---|---|
Goal in Next 1 min | 最初の29秒間 | 30~49秒 | 最後の10秒間 |
Goal in Next 5 min | 2分59秒まで | 3分~4分29秒まで | 最後の30秒間 |
Goal in Next 10 min | 4分59秒まで | 5分~8分59秒まで | 最後の1分間 |
例えば「Goal in Next 5min (次の5分でゴールがあるか)」に賭けた場合。
5分間にゴールが無ければ不的中ですが、もしもどちらか一方のチームが決めたら、そのタイミング(ピリオド)によって配当が変わります。賭けた直後にゴールが決まれば、1stピリオドの「2分59秒まで」に該当します。賭けて3分半後にゴールが生まれたら、2ndピリオドの最中なので、2分59秒までの1stピリオド中に決まるよりも配当が大きくなります。そして、賭けてから4分以上もハラハラが続き、5分過ぎるまで残り10秒!というところで待望のゴールが決まれば、1st、2ndピリオドで決まるよりもさらに大きな配当が得られます。
Pulse Bettingの実際の賭け画面
では、実際にどのようなものがご覧ください。こちらはPulse Bettingをいち早く導入した10bet.comの画面です。
Pulse Bettingはモバイル専用の賭け方です。デスクトップ(パソコン)版サイトでは表示されません。
まずはライブベッティングのサッカーへ行き、適当に試合を選びます。このときちょうどドイツのブンデスリーガ2部リーグの試合があったので開きました。
ライブ画面に入ると、画面上にPulse Bet(パルスベット)というメニューがあります。これをクリックすると目当てのオッズへ。(なお、ここをクリックしなくても画面上のオッズ一覧の最初にいきなりパルスベットが表示されています)
実際のオッズはこんな感じです。
「次の5分間にゴールはあるか?」「次の10分間に〜」と選択肢ごとに並んでいて、それぞれピリオドごとの払い戻し金額も表示されています。賭ける時は、賭け金部分のプラス/マイナスボタンで増減させるか、希望額を直接打ち込んでください。そして「PLACE A PULSE BET」をクリック。
このように、受付画面が表示されるとBet完了です。ここで、「試合中の何分から何分まで」が賭けの対象かを改めてご確認ください。今回試しに5分間予想に賭けてみました。対象時間は前半の15:34~20:33まで。時間を確認したら、「Go To My Pulse Bets」をクリック。
My Pulse Betsという項目が増え、画面の下にパルスベットのタイムラインが表示されています。この画像のとき、すでに1分50秒経過して2ndピリオドに突入しています。現在の試合時間は画面の一番上。
表示された配当額がドクン、ドクンと心臓のように脈打ち、1st→2nd→3rdへ移行するにつれてその鼓動がどんどん早くなります。この演出こそがパルス(鼓動)ベットという名前の由来です。サッカーの試合中の賭けとしては、これまでになかったドキドキ感がたまりません。
パルスベッティングができるのは、欧州サッカーのトップリーグをはじめ、CLやELといった国際大会など対象の試合が限られています。ただし、なんとJ1の試合は対象になっていました。
Pulse Bettingの開発元「SBTech」について
パルスベッティングは、業界大手のスポーツベッティングのプラットフォームプロバイダであるSBTech(エスビーテック)社が開発した新機能です。と言っても「スポーツベッティングのプラットフォームプロバイダって何?」という話ですよね。いまいちピンとこないかもしれませんので、SBTech社について補足します。
そもそも「ブックメーカー」と呼ばれるサイトには大きく分けると2つのタイプがあります。 ひとつは、自社でマーケット(賭けの対象)を企画しオッズを計算、入出金や賭けのシステムを作って提供しているサイト。要するにサイトが完全に自社独自のもの。ウィリアムヒルをはじめ欧州の老舗サイトたちはこちら。そしてもうひとつは、マーケットやオッズ、賭けのシステムを開発する専門企業と提携し、その土台を使用しているサイトです。10bet、スピンパレススポーツ、チェリーカジノ、ネットベットなどはこちらで、その提携元がSBTech社です。
2007年に設立された同社は、現在50を超えるブックメーカー・オンラインカジノと提携していて、EGR(eGaming Review)というゲーミング業界で権威ある評価団体のIn-play Betting Award(インプレーベッティングアワード:試合中の賭けのプラットフォーム開発に対する評価)を2016、2017年に連続で受賞している、言わばギャンブルサイトの裏側を作る一流です。裏方なので私たちプレイヤーが社名を目にする機会は滅多にないのですが、いくつもサイトを使っていると「あれ、このサイトの感じどこかで見たような…」「やっぱり、倍率があのブックメーカーと全部一緒だ!」と気づくことがあると思います。そのサイトが10betやスピンパレスと同じなら、そこはSBTechの提携先でしょう。つまり、意識せずともオンラインでスポーツに賭けている時には何らかの形で触れている、それがSBTechです。(ちょっとブレてますが、この写真は2018年の企業カンファレンスで撮影したSBTechのブースの様子。ここでパルスベッティングのプレゼンをしていました)
Pulse Bettingが楽しめるブックメーカーは?
(SBTechのウェブサイト。パートナー欄に10betのロゴが)
実は、10betはSBTechの数あるパートナーのなかで最大のサイトなんです。だからこそ最初にパルスベッティングができるようになったのでしょう。ただし、2018年4月時点ではまだグローバル版(英語版)の10bet.comのみで、日本人向けに作られた10betjapan.comではまだパルスベッティングは導入されていません。担当者に問い合わせたところ「間もなく導入予定」とのことなので、10betjapanのアカウントをお持ちの方は導入されたらお楽しみください。
TVやストリーミングで試合を観ていて「均衡が崩れてきたし、そろそろゴールがあるんじゃないか?」と予想する際には最適。試しにJ1の試合を観ながらパルスベッティングをしてみたら、従来のライブベットにはないドキドキ感が味わえました。
今後、Pulse Bettingが使えるサイトが増えたり、使い方に関するヒントなどがあればこちらに追記します。「パルスベッティングって何?どこで使えるの?」などの疑問解消になれば幸いです。