ブックメーカーでは、プロテニスツアーのすべてに賭けることができます。
このページは、ブックメーカーのテニスの賭け方、テニスオッズの種類、賭けられる大会などの情報を解説したテニスベッティングガイド(Tennis Betting Guide)です。
「紳士のスポーツ」と呼ばれるテニスと金と熱狂が入り混じるギャンブル、両者は水と油のような関係に思えますが実はむしろ相性抜群。ブックメーカーのテニスの賭けは、ほかのスポーツベットでは味わない"即金勝負"な一面を持ち、短時間で利益を得られる可能性を秘めています。そのため、テニスの賭けを知れば試合観戦が何倍も熱いものに。
ここでは、そんなブックメーカーのテニスベッティングの基礎知識・魅力・賭けのヒント・テニスの賭けに最適なブックメーカーまで掲載しています。もともとテニスが好きで賭けに興味を持った方、ほかのスポーツでブックメーカーの賭けをはじめて最近テニスも気になってきたという方も、プレーにあたっての参考にご覧ください!
このページの内容
ブックメーカーのテニスベッティングの概要
ブックメーカー各社がウェブサイトを立ち上げてインターネット上で営業を始める以前、「テニスがいつから賭けの対象になっていたか?」という記録は残されていません。
しかし、業界のオンライン化が始まった最初期(1990年代後半〜2000年ごろ)にはすでにサッカーやバスケットボールや競馬とともにオッズが出ていました。
テニスは、世界のスポーツファン人口数でトップ5に入り、個人競技ではもっとも注目されるスポーツです。よって、ブックメーカーの賭けの対象スポーツとしても、個人競技では最大のマーケット規模を誇ります。
個人競技の賭けのおもしろさは、チーム競技に比べて選手それぞれの実力差、心身のコンディション、相性などが結果にあらわれやすく、情報収集と目利きが的中・不的中に反映しやすいところ。
「この選手の最近の調子はどうだ?」「この選手、芝のコートは苦手なはず…」「この対戦、両者の相性はどうか?過去戦績は?」などの傾向を踏まえて予想するのは、テニス好きにはとても楽しい。
基本的に、ブックメーカーでは、ATP(男子)とWTA(女子)のプロツアー全大会・全試合に賭けることができます。ITFのチャレンジャー大会も。
賭けの切り口は、大会の優勝予想から試合ごとの勝敗予想まで多彩です。全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープンのいわゆる四大大会(グランドスラム)の優勝オッズは、出場する見込みの高いトップランカーのオッズが通年(開催の1年近く前から)出ていますから、プレーを始めたら随時チェックしてみてください。
昔からテニスが好きな人は十分にご存知かと思いますが、テニスの試合は「ポイント」「ゲーム」「セット」の階層構造になっています。
・4ポイント先取で1ゲーム
・6ゲーム先取で1セット
・2セットまたは3セット先取で勝利
(4大大会の男子のみ3セット先取)
ざっくり言えばこのような形で競技が進行していくため、その各段階における結果に賭けることができます(具体的には後述)
さらに、テニスの試合の生中継を配信しているブックメーカーもあり、条件を満たせばスマホで手軽に視聴することができます。
四大大会はもちろん、有料チャンネルでさえ配信していないような下位カテゴリの大会も視聴できるため、この機能のみを切り取ってもブックメーカーのサイトはテニスファンの味方です。
ブックメーカーで賭けられるテニスの大会
それでは、ここからはより具体的にテニスベッティングの世界をご確認ください。
まずは賭けられる大会についてご説明します。
四大大会
全豪オープン(1月)、全仏オープン(5月)、ウィンブルドン(6月)、全米オープン(8月)の、男子シングルス、女子シングルス、ダブルス
ATPツアー・WTAツアー
1月〜11月までプロ選手達が転戦する、ATP(男子プロテニス協会)主催のツアー全大会、WTA(女子テニス協会)のツアー全大会すべて。
3月のインディアンウェルズとマイアミから11月のパリまで、マスターズも全部対象。(マスターズは四大大会に次ぐグレードの大会)
ATPチャレンジャーツアー、ITF男子・女子ワールドテニスツアー
ATPツアーの下のカテゴリ、主にランキング下位の選手が参加するATPチャレンジャーツアーの各大会と、ITF(国際テニス連盟)が主催する男子・女子のワールドテニスツアーの各大会。
このITFワールドテニスツアーがプロ選手が参加する最も低いカテゴリの大会群で、これから上位カテゴリの大会出場を目指す若手選手達が参戦しています。
国別対抗戦
男子のATPカップ(1月)、デビスカップ(通年)、女子のビリー・ジーン・キング・カップ(旧フェドカップ)、欧州選抜vs世界選抜によるレーバーカップ(9月)など
基本的にプロの大会はほぼ全部対象です。シングルスもダブルスも。
四大大会が最注目イベントで、その次のカテゴリのマスターズも大いに盛り上がります。日本で開催される男子の楽天オープン(10月)、女子の東レ・パンパシフィックオープン(9月)も日本人ファンにとってはシーズンの山場の一つ。
ブックメーカーのテニスの賭け方・オッズの種類
次が本題です。ブックメーカーが用意するテニスオッズの種類、賭け方についてご説明します。
テニスのオッズは、大会の優勝者を予想する賭けと、試合ごとの結果を予想する賭けの2つに分けることができます。
さらに、試合ごとの賭けは、試合前・試合中(インプレー)の2つに分類できます。
試合中の賭けはあとから詳しくご覧いただきます。まず「優勝者の予想」と「試合ごとの結果予想」からご確認ください。
大会が始まる前に賭けられるオッズ(アウトライト)
大会が始まる前に賭けられるオッズは、優勝予想がメインです。文字どおり、賭けた選手が優勝すれば的中。
先にご紹介した各種の大会のうち、四大大会は開催の1年ほど前からオッズが各ブックメーカーのサイト上に並んでいます。マスターズの大会は予選前から、ATP500、ATP250等のカテゴリの大会は、予選を終えて開幕前日に出ます。
ただし、下位カテゴリの大会はオッズが無い場合もありますし、ブックメーカーのサイトによって扱いの有無も異なります。
ワンポイント
四大大会の優勝オッズに賭ける際に注意すべきは、賭けた選手が出場するかどうか。賭けたあとにその選手の欠場が決まったとしても、賭け金は戻ってきません。
そのため、開催日が近づいてからピックアップする方が無難です。
あとは、四大大会やマスターズの場合、決勝の対戦カード予想、決勝進出予想、準決勝進出予想など、優勝予想以外の切り口の賭けも用意されます。
また、特定の選手が「何回戦で敗退するか」を予想する賭け、State of Elimination(ステージオブエリミネーション)という賭けも出ます。
テニスの主なアウトライト系オッズ
- 優勝予想オッズ
- 決勝進出予想オッズ
- ドロー4分割予想(ベスト4予想=準決勝進出予想)
- ドローのトップハーフ・ボトムハーフどちらの選手が優勝?
- 初優勝か否か
- 優勝者の国籍
- 敗退ステージ予想
以下のページでは、四大大会のシーズンごとの優勝予想オッズを記録として掲載しています。前評判チェックと結果の振り返りにご覧ください。
各試合ごとに賭けられるオッズ
次は、テニスの試合ごとの賭けについて解説します。
試合の賭けは、どちらが試合に勝つか?という単純な勝敗予想にはじまり、セットカウント予想、ゲーム総数の予想、ゲーム数にハンデをつけた勝敗予想、セットカウントのハンデ付き予想、セットごとのゲームカウント、タイブレークの有無など、多岐にわたります。
上位カテゴリの大会ほど賭け式の種類が増え、四大大会とマスターズがもっとも豊富です。
以下、代表的な賭け方をピックアップしました。
勝敗(Match Betting)
勝敗予想。
どちらの選手が試合に勝つかを予想する2択の賭け。賭けた選手が勝てば的中。
セットベッティング(Set Betting)
セットベッティングは、試合がセットカウント何対何で決着するかを予想する賭けです。
3セットマッチの場合は、2-0、2-1、1-2、0-2の4択です。
5セットマッチの場合は、3-0、3-2、3-1、1-3、2-3、0-3の6つの選択肢から選びます。
セットハンディキャップ(Set Handicap)
セットハンディキャップとは、セットカウントにハンデを付けた勝敗予想です。
たとえば、四大大会のジョコビッチvs錦織という試合で、セットハンデ「ジョコビッチ-1.5」という選択肢に賭けた場合は、3-0か3-1で勝てば的中です。これは、-1.5のハンデを差し引いてもジョコビッチが勝っているため。
反対に、錦織+1.5のセットハンデに賭けたなら、試合に勝てばもちろん的中です。そして、3-2でジョコビッチが勝った場合でも、錦織のハンデの+1.5を足すと錦織がジョコビッチを上回るため、賭けは的中となります。
ゲームハンディキャップ(Game Handicap)
セットハンデとは別で、ゲームのハンデ付き予想もあります。ゲームハンディキャップは、試合終了時点のゲーム総数にハンデを足し引きして、賭けの的中・不的中を判定します。
たとえば、ジョコビッチvs錦織の試合が3-1(6-4、3-6、6-3、6-1)という結果に終わった場合。
ゲーム総数は、ジョコビッチの1セット目が6、2セット目が3、3セット目と4セット目は6で、合計21です。
一方、錦織の獲得ゲーム総数は、4、6、3、1の14ですね。
よって、ゲーム総数は21-14。差は7です。
仮に、ジョコビッチに-5.5、-6.5、-7.5という3種類のゲームハンデオッズが出ていたなら、-5.5と-6.5のオッズへの賭けは的中です。(ハンデを引いても錦織を上回るため)
しかし、-7.5はハズレ。7.5を引くと錦織が上回るためです。
反対に、錦織の+5.5、+6.5、+7.5のオッズは、+5.5、+6.5の賭けは不的中で、+7.5だけが的中扱いとなります。
ゲームハンデは、普通の勝敗予想オッズよりも良い倍率がつくことがあります。「この対戦カードなら、ゲームカウント差はどうなる?」と深堀りの予想を立てて、最適なハンデを選んでお楽しみください。
総ゲーム数のオーバーアンダー(Total Games)
ゲーム総数オーバーアンダーオッズは、試合中のゲーム総数が、設定された数字を上回るか、下回るかの2択予想です。
上の例なら、ジョコビッチ21と錦織14で合計ゲーム数は35ですね。
もしも
O/U 33.5
O/U 34.5
O/U 35.5
O/U 36.5
という4つのライン設定があった場合、的中・不的中はどうなるか。(OはOverの略、UはUnderの略。一番上は、Over33.5 / Under33.5の2択を意味します)
総ゲーム数35ですから、オーバー33.5、オーバー34.5、アンダー35.5とアンダー36.5に賭けていれば的中です。総数35は、それぞれの設定値を上回るか下回っていますよね。
ゲーム総数のオーバーアンダー予想は、「試合がストレートで決着するか、フルセットまでもつれるか」が判断の重要ポイント。
両選手の実力差を考慮しながら狙ってみてください。
ゲーム総数の奇数・偶数予想(Total Games Odd/Even)
オッド・イーブンのオッズは、試合中のゲーム総数が奇数(Odd)か偶数(Even)かを予想する賭けです。
セット数予想(Number of sets in Match)
試合中のセット数を予想する賭けもあります。
3セットマッチは2セット(2-0、0-2)、3セット(2-1、1-2)の2択。
5セットマッチは3(3-0、0-3)、4(3-1、1-3)、5(3-2、2-3)の3択となります。
試合中に1セット取るか?(To win a set)
このオッズは、賭けた選手が試合中に1セットでも取れば的中です。
試合中に1セットも取れないか?(Not to win a set)
こちらは反対に、賭けた選手が1セットも取れなければ的中。(つまり、ストレートで負けたら的中です)
最多エース(Most Aces)
試合中にもっともエースを決めるのはどちらの選手か。
最初のエース(1st Ace)
試合中、最初にエースを決めるのはどちらの選手か。
最初のダブルフォルト(1st Double Fault)
試合中、最初にダブルフォルトしてしまうのはどちらの選手か。
各セット単位の賭け
第1セットのみ・第2セットのみの結果について、勝敗、ゲーム総数、ゲームハンデが出ます。
ブックメーカーによって有無は異なりますが、たとえば3セットマッチの場合、試合前は第1セットのオッズしか出ていないこともあります。
また、5セットマッチなら2セット目のオッズが出ていることもあります。(以降の3セット、4セットのオッズは試合中に出ます)
試合中にタイブレークはあるか?
試合中に一度でもタイブレークがあるかどうかを、yes/no形式で予想する賭けも登場します。
ブックメーカーによっては、試合中のタイブレーク回数を予想するオッズも出ます。
テニスの試合ごとの主なオッズ
- 勝敗予想
- セット予想(正しい試合結果)
- セットハンディキャップ
- ゲームハンディキャップ
- ゲーム総数
- セット総数
- ゲーム総数は奇数か偶数か
- タイブレークの有無と回数
- 1セット取るか/1セットも取らないか
- 最初のエース・最初のダブルフォルト
- 各セットごとの予想
ブックメーカーによっては、勝敗予想、ゲーム総数、ハンディキャップしか提供していません。反対に、大手サイトになるとこれら以外にも出ます。
テニスのライブインプレーベッティング(試合中の賭け)
次は試合中の賭けについての解説です。
テニスはライブベットこそおもしろい!!
(錦織選手の試合中のオッズ例)
ブックメーカーを使ったテニスの賭けは、ライブインプレーベッティングが最大の魅力、醍醐味です。
概要の部分で触れたとおり、テニスの試合は
・4ポイント先取で1ゲーム
・6ゲーム先取で1セット
・2セットまたは3セット先取で勝利
(4大大会の男子のみ3セット先取)
という構造になっています。
サーバーがサーブを放ってレシーバーが打ち返し、ラリーの途中で相手コート内にボールを打ち返せなかった方が負け。相手にポイントが入ります。
ポイントは1点目が15(フィフティーン)、2点目が30(サーティー)、3点目が40(フォーティー)、4点先取で決着。40-40(フォーティーオール)になればデュースで、片方が2点連続で取るまで続きます。
当ページをご覧の方には、わざわざ説明する必要もないですね。
試合中の、ポイント・ゲーム・セットが全部賭けの対象
しかし、驚くべきは、ブックメーカーではこの繰り返しの全部が賭けの対象になるということ。
つまり、次にポイントを取るのはどちらの選手か?、次のゲームはどちらの選手が取るか?といった賭けの選択肢が、試合の最後まで出続けます。
次のポイント獲得者予想オッズに賭けたら、1分もかからないうちに決着します。
次のゲーム獲得者予想オッズは、数分〜10分程度で決着。
この2種類のオッズの倍率は、その選手がサーバーかレシーバーか、そして試合の展開によっても大きく変動します。
基本的にはサーバーのオッズが低く(獲る見込みが高い)、レシーバーの方が相対的に高めのオッズがついています。
例えば、サーバーの「次のポイント獲得予想オッズ」が1.4倍だとして、10,000円賭けて期待どおりにポイント獲得すれば、およそ1分後には14,000円になって返ってきます。
さらに、このラリーの最中に再び「次のポイント獲得予想オッズ」で同選手に賭けて当たれば、また1分後には14,000円の払戻しです。
うまくいけば、2分で8,000円ゲット。
3セットマッチで、もしも相手に1ポイントも与えずに完全試合(6-0、6-0)を達成したら、「次のポイント獲得予想オッズ」に賭けられる機会は4点 x 6ゲーム x 2セット = 48回です。
ゲームカウント6-0、6-0の完勝はときどきありますが、相手に1ポイントも奪われないことは皆無です。そのため、少なくとも48回よりは多くなります。
取って取られてを繰り返すため、全部片方の選手に賭け続けたとしても収支はプラスにはなりません。ところが、試合の生中継で選手の調子を観察しながら賭ける方を選んでいくと、うまくハマれば的中が続きます。
そのとき、賭けの履歴ページで的中マークがザッと並び、賞金が積み上がっていく感覚は最高です。
「次のポイント獲得者」ではなく、「次のゲームの獲得者予想」も同様。
ポイント獲得者は短時間で決着するものの、イレギュラーも多発します。一方、ゲームごとの結果予想の方が、実力や調子や流れが反映されやすい。
そのため、「選手Aの方がランキングでは格上のはずなのに、どうも今日は選手Bの方が調子が良さそうだ。そろそろ選手Bがレシーバーの際にブレイクするとみて、次のゲーム予想は選手Bが獲る方に賭けておくか」といった考察をしながらの賭けが楽しめます。
テニスのライブオッズ(試合中に賭けられるオッズ)の種類
- 勝敗予想
- セット予想(正しい試合結果)
- セットハンディキャップ
- ゲームハンディキャップ
- ゲーム総数
- セット総数
- ゲーム総数は奇数か偶数か
- タイブレークの有無
- 次のポイント獲得者予想
- 次のゲーム獲得者予想
- 先に2ポイント獲るのはどちらか
- 先に4ポイント獲るのはどちらか
- 次のゲームの正確なポイント予想
- 次のゲームのポイント数オーバーアンダー
- 次のゲームはデュースになるか?
- 途中のスコア
試合前から出ているオッズの一部がそのまま試合中にも用意され、倍率は展開に応じてどんどん変わっていきます。
勝敗予想オッズは、試合の途中で試合前と完全にひっくり返ることもよくあります。
そのため、タイミング次第では試合前のオッズよりも高い倍率が獲れます。
ブックメーカーでテニスに賭けるなら、試合中のライブオッズは必ずチェックしてみてください。
四大大会優勝予想などテニスの特殊オッズ
あと、ブックメーカーによっては、毎年の12月頃にスペシャルオッズを用意します。
主なタイプは、ある選手がそのシーズン中に四大大会をいくつ優勝するのか?というもの。
2015年~2020年頃はジョコビッチ、フェデラー、ナダルらに毎年出ていました。女子はセリーナやバーティなど。その時々の上位ランカーの一部の選手のみに用意されます。
上の画像は、2021年に全米オープン女子シングルスで優勝したエマ・ラドゥカヌの2022年の予想オッズ。18歳、ランキング150位だったラドゥカヌは、男女あわせて史上初となる「予選からグランドスラム優勝」の快挙を成し遂げ、スターの仲間入りを果たしました。
こちらもラドゥカヌの特別オッズ。「2025年までにウィンブルドンを獲るか」「2022年末にランキング1位になっているか?」「2025年までに四大大会すべて1度以上優勝しているか?」というユニークなオッズが出ていました。
他にも、一度引退した選手が復帰する際には「シーズン中に1回以上は優勝するかどうか」というオッズが出ることもあります。
これらの特殊オッズはすべてのブックメーカーで取り扱いがあるわけではなく、ウィリアムヒルやbet365などの大手ブックメーカーに限られます。たまに確認してみてください。
テニスの賭けにおすすめのブックメーカー
さて、賭けの対象、賭け方などをご覧いただきましたので、最後にテニスの賭けにおすすめのブックメーカーサイトをいくつかご紹介します。
テニスはブックメーカーの賭けの対象としてはサッカーやバスケットボールなどと同じく、もっともポピュラーなスポーツの一つです。
基本的に、どのブックメーカーでも賭けることができます。
オッズの種類(マーケット量)はブックメーカーによって違いますが、サッカーに比べてその差は小さめです。複数のサイトを併用すれば全部カバーできるため、マーケットはサイトを選ぶ主な選定基準にはなりません。
一方、機能やサービスの面から、テニスの賭けに使えるブックメーカーが日本語対応の大手サイトのなかにいくつかあります。
主なところでは、bet365とウィリアムヒルと、スポーツベットアイオーの3つ。
bet365は、全豪、全仏、全英、全米の四大大会、マスターズ、それ以下のカテゴリの各種大会まで、ユーザー登録&最低金額以上の入金で生中継を視聴できるようになります。
パソコンでもスマホでも可。月額課金なしでずっと見放題。テニス観戦ツールとしても申し分なし。
加えて、bet365は試合中の賭けの反応が速い(賭けの確定ボタンを押してから受け付けられるまでが全ブックメーカーで最速)という特徴を持っています。
これが遅いと、テニスのように次々オッズが変わっていく競技は、賭けのタイミングを逃しかねません。その点でbet365はもっとも使いやすいため、生中継の配信&ライブベットの両面でテニスの賭けには最適です。
スポーツベットアイオーは、ライブベットの反応速度はbet365に比べて劣ります。しかし、四大大会では「●●選手の優勝オッズに賭けると、その選手が試合に勝つたびにフリーベットプレゼント!」という特殊なイベントが用意されることもあり、楽しめるサイトです。
スポーツベットアイオーはこの3社のなかで参加が一番簡単で、唯一銀行振込でも入出金できます。そのため、賞金の回収は一番しやすい。ビギナーが慣れるにはちょうど良い入門サイトです。
ブックメーカーのテニスの賭け(テニスベッティング)総括
いかがでしょうか?ブックメーカーでのテニスの賭け(テニスベッティング)について全体像は把握できましたか?
世界中で人気スポーツであるテニスは、スポーツベッティングの世界でもサッカーやバスケットボール等に並ぶ賭けの対象です。ATPツアー、WTAツアー、ITF主催大会、デビス杯をはじめとする国別対抗戦など、プロテニスのほぼすべての大会に賭けることができます。
ブックメーカーのサイトを開くと、いまこのページをご覧になったタイミングで開催中の大会、プレー中の試合のオッズが並んでいるでしょう。
優勝予想、勝敗予想、試合中の賭け、どれも競技を楽しむ最高のスパイス。オッズをチェックするだけでも、「今回の大会の前評判はこんな感じか!」と、これまで無かった視点からの楽しみが付加されます。
プロテニスのシーズン期間は12月末から11月までほぼ一年間。応援している選手の動向をチェックしながら、優勝予想オッズや各試合ごとの賭けを楽しみましょう!!ページの情報は随時アップデートしますので、テニスベッティングの参考にお役立てください。