このページは、ブックメーカーとの入出金にビットコイン(仮想通貨)を使用する方法や、仮想通貨ブックメーカーのリスト、BTCやETH等をスポーツベットに使用する際の注意点とメリット・デメリット、仮想通貨が使用できる人気ブックメーカー、そしてもっと基礎的な「そもそも仮想通貨とは?」といった知識までをまとめて解説した仮想通貨ブックメーカー総合ガイドです。
ゲーミングの業界では、仮想通貨の重要性は今後さらに高まっていくと言われています。その理由は、資金管理においてプレイヤー側にもブックメーカー側にもメリットが大きいため。
「持っているBTCやアルトコインでブックメーカーと入出金したい」「仮想通貨はまだ何も持っていないけれど使ってみたい」「仮想通貨を増やせる方法を探している」などをお考えであれば、本ガイドを十分にお役立てください。
このページの内容
仮想通貨対応ブックメーカー一覧表
まず最初に、仮想通貨で入出金可能なブックメーカーをまとめた一覧表をご用意しました。
以下のブックメーカーでは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)、そのほか記載の通貨で入金・出金できます。
Sportsbet.io | BTC、ETH、XRP、LTC、ADA、USDT、TRX、DOGE、BNB、BUSD、TON |
---|---|
Cloudbet | BTC、ETH、LTC、BCH、USDT、PAXG、USDC、USDP、DAI、LINK、ADA、ALGO、AVAX、BNB、BUSD、DOGE、DOT、FTM、MATIC、SHIB、SOL、UNI、DASH |
Stake | BTC、ETH、LTC、XRP、USDT、BCH、DOGE、TRX、EOS、BNB |
20bet | BTC、ETH、LTC、XRP、USDT、DOGE、BCH、ADA、TRX、USDC |
カジ旅 | BTC、ETH、LTC、XRP |
Pinnacle | BTC、LTC、USDT |
賭けリン | BTC、ETH、LTC、USDT、BSV |
遊雅堂 | BTC、ETH、LTC、XRP、ADA、USDT、BCH、DOGE |
Rabona | BTC、ETH、LTC、XRP |
Lilibet | BTC、ETH、LTC、XRP、USDT、BCH、DOGE |
bet365 | 直接は不可(Ecopayz経由で間接的に利用可) |
William Hill | 直接は不可(Ecopayz、MuchBetterなどを経由し間接的に利用可) |
Betway | 直接は不可(Ecopayz、MuchBetterなど経由で間接的に利用可) |
仮想通貨対応ブックメーカーでは、必ずビットコインが使えます。イーサリアムとライトコインもほぼ対応。
補足.1
スポーツベットアイオー、クラウドベット、ステークは、入金した仮想通貨をそのまま賭けに使用します。(サイト内で日本円や米ドルなどに変換されない)
つまり、これらのサイトでは入出金時に値動きを気にする必要がなく、たとえばBTCやETHなどをスポーツに賭けて、予想が当たればその通貨で賞金を稼げます。
補足.2
bet365、ウィリアムヒル、Betwayなどはエコペイズ等の仮想通貨で入金できるネット口座を経由すれば、間接的に入金・出金可。
リンクをクリックすると各ブックメーカーの特徴や使用方法の解説に移動します。対応通貨は変わることがありますので、表は随時更新します。
ビットコインをブックメーカーで入出金に使う理由
ここからは、ビットコイン含め仮想通貨をブックメーカーで使用するための解説に入ります。ブックメーカーでBTCを入出金に使うメリットは何か?また、デメリットはあるのか?などをご確認ください。
入出金にBTCを使用するメリット
ブックメーカーでビットコインを使用するメリットは3つあります。
- プレー資金を送りやすくなる
- 高額の入出金を低額の手数料で
- 入金元と出金先が自由自在に
1.プレー資金を送りやすくなる
1つめのメリットは、プレー資金を簡単に送金できるという点。
ブックメーカーで遊ぶ際は従来、クレジットカード、銀行振込、ネット口座などを経由して送金するのが一般的でした。むしろ、クレジットカード決済が通りやすくなったり、銀行振込が使えるようになってきたのは最近の話で、昔はネット口座が入出金には欠かせない存在でした。
ところが、ビットコインをはじめ仮想通貨を使えば、自分のウォレット(仮想通貨を保有している口座)や取引所のアカウントから直接ブックメーカーに送金でき、稼いだ賞金も直接引き上げてくることができます。
つまり、ネット口座をはさむワンアクションが不要になるため、手間が1つ省けます。
2.高額な入出金を少額の手数料で
2つ目は特にハイローラー(高額プレイヤー)には嬉しい利点、手数料の削減です。仮想通貨を使用すると、手間が省けるだけでなく、手数料面でも大きなメリットがあります。
例えば、エコペイズから銀行振込で回収する際は一定額を超えると手数料が1%発生します。1回あたりの最大出金額は50万ユーロ(約6500万円)のため、リミットいっぱいの引き出しには65万円かかることになります。
一方、仮想通貨を取引所で法定通貨(日本円)に換金して引き出すと、例え数千万円の引き出しであっても手数料は千円以下。
また、取引所からの送金も無料〜少額で済み、ブックメーカーからの出金時は基本的には手数料無料です。
実際に、以前スポーツベットアイオーに2BTC(1BTCが約350万円の頃で700万円ほど)を送った際は手数料無料で10分で着金しました。また、1BTCが500万円弱で1400万円以上のタイミングで3BTCを引き出した際にも、20分ほどで取引所に戻ってきました。
手間と手数料が減るのは少額のやりとりでもメリットを感じますし、額が大きくなるほど一層効果を発揮します。
3.入出金の柔軟性が高まる
3つ目のメリットは、入金元と出金先が限定されないこと。仮想通貨を使えば、どこからでも入金でき、どこにでも出金できます。
例えば、Aという取引所のアカウントから入金して、Bという取引所で引き出したり、Cというウォレットから送ってDという別のウォレットで回収するなど、自由自在。
また、仮想通貨の送付アドレスには名前がついていません。完全匿名です。そのため、名義さえも関係なく資金を自由にコントロールできます。
入出金にBTC使用によるデメリット(注意)
それほど利便性が高いにもかかわらず、ビットコインを入出金に使うことで生じるデメリットが特にないのもメリットと言えるでしょう。
強いてマイナスを挙げるなら、仮想通貨はボラティリティが高く(変動しやすい)、価格が不安定だということ。法定通貨との交換のタイミングは注意が必要です。
- 交換時のレートに注意
仮想通貨の取得方法
次は、仮想通貨を取得する方法をご説明します。ここでご紹介する方法は2つです。
1.取引所で購入する
ビットコインやイーサリアムなどを手に入れる方法はいくつかあります。そのなかで、もっとも一般的な取得方法が、「販売所・取引所サイト」での購入です。
仮想通貨の世界には、株や為替と同じように取引所と呼ばれるサイトがあります。そうした取引所を経由して調達します。
イメージ的には、「円を米ドルやユーロなどに変える」のとまったく同じです。そう考えると、初心者にもとっつきやすいのではないでしょうか。
スポーツベットアイオーでプレーしてビットコインをもらう
2つ目は特殊ですが、ある意味で仮想通貨を貯めていける手法です。
上記スポーツベットアイオーというブックメーカーは、ビットコインやイーサリアム、カルダノなどの仮想通貨を直接入金して遊べるサイトなのですが、同時に日本円も銀行振込で入金してプレーできます。(通貨を分けて管理できる)
そしてこのブックメーカーにはユーザー還元の仕組みがあり、遊べば遊ぶほどポイントが貯まって、キャッシュバック特典の1つとしてビットコインがもらえます。つまり、自分が使いたい通貨でただ単にプレーを続けているだけで、少しずつビットコインを貯ていける。
ビットコインを入金に使用したいというよりも、お小遣い稼ぎ感覚でビットコインを貯めたい人にはうってつけ。
ブックメーカーへのビットコイン(仮想通貨)入金方法と注意点
ビットコインの取得方法を3つご覧いただいたところで、さらに踏み込んでいきましょう。次は、ブックメーカーのアカウントにビットコインを送付する手続きの解説です。
スポーツベットアイオーに限らず、どのブックメーカーを使用するにせよ入金・出金のおおまかな手順は同じ。しかも簡単です。
ブックメーカーの入金ページで「入金アドレス」を確認
そもそもビットコインは、英数字の文字列で構成される「ビットコインアドレス」同士で送受を行います。
(BTCアドレスの例)
そのため、送金するときは
- 相手先のアドレスを確認して
- 自分のアドレスから送る
という順番で手続きをします。
よって、ビットコインを送付したいブックメーカーの入金ページで入金先のアドレスを確認するのが最初のステップです。
入金ページには、英数字の羅列か書かれていて、それをQRコード化した画像も一緒に掲載してあります。このアドレスをコピーします。
送付元のサイトから送付手続き
アドレスをコピーしたら、今度は自分がビットコインを保有している送付元のサイト(取引所やウォレットなど)に入って、外部へ送付する手続きをおこないます。
案内に沿って進めて、コピーしてきたアドレス宛に送りたいビットコイン額を指定して確定させると完了です。
送付手続きが完了後、5分~30分ほどでブックメーカー側のアカウントに届きます。
ブックメーカーへのBTC入金時の注意点
同じブックメーカーでも、送付先のBTCアドレスが入金のたびに毎回変更される可能性があります。
以下は、スポーツベットアイオーに入金した際の実際の画像です。
初回入金時の送付先アドレスは「38dRux…」という文字列で始まっています。
そして、こちらは二度目の入金時に指定されたアドレスです。
2度目に入金しようとした時の送付先アドレス
今度は、「3nwwz…」となっています。
このようにアドレスが違うので、確認せずに前回のアドレスをコピペしてそのまま使うと、無事に入金できないうえ間違ったアドレスへ送ってしまったビットコインは2度と返ってきません。保証なども一切なし。
したがって、入金する時は毎回送付先のアドレスをチェックしてからお手続きください。
【2022年4月以降】取引所のトラベルルール対応
2022年4月以降、日本の取引所から外部のサイトに仮想通貨を送る際は、相手先の名称や目的などを申告しなければならない「トラベルルール」というものが適用されるようになりました。同様に、お住まいの国によっては仮想通貨送付のルールが異なる可能性がありますので、事前にチェックしてお使いください。
ブックメーカーからのビットコイン(仮想通貨)出金方法と注意点
今度は、ビットコインの出金方法について解説します。
ブックメーカーのアカウントからBTCを出金するのは、見方を変えれば「どこかのサイトに入金する」ということ。つまり、入金とは反対に今度はブックメーカーが送付元で、賞金を回収したい取引所やウォレットが送付先になります。
よって、手続きは入金時と作業が逆になるだけです。
送付先のサイトで「入金アドレス」を確認
最初に送付先の取引所やウォレットで、ビットコインアドレスを確認します。
ビットコインを回収したいアドレスをコピーします。
ブックメーカーの出金ページで送付手続き
今度は、ブックメーカーの出金ページに移動します。
ここで、先ほどコピーしたアドレスを貼り付け、出金したいビットコイン数量を指定して確定します。
10分〜30分程度で着金します。
ブックメーカーからBTC出金時の注意点
出金時の注意点も、入金時とそのまま同じです。送付先のアドレスを間違えないようにご確認ください。
ビットコインが「英数字の文字列でできたアドレス単位で送り合う」という基本の使い方を理解しておけば、一度も送ったことがない方でもすぐに使えるようになるでしょう。
なお、イーサリアムにはイーサリアムの専用アドレスがあり、リップルにはリップルのアドレス、ライトコインにはライトコインと、仮想通貨ごとにアドレスは違います。ビットコインをイーサリアムのアドレスには送付できませんし、逆も不可です。
使いやすい人気ビットコインブックメーカー
ビットコインやイーサリアム、そのほか仮想通貨で資金を入金でき、かつ賞金を仮想通貨で回収できるブックメーカーサイトのなかで、特に人気&使いやすい業者をピックアップしました。
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)
名称 | スポーツベットアイオー(Sportsbet.io) |
---|---|
設立 | 2016年 |
対応通貨 | BTC、ETH、XRP、LTC、ADA、USDT、TRX、DOGE、BNB、BUSD、TON |
ウォレットタイプ | マルチウォレット |
特徴 | プレーするごとにキャッシュバックでBTCを貯めることができる |
スポーツベットアイオーは仮想通貨が利用できるブックメーカーのなかではナンバーワン。日本人プレイヤーにも評価が高いサイトです。
利用簡単、オッズ豊富、ボーナスイベントもおもしろい。仮想通貨はビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、リップル、エイダコイン、テザー、トロン、ドージコイン、オールスポーツに対応。「クラブハウス」という会員還元の仕組みで、プレーするごとにポイントを貯めて一定レベルごとにキャッシュバック(BTC)やボーナスと交換できます。
登録は15秒〜30秒で完了。仮想通貨・日本円両方対応で、とりあえず遊んでみたいなら最適。
クラウドベット(Cloudbet)
名称 | クラウドベット(Cloudbet) |
---|---|
設立 | 2013年 |
対応通貨 | BTC、ETH、LTC、BCH、USDT、PAXG、USDC、USDP、DAI、LINK、ADA、ALGO、AVAX、BNB、BUSD、DOGE、DOT、FTM、MATIC、SHIB、SOL、UNI、DASH |
ウォレットタイプ | マルチウォレット |
特徴 | 還元率100%のゼロマージンオッズあり |
クラウドベットは、仮想通貨でプレーできるブックメーカーのパイオニア的存在。2022年に本格的に日本語対応・日本語サポートが始まり、人気を伸ばしています。
23種類もの仮想通貨に対応(さらに日本円でもプレー可)、プレーするごとにポイントが貯まって還元されるロイヤリティシステム搭載、さらに毎日いくつかのオッズが還元率100%(クラウドベット側が利益を取らない、純粋な確率に沿った状態)で出る点がお得。
オッズの種類は少なめですが、倍率は総じて良いため、本気でプレーするなら使いたいサイトです。
マルチウォレットとは?
上記のスポーツベットアイオーとクラウドベットは、マルチウォレット式ブックメーカーです。マルチウォレットとは、アカウントのなかで日本円やドルや仮想通貨を分けて管理できる機能のこと。任意の通貨で賭けることができ、その通貨で賞金が稼げます。
つまり、仮想通貨対応のマルチウォレット式のブックメーカーではビットコインを入金してビットコインのままスポーツにベットでき、賞金もビットコインで得られます。よって、入出金のたびにレートの変化を気にする必要がありません。
反対に、多くのブックメーカーはシングルウォレット式(会員登録する時に使う通貨を決めるタイプ)で、仮想通貨で入金しても、サイト上の表示通貨に両替されます。そのため、入金時・出金時にその都度レートチェックが必要。
仮想通貨はブックメーカーでますます重要に?【BTCの予備知識】
最後に、ビットコインや仮想通貨全般の特徴について、技術的に突っ込んだ部分は省略して基礎知識を補足として解説します。すでに仮想通貨をお持ちの方、使用したことがある方は飛ばしてください。
ビットコインの一番の特徴
ビットコイン(Bitcoin)は、簡単に言えばネット上でお金のようにやりとりができるデジタルデータです。紙のお札や金属の硬貨のような、実物は存在しません。
2008年、サトシ・ナカモトと名乗った人物がネット上に理論を公開。その理論に賛同した有志の研究者たちによって開発され、2009年に運用が始まりました。
今では仮想通貨(暗号資産)は何千・何万種類とありますが、その元祖がビットコインです。既存のお金とは概念がまったく異なるため、ビットコインの誕生は通貨革命とも言われています。
実用面でビットコインが既存のお金と一番違うところは、銀行を経由せずに個人から個人へ、個人からサイトへ、サイトからサイトへ自由に送り合えるというところ。
ビットコイン(BTC)は、日本円(日本銀行が発行)や米ドル(FRBが発行)のような発行元と特定の管理者が存在しません。ブロックチェーンと呼ばれる、取引データが鎖のようにつながった公開プログラム(取引台帳)がインターネット上で稼働しており、それを関わる全体で保持しています。
このシステムに国境は関係なし。
例えば、日本から海外へお金を送るとなると、必ず銀行で手続きをおこなわないといけませんよね。
それがビットコインの場合、既存の金融インフラは関係ないため、世界中どこにでも簡単な手続きで送付が可能。
前述のとおり、既存の通貨は国ごとの中央銀行が発行しますが、ビットコインは取引(送金)が発生するごとに新規に生成され、その送金の承認作業(不正チェック等の計算)をおこなった第3者に報酬として提供されます。(この仕組みは鉱脈から資源を掘り出すことになぞらえて、マイニングと呼ばれます)
そして、BTC最大発行枚数は2100万枚とプログラムが起動した時点で決められており、マイニング報酬(新規に生成されるBTC)の量が、数年ごとに半分になっていく仕組みが組み込まれています。よって、一気に過剰発行されることによる価値棄損は生じません。
この「数に限りがある」という性質が実物の金(ゴールド)と似ていることから、ビットコインは「デジタルゴールド」とも呼ばれます。
一方で、「ビットコインは価格が安定しない投機・ギャンブル的な存在だ」とみなされがち。その理由は単純に、価値の裏付けがないため。
日本円や米ドルなど、国家が発行している通貨は、その国の信用が価値の担保となっています(ざっくり言って、日本の1万円札が1万円として使えるのは、国がそう決めているから。外国為替は、国ごとの状況や金融施策の良し悪しによる相対的なバランスで決まる)
BTCも他の仮想通貨も、その性質やコンセプトから「新たな資産になりうる」という期待感によって投機・投資マネーが流入し、対法定通貨レートが上下します。
BTCが生み出された当初から比べると、価格は250万倍以上に跳ねており、今後も高くなると見込まれています。しかし、世間の期待と不安によって短期的には大きく価格が変動するため、安定した資産とは決して言えないのが現状。
むしろ、その本質的な特徴である国や銀行という枠組みを超えた「価値送付手段」という特徴を活かして送金に使用するにはうってつけの存在であり、タイミングの良いところで法定通貨に変えるという使い方を意識しておけば、これほど便利なものはありません。
ブックメーカーとの入出金を仲介する業者はたくさんありますが、決済業者は法律やルールの変化でサービスを終了することがよくあります。しかし、仮想通貨にはそうした変化は関係なし。取引所から送付する際に情報提供が必要になるといった手間は増えるかもしれませんが、本質的な機能が損なわれることはありません。
よって、仮想通貨の扱いに慣れていると、住んでいる国がどこであっても手軽に入出金して楽しめるようになります。
ビットコインの単位と数え方
ビットコインは、省略してBTC(ビーティーシー)と呼びます。このBTCが通貨単位です。その千分の一をmBTC(ミリビットコイン)と言います。さらにmBTCの千分の一がμBTC(マイクロビットコイン)で、その百分の一は発明者の名前を取ってSatoshi(サトシ)と言います。
つまり、1BTCは1,000mBTC(千ミリビットコイン)、1,000,000μBTC(百万マイクロビットコイン)、100,000,000Satoshi(1億サトシ)です。
1BTCは…
- 1000mBTC
- 1,000,000μBTC
- 100,000,000Satoshi
ビットコインが発明された当初は、BTC以下の単位はありませんでした。しかし、既存通貨への換算価格の大幅な上昇によってBTCのみでは対応しきれなくなったため、分割した単位が作成されました。
例えば、0.5BTCは500mBTC、500,000μBTCです。もしも1BTCが日本円で500万円なら、1000mBTCはもちろん500万円であり、500mBTCは250万円となります。(ビットコインの通貨の換算はBTC Converterが便利)
なお、ブックメーカーで使用する単位は、BTC、mBTC、μBTCまで。Satoshiはほとんど使われていません。
アルトコインとは?
仮想通貨はビットコインだけではありません。今では何千・何万種類ものの通貨が存在し、それら「ビットコイン以外の通貨」を総称してアルトコイン(AltCoin)と言います。Altは英語で"代わり"という意味。
ビットコインも完全ではないため、データの量、取引の速度、電気代などの改善を目指してさまざまな改良コインが開発されました。また、ある特定のプロジェクトや目的のために作られたコインもあります。アルトコインは通称「草コイン(くさコイン)」とも呼ばれます。
アルトコインのなかで流通量が多くて認知度が高い代表的なものは、イーサリアム(Ethereum)、リップル(Ripple)、ライトコイン(LiteCoin)、テザー(Tether)、カルダノエイダ(Cardano ADA)、ビットコインキャッシュ(BitCoin Cash)など。
主なアルトコイン
- イーサリアム(ETH)
- エイダコイン(ADA)
- バイナンスコイン(BNB)
- テザー(USDT)
- リップル(XRP)
- ソラナ(SOL)
- ドージコイン(DOGE)
- ポルカドット(DOT)
- USDコイン(USDC)
- ユニスワップ(UNI)
- ライトコイン(LTC)
- チェインリンク(LINK)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- バイナンスUSD(BUSD)
ビットコインは発行母体がない非中央集権ですが、アルトコインのなかには既存の通貨のように発行母体がある中央集権型もあります。しかし、いずれもブロックチェーンの技術を用いており、世界中どこにでも手軽に送付できるという特徴は共通です。
ブックメーカーでは、BTCのほか、ETH、LTC、XRPがよく使用されます。その次がUSDT、BCH。最近はADAやDOGEなどを入出金手段に加えるサイトも出てきました。
ブックメーカーでのビットコインの使い方まとめ
さて、いかがでしょうか?大変長文となりましたが、ブックメーカーでビットコインを使う際の基礎・ルール・注意点などはご理解いただけましたか?
仮想通貨をまったく触ったことがない、これまで興味もなかったという人に向けてもご説明しているため、すでに利用中の方には不要な部分もあったかと思います。
改めて、ブックメーカーでの使用における要点をご確認ください。
仮想通貨の取得方法
- 取引所で購入する
- スポーツベットアイオーで遊んでキャッシュバック特典として取得
仮想通貨を利用するメリット
- 入出金の手間が省ける
- 高額な入出金も少額の手数料で手軽に
- 入金・出金の柔軟度が高まる
ブックメーカーとのBTC入金・出金の手順と注意点
- 入金先(出金先)のビットコインアドレスを確認する
- 送付元で送金申請→数分〜30分程度で着金
- アドレス間違いに要注意
今後、ビットコイン対応のブックメーカー・仮想通貨が使えるオンラインギャンブルサイトは増えていくでしょう。
手軽な反面、まだまだ価格変動が大きくて扱いづらいのも事実です。そのため、「ビットコインをブックメーカーとの入出金に使いたい」とお考えなら、アカウント上で法定通貨に換算されるシングルウォレット式のサイトよりも、スポーツベットアイオーやクラウドベットやステークのようなマルチウォレットサイトの方が最適です。
この使い方なら、入出金時にレートの影響を受けず、値上がり時にはキャピタルゲインも狙えます。
仮想通貨も、使いはじめたら日本円や米ドルなどと変わりません。値動きが大きい外貨、程度のイメージです。
しかし、回収しやすさは既存通貨に比べてケタ違い。扱いに慣れると資金管理の自由度が上がるため、今後のプレーにおいて知っておいて損はありません。
ページの情報は随時アップデートしていきますので、ビットコインブックメーカーの利用において参考になれば幸いです。完全にゼロからプレーするなら、Sportsbet.ioの特徴と使い方の詳しい解説をご覧ください。さらに、ブックメーカーとの入出金の基礎知識は、ブックメーカーにどうやって入金する?出金は?入出金の基礎解説でまとめているので、あわせてお役立てください。