ブックメーカーではアメリカンフットボール(アメフト)にも賭けることができます。
北米プロリーグのNFLはアメリカにおいて国民的スポーツであり、賭けの対象としても一般的です。日本ではサッカーや野球やバスケットボールなどに比べて認知度が低く、以前当サイトで実施したアンケートによるとアメフトに賭けている日本人はまだ多くはありません。それでも、熱心なファンのあいだでは広がりつつあり、一度おもしろさを知れば毎シーズンの開幕前からスーパーボウルまで以前よりも何倍も刺激的になるでしょう。
ブックメーカーのサイト内のアメフトのページには、勝敗予想やスコア予想などの一般的な賭けのほかに、クォーター単位の賭け、誰がタッチダウンを決めるか、最初のフィールドゴールを決めるチームの予想、パスヤード総数予想などアメフトならではのオッズが大量に並んでいて、見るだけでもワクワクします。
そこで、このページではブックメーカー初心者あるいはアメフトベッティング(アメフトの賭け)に関心がある方々に向けて、基礎知識、豆知識、賭け方、オッズの種類などをまとめて解説します。
アメフトが好きでブックメーカーに興味がある方、すでにブックメーカーで遊んでいるものの「競技ルールがよく分からなくて手を出せていなかったけれど、気になる」という方々も、賭ける際の参考にお役立てください!
このページの内容
ブックメーカーのアメフトベッティング基礎知識
まずアメフトの競技概要や賭けの基礎知識から進めていきましょう。
アメリカンフットボール(American Football)は、文字どおりアメリカ発祥の球技です。現在、プロアマ含め世界の約80カ国でリーグや大会が行われています。
しかし、国によって普及度の違いは顕著。ブックメーカーでは基本的に北米プロリーグのNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)やNCAA(全米大学体育協会)のカレッジフットボール、カナダのCFLなどしかオッズが出ません。
オーストラリアの球技(オージールールズ)やアイルランドのゲーリックフットボールも広義にはフットボールの仲間で、それぞれブックメーカーで賭けることができますが、アメフトとは別物です。
よって、アメフトの賭けとは、ほぼNFLやNCAAなどへのギャンブルだと言えます。
アメフトのルールを簡単に解説
アメフトは、ヘルメットやプロテクターを装着した選手同士がぶつかり合ってボールを運ぶ様子から、一見すると脳筋系の体力勝負のような印象を受けます。
しかし実際は、状況に応じた戦略が結果を大きく左右する、極めて高度な頭脳戦です。戦術面の奥深さを知れば、どっぷりハマること間違いなし。
ただ、用語やルールにはビギナーには難解な部分もあるため、当ページでは賭けを楽しむうえで最低限知っておきたい「試合の概要・流れ・得点」などに焦点をあてて簡単にまとめました。あまり知らないという方は、順にご覧ください。反対に、すでにアメフトについて十分ご存知の方は飛ばしていただいて構いません。
アメフトの試合概要
アメフトの試合についてざっくり言えば、楕円形のボールを使って、フィールドの両端にあるエンドゾーン(ゴールライン)を目指してパスやランやキックでボールを運んで、より多く得点を決めた方が勝ち。
NFLの試合は60分間。15分ずつのクォーター×4回。1Qと2Qが前半で、ハーフタイムに12分の休憩を挟んで3Q、4Qをおこないます。(NCAAは12分間x4の48分)
長さの単位はヤード・フィード・インチを使います。
フィールドの長辺は120ヤード(約109.7m)で、中央を50(半分)とし、エンドゾーンに向かって10ヤード(約9.1m)ずつ40、30、20、10とラインが引いてあります。
アメフトではこの10ヤードという距離が重要となります。
アメフトの試合の流れ
試合中、両チームは攻撃側と守備側に役割がわかれていて、攻撃側には4回の攻撃権が与えられます。この4回で10ヤード前に進めなければ攻守交代。
野球の3アウトチェンジのようなイメージ。
例外的に、攻撃側が投げたパスを守備側が横取りする「インターセプト」の場合は即座に攻守が切り替わりますが、基本的には、サッカーのように攻撃と守備が試合のなかで流動的に入れ替わるのではないという点が、まず一つ大きな特徴です。
4回以内で10ヤード前進成功すれば、再び4回の攻撃権が与えられます。各攻撃回は「ダウン」と呼び、1回目の攻撃をファーストダウン、2回目をセカンドダウン、3回目をサードダウン、4回目をフォースダウンと言います。
攻撃側は、各ダウンごとに「ボールを持って走る」「前方の選手にパスする」「ボールを蹴って距離を稼ぐ」などの手段を用いて10ヤード以上の前進を試みます。守備側はそれを阻止します。
よって、各回ごとに「どう仕掛けるか、どう対処するか」という作戦がその都度練られ、ここに両チームの駆け引きが生じます。
試合中にフィールドに出られる選手は11人ですが、プレーが切れたタイミングで何人でも交代可能。また、一度交代した選手の再出場も認められています。
この点も、アメフトのユニークなところ。
NFLの場合、各チームの登録人数は53人、1試合に出られる人数は48人まで。試合中に何度も出入り自由のため、それぞれのチームには各プレーに特化したスペシャリストがおり、状況に応じて出番が回ってきます。
そんな大所帯のなかで、攻撃の要となるクォーターバック(QB)がアメフトの花形ポジションです。QBのパフォーマンスがチームの成績にも大きく影響します。
アメフトの得点
アメフトで得点が入るパターンは5つです。
- タッチダウン…6点
- エクストラ・ポイント…1点
- 2ポイント・コンバージョン…2点
- フィールドゴール…3点
- セイフティ…2点
タッチダウン | 相手のエンドゾーンにボールを持って走り込むか、エンドゾーン内でパスを受け取ること。タッチダウンを決めると6点。 |
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エクストラ・ポイント/2ポイントコンバージョン | この2つは、タッチダウンを決めた後に選択できる得点の取り方です。エクストラ・ポイントを選ぶと、相手エンドゾーンの15ヤード手前にボールを置かれ、キックでゴールポスト(2本のポール)の枠内を通ると1点追加。2ポイント・コンバージョンを選ぶと、相手エンドゾーンの2ヤード手前にボールが置かれ、そこから通常どおりパスやランで再びエンドゾーンを超えたら2点追加。後者の方が難度が高い。 |
フィールドゴール | キックしたボールがゴールポストの枠内を通ると3点。 |
セイフティ | 自殺点。自陣のエンドゾーン内でボールを持っている選手がタックルされて相手に取られば場合、相手に2点が入ります。 |
アメフトは、いかにしてボールを相手陣内に運ぶかという陣取り合戦。プレーが途切れるごとに人選され、戦略が練られ、状況を打開していきます。
クォーターバックの狙いすました鋭いパスがワイドレシーバーに通ったときや、味方ディフェンスが身を挺して相手のタックルを食い止めている中をランニングバックが爆走してエンドゾーンにボールを運ぶ様子など、胸を熱くさせるシーンが盛りだくさん。
そしてそれらは、賭けることによって何倍もエキサイティングなものに変わります。
アメリカにおけるアメフトとギャンブルの歴史
次は、アメフトがいかにギャンブル対象として普及しているか、アメリカのギャンブルの歴史も交えてご紹介します。
ラスベガスのスポーツブック史とNFLの賭け
米国において、ラスベガスのあるネバダ州で賭博が合法化されたのは1931年です。その18年後の1949年に政府認可の最初のスポーツブックメーカーが誕生しました。
しかし、1951年には政府がスポーツベットに対する10%の課税を定めたことで、合法的なブックメーカー業者は廃業または違法な取引に走ります。
その後は違法賭博を取り締まる法律が立て続けに施行されましたが、1974年に税率を2%に引き下げて規制緩和へ路線変更。税率は10年後に0.5%にまで下がりました。
締め付けが緩んだことで業者達も息を吹き返し、ラスベガスの各カジノでスポーツベッティングは爆発的に普及していきます。
この流れのなかで、まだ法律が未整備だった1930年以前からアメフトはすでに賭けの対象でした。NFLの前身であるAPFAが発足したのは1920年、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)に改名したのが1922年。
当時から、勝敗予想やパーレイ(複数の試合結果をまとめて予想)が行われていたと記録が残されています。
1960年には米国内にもう一つ別リーグのAFL(アメリカン・フットボール・リーグ)が発足しますが、1966年にNFLとAFLが統合。1967年1月15日、両リーグの王者同士が対戦するスーパーボウル(Super Bowl)の第1回がおこなわれました。
それから現在まで、スーパーボウルは現行リーグのNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)とAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)のチャンピオン同士が対戦するシーズン最終戦として、途切れることなく毎年開催されています。
スーパーボウル人気とギャンブルの拡大
アメフトは今日のアメリカで最も人気のスポーツであり、スーパーボウルはまさに国民的イベントです。
アメリカのTV視聴率ランキングトップ10のうち9はスーパーボウルで、毎年1億人以上が視聴します。スポーツイベントとしてのブランド価値はサッカーのワールドカップや夏季オリンピックをしのぎ、2020年の第54回スーパーボウルは開催地フロリダに5億7200万ドル(650億円超)の経済効果をもたらしたと報じられました。
賭けられる金額も年々伸びています。
1991年にラスベガスのスポーツブックでスーパーボウルに賭けられた金額は400万ドルだったのに対し、上記2020年のカンザスシティ・チーフス対サンフランシスコ・49ersの賭け額は合計で4億ドル(450億円超)を超えました。これは、2018年にアメリカ全土でスポーツベッティングが解禁されて、ネバダ以外の幾つかの州でオンラインブックメーカーが開業したためでもあります。
2021年のチーフスvsバッカニアーズは、一人のユーザーがブックメーカー「ウィリアムヒル」で1億円以上を賭け、大きな話題となりました。
ヨーロッパのブックメーカー各社も、オンライン化する以前からラスベガスのオッズを模して賭けを出していたようです。1990年代に入ってインターネット上で賭けられるようになった初期にはすでに、アメフトは選択肢に入っていました。
ブックメーカーのアメフトの賭け解説
…と、周辺情報の方が長くなってしまいましたが、ここからが当ページの本題です。ネットでアメフトに賭ける具体的な方法、アメフトベッティングについて解説していきます。
すでに触れたとおり、アメフトの賭けとはNFLやNCAA(およびCFL)のギャンブルであり、やはりNFLが最大のベット対象のため、以降はNFLを中心にオッズの種類や賭け方をご説明します。
アメフトのアウトライトオッズ
アウトライト(Outrights)とは、シーズン全体の結果を予想する賭け方の総称です。
NFL(National Football League)は、アメリカとカナダに本拠地を持つ32チームが所属するアメフトの北米プロリーグです。NFCとAFCの2つのカンファレンスに16チームずつ所属し、カンファレンスごとに4チームずつ東西南北の4つの地区に分かれています。
毎年9月上旬に開幕し、レギュラーシーズンの17試合を経て計14チームがプレーオフ(トーナメント)に進出。最終的に、2月第1週目の日曜に行われるスーパーボウルで優勝チームが決まります。
(2021年2月の第55回スーパーボウル優勝予想)
このリーグの構造のなかで、シーズン制覇(スーパーボウル勝利)チームを予想する優勝オッズ(1つ)、NFC・AFCのカンファレンス王者予想(2つ)と地区別の優勝予想(8つ)は、どのブックメーカーでも賭けられる最も一般的なアウトライトオッズです。
さらに、各チームがプレーオフに進出するか否かの2択予想、各チームのレギュラーシーズンの勝利数の予想、最多・最少得点チーム予想などもあります。
- スーパーボウル優勝予想
- カンファレンス王者予想
- 地区別優勝予想
- プレーオフ進出予想
- レギュラーシーズン勝利数予想
- 最多得点・最少得点チーム予想
スーパーボウル優勝予想・カンファレンス優勝予想・地区別優勝の3種類はプレシーズン期間にはすでに登場し、シーズンの途中にも賭けることができます。
NFLはリーダー予想・アワード予想も豊富
上記に加えて、タッチダウン数やパスヤード数などのシーズン最多選手を予想する「リーダー予想」、MVPや新人王などの「アワード受賞予想」のオッズも豊富です。
(21/22シーズンMVP予想)
以下は、大手のブックメーカーで賭けられるオッズの種類です。
- 最多パスヤード
- 最多パスレシーブヤード
- 最多ラッシュヤード
- 最多タッチダウンパス
- 最多タッチダウンレシーブ
- 最多ラッシュタッチダウン
- 最多サック
- 最多インターセプト
- レギュラーシーズンVVP
- ディフェンシブプレイヤーオブザイヤー
- ディフェンス新人王
- オフェンス新人王
- カムバック賞
- 最優秀監督賞
これらのオッズは、気になる選手何人かをピックアップして賭けておくと、シーズン中の応援に一層熱が入るアメフト好きには特ににおすすめの賭け。シーズン前にはぜひチェックを。
アメフトの試合ごとのオッズの種類
続いては、アメフトの試合ごとのオッズの種類をご紹介します。
イメージしていただくために、主な賭け式の実例画像を添えながらルールまとめました。
勝敗予想(マネーライン)
勝敗予想はもっとも基本の賭け。延長までを含めた2択の勝者予想を、アメリカでは「マネーライン(MoneyLine)」と呼びます。
日本語ブックメーカーだと「マネーライン」や「勝敗」など表記はまちまちですが、いずれにせよ賭けたチームが勝てば的中です。
また、延長戦を含めずに判定するドローの選択肢が加わった3way(3択)の勝敗予想もあります。
ハンディキャップ(スプレッド)
ハンディキャップ(別名スプレッド)もまたアメフトの主要な賭けの一つです。むしろ、実際にプレーをはじめると勝敗予想オッズよりも使用頻度が高くなるかもしれません。
ハンディキャップは文字どおりハンデを付加した勝敗予想で、自分が賭けたチームについているハンデ値を試合終了時のスコアに足して賭けの的中・不的中を判定します。
対戦するチーム間の実力差を考慮したうえで、相手より強い(そして私たち賭ける側の大多数も強いと考えていて、賭け金が集まりそうな方)にはマイナスのハンデがつき、格下だとみなされている方にはプラスのハンデが与えられます。
マイナスハンデが付いたチームに賭けたなら、そのハンデ値以上の得点差で勝てば的中です。反対にプラスハンデのチームに賭けると、試合に勝てばもちろんのこと、ハンデ値以内の負けでも賭けは的中となります。
ブックメーカー各社は、単一のハンデだけではなく、いくつもの選択肢を用意しています。そのなかから、「この試合ならホームが5点差以上で勝ちそうだから-4.5ハンデを狙おう」や、「いや、ビジターの方が確かに不利だが、今回は十分可能性ありそうだ。とりあえず2点差の負けまではひっくり返せる+2.5ハンデをおさえておこう」など、自分の予想に合った最適なハンデを選んでください。
トータルズ(総得点のオーバーアンダー)
トータルズは、試合中に両チームが獲得する得点の合計値が、設定された基準値を超える(オーバー)か、超えない(アンダー)かを予想する2択の予想です。
ハンディキャップと同じく、複数の選択肢から選ぶことができます。
各チームの得点予想
こちらはトータルズの各チームごとの予想です。
ウィニングマージン
ウィニングマージンは、どちらのチームが何点差で勝つかを予想する賭けです。複数の選択肢から選びます。
ポイントレース
ポイントレースは、どちらのチームが先に決められた点数に到達するかを予想する賭け方です。
クォーター単位の賭け
アメフトでは、単一のクォーターにまつわる賭けも多数登場します。ここまでご紹介してきたマネーライン、ハンディキャップ、トータルズなどのオッズが、1Q、2Q、3Q、4Qごとに並びます。
ブックメーカーによって、試合前の段階ですでに1Q~4Qまでオッズを出していたり、最初は1Qのみで残り2Q~4Qは試合中の賭け(ライブベット)で提供するなど、対応がやや異なります。
前半・後半別の賭け
1Q+2Qの前半のみの結果で判定する賭けも多数。クォーター単位の賭けと同じく、3Q+4Qの後半限定オッズが出るタイミングはサイトによって異なります。
最初の得点手段
こちらは、試合中の最初に得点が入るプレーが何かを予想する賭け。それぞれのチームのタッチダウン、フィールドゴール、セイフティ(自殺点)などの選択肢があります。
最初のタッチダウン・フィールドゴール・他
最初にタッチダウンを決めるチーム、最初にターンオーバーするチーム、最初にフィールドゴールを決めるチームなども賭け方の一覧に並んでいます。これもアメフトならではでおもしろい。
タッチダウンを決める選手
タッチダウンを決める選手の予想オッズは、アメフトギャンブルならではのユニークな賭けです。
このタイプの賭けでは、試合中に一度でも決めたら的中、試合の最初に決めたた的中、試合の最後に決めたら的中など、条件の異なるマーケットがいくつかありますのでご注意ください。
選手ごとのパス・ラッシュ・レシーブヤード数
さらに、選手ごとの試合中のパスヤード数、ラッシュヤード数、レシーブヤード数などの切り口によるオーバーアンダー予想もあります。
このほか、選手ごとの試合中の最大パスヤード数、タッチダウン本数、サック数なども賭けの対象です。
スーパーボウルの賭け方(特殊オッズ多数!)
上記はまだ全体のほんの一部であり、スーパーボウルでは通常の試合に比べて圧倒的に多くの特殊オッズが登場します。
各ブックメーカーが特別マーケットやハーフタイムショーにまつわる予想などを出すので、対戦カードが決まりましたらチェックしてみてください。
特にウィリアムヒルでは、ユーザーからのリクエストで作成された賭け「YourOdds(ユアオッズ)」のセクションにて「●●が2回タッチダウンし、●●がxxヤードパスを成功し、■■が勝利」といった複数の条件を組み合わせたおもしろい選択肢が大量に並びます。
YourOddsは総じて高配当がつきますから、自分の予想と一致したオッズを狙ってみるのもおもしろいです。
アメフトに賭ける手順(具体例)
今後は、ブックメーカーのサイトで実際にアメフトの試合に賭ける流れをご確認ください。まだ一度も試したことがない方は手順のイメージが掴めるかと思います。(すでにほかのスポーツでプレー中であれば十分ご存知の内容のため飛ばしていただいて大丈夫です)
アメフトのページに進み、オッズが出ている試合をチェックします。
リストのなかから試合を選びます。
試合ごとの個別ページには、その試合に関するさまざまなオッズが並んでいます。
いろいろ見比べて、自分が賭けたいオッズが決まったらクリックしてください。
今回はベンガルズの2.80倍を選択。
オッズを選ぶとベットスリップ(賭け金の入力フォーム)が開きますので、賭けたい金額を入力します。
「確定」や「Place Bet」など書かれたボタンを押すと確定です。
もう一つ、タッチダウンを決める選手予想もチェックしておきました。
勝利予想とあわせて、ベンガルズ所属のジョー・ミクソンの1.91倍にもベット。
これで一連の流れは終了。ビギナーにも簡単です。
あとは、試合が終わると的中・不的中が確定し、配当がアカウントに支払われます。
ベンガルズが勝利&ジョー・ミクソンがタッチダウンを決めたため、両方とも的中。
今回は「ウィリアムヒル」というブックメーカーを使い、20ユーロずつ(約2600円)ずつ賭けて利益5,600円ほどでした。私のアカウントがユーロ設定なのでユーロ表記ですが、日本円でも賭けられます。
そして、ほかのブックメーカーも賭ける手順はすべて同じです。
アメフトの賭けにおすすめのブックメーカー
最後に、アメフトベッティングに適したブックメーカーをご確認ください。
アメフト(NFL)は基本的にどのブックメーカーでも賭けることができます。そのため、日本語対応かつ入出金しやすいサイトを選ぶ限り、どこでも気軽に楽しめます。
ただし、オッズの種類はサイトによってやや異なるため、賭けの選択肢が多いブックメーカーはプレーの幅を広げるためにもおさえておきたいところ。以下、アメフト好きには特に重宝するブックメーカーをいくつかピックアップしました。
アメフトオッズが多いブックメーカー
勝敗予想、スコアの予想、ハンデ、クォーター単位の賭けなど基本的なオッズはどこでもありますが、誰が何本タッチダウンを決めるか、パスヤード、ラッシュヤード、レセプション、キック、そのほか選手ごとの細かなスタッツ関連のベットは大手ブックメーカーほど充実しています。その点で、bet365とウィリアムヒルは選手系オッズが他社に比べて豊富であり、次にスポーツベットアイオーも多いため、この3社はアメフトの賭けではぜひチェックしたいブックメーカーです。
あともう一点、bet365とスポーツベットアイオーでは、複数のオッズを組み合わせてオリジナルの賭けを作れるベットビルダーという機能がNFLでも使用できるため、一段上のマニアックな楽しみ方もできます。
アメフトの生中継が視聴できるブックメーカー
カジ旅では、ユーザーになるとアメフトの試合の生中継を視聴できます。登録&入金しておくだけで、あとは実質無料で見放題。試合を観ながら賭けを楽しめます。
アウトライト発表が早いブックメーカー
優勝予想系のオッズは、スポーツベットアイオーが比較的早い段階から発表します。賭けリンでは、次シーズンのドラフトの予想オッズもありますから、こちらもファンはチェックしたいところです。既出のbet365とウィリアムヒルでは優勝系オッズも豊富なので、あわせて確認してみてください。
入出金の手軽さという観点で言えば、銀行振込や仮想通貨に対応したスポーツベットアイオー、賭けリン、カジ旅がサクッと使えて便利。bet365とウィリアムヒルはエコペイズ口座を使った入出金で準備が必要ですが、利用価値は高い。
インターネットを介したスポーツベッティングでは、複数のブックメーカーを併用して各社の長所を活かしつつ短所をカバーするというのが基本セオリーですから、手軽なところから使い始めて、少しずつ選択肢を広げていきましょう。
ブックメーカーのアメフトベッティング総括
スポーツベッティングの業界において、アメフトは、アメリカを中心に世界中からベッターが賭けているメジャースポーツの一角です。集まるベット額もケタ違い。
ギャンブルの対象となるリーグや大会こそNFLやNCAAなど限られますが、試合ごとのオッズの種類はサッカーの賭けやバスケの賭けに劣らず多彩。優勝予想やMVP予想などのアウトライトから、各試合ごとの勝敗・スコア・タッチダウン数の予想までアメフトファンの心をくすぐる賭け方がいろいろあり、少額でも投資しておけばこれまで以上に応援に熱が入るでしょう。
NFLのシーズン期間は、8月のプレシーズンマッチ開始から2月第1週日曜日のスーパーボウルまで約半年間。9月から12月または1月上旬までレギュラーシーズン、1月中旬からポストシーズン(プレーオフ)でワイルドカード、ディビジョナルラウンド、カンファレンス王者決定戦、プロボウル(オールスターゲーム)がおこなわれ、スーパーボウルでチャンピオンが決まります。
この期間中は各ブックメーカーで大量の賭けが出ますから、NFL公式サイトや各チームのサイト、ニュースなどで情報を集めながら予想を立ててお楽しみください。
当ページの情報は随時アップデートしていきます。アメフトベッティングを始める、満喫する際の参考になれば幸いです!