ブックメーカーではF1(Formula One)、モトクロス(Motocross)、ナスカー(Nascar)、ラリー(Rally)などモータースポーツも賭けの対象であり、なかでもF1は多くのファンが注目するマーケットとなっています。
このページでは、ブックメーカーでのF1の賭け方やオッズの種類などF1ベッティングの詳細について解説しています。モータースポーツへの賭けに関心がありましたら、はじめる際のガイドとしてお役立て下さい!
このページの内容
ブックメーカーで賭けられるF1の大会・レース

まったくご存知でない方に、まずF1の競技としての概要をご説明します。
F1(F1世界選手権)は毎年3月から11月末までに世界各国20前後でグランプリ(レース)が開催されます。(2019年は21ヶ国で開催)その各グランプリの成績に応じてチャンピオンシップ・ポイントが与えられ、年間の獲得ポイントの総計によってドライバーと車体製造者(コンストラクター)のそれぞれのシーズン王者が決まります。
チャンピオンシップポイント
グランプリの順位に応じて得点を加算
1位:25点
2位:18点
3位:15点
4位:12点
5位:10点
6位:8点
7位:6点
8位:4点
9位:2点
10位:1点
上記は2015年からのポイント方式です。また、2019年からはファステストラップポイント(決勝で最速ラップを出したドライバー)は1ポイント追加。ただし上位10位以内に入賞していることが獲得条件。
F1は、ドライバーとコンストラクターが1つのチームとしてグランプリに臨みます。その両方にチャンピオンの称号が与えられるという点が、他の競技とは違うモータースポーツならではの特徴です。
チームは、10のコンストラクターにドライバーが2名ずつ所属します。つまり20チームの参戦です。例えばコンストラクターのメルセデスには、ルイス・ハミルトンのチームと、バルテリ・ボッタスのチームがあります。レッドブルにはマックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンの2チーム、という具合。
グランプリの開催地
開催地はシーズンによって変更されることがありますが、2019年は、オーストラリア、バーレーン、中国、アゼルバイジャン、スペイン、モナコ、カナダ、フランス、オーストリア、イギリス、ドイツ、ハンガリー、ベルギー、イタリア、シンガポール、ロシア、日本、メキシコ、アメリカ、ブラジル、アブダビ(UAE)でした。
各国のファンにとって、自国開催時はお祭り騒ぎ。鈴鹿(三重)での日本グランプリは日本人ファンにとって最大の注目レースです。(写真はメインストレート前のV2席からの眺め)
各グランプリの競技フォーマット
各グランプリは一発勝負ではなく、金曜日にフリー走行(テスト)、土曜日に予選(Q1~Q3の3回)、そして日曜日の午後から決勝が行われます。(天候や日程の関係で予選が日曜の午前になることもあり)
予選はタイムアタック式。Q1~Q3までの3段階に別れていて、各チームがベストタイムを狙います。まず全チームがQ1で走行し、成績下位5チームが脱落します。そしてQ2で残りのチームが再度挑戦し、下位5チームが脱落。最後にQ3で残った10チームがタイムを競い、その成績によって決勝のスタート位置(グリッドポジション)が決まります。予選1位はポールポジション(もっとも前)を獲得でき、スタート位置は最終結果にも大きく影響してくるため、予選から見逃せません。
競技の概要まとめ
- 毎年世界各国でグランプリが開催される(3~11月末に20ほど)
- 各グランプリの結果に応じて年間チャンピオンを決める
- ドライバーとコンストラクターの両方のチャンピオンを決める
- 参戦は20チーム
- 各グランプリではフリー走行、予選、決勝がある
競技としての全体像のご紹介はこのぐらいにしておきます。
で、ここからが本題です。ブックメーカーでは、F1の各グランプリごとの結果に関することおよびシーズン全体のチャンピオン予想という2つの切り口から賭けることができます。
基本的に全グランプリが賭けの対象。しかも、単純に決勝の結果予想だけではなく、フリー走行や予選の結果も対象です。20種類近い賭けの切り口がグランプリごとに用意されます。
ブックメーカーで賭けられるF1の主なオッズ
ということで、ここからはオッズ・賭け方について具体的にご確認ください。
F1はウィリアムヒルをはじめほとんどすべてのブックメーカーにて賭けることができます。ウェブサイトにF1、Formula Oneなどの見出しがあるか、Motor Racingや自動車レースというカテゴリに入っていることもありますので、各サイトにてご確認下さい。
賭けられるオッズは、既述のとおりシーズン全体の成績が対象の年間チャンピオン予想と、各グランプリごとの細かなオッズの2種類に分けられます。
シーズン全体が対象のオッズ
(10betのシーズン優勝予想オッズの一部)
世界選手権のシーズン全体が対象のものは、ドライバーズ・ワールド・チャンピオンの予想オッズと、コンストラクターズ・ワールド・チャンピオンの予想オッズの2種類です。
シーズンの開幕前に用意され、シーズン中にも賭けることができます。グランプリごとの各チームの獲得ポイント状況に応じてオッズは変わっていきますが、自分が賭けた時点の倍率で払戻しです。気になるチームがあるならお早めにご確認を。
実際にどのような賭け方があるのかは、以下のページでご確認ください。
F1の2020優勝予想オッズ(ドライバー・コンストラクター)その他全賭けまとめ!
(2020年を例に、シーズン前のオッズについて全て解説)
本命外しの優勝予想もおもしろい
なお、近年はハミルトンとメルセデスの本命がほぼ固定されているため、「ハミルトンを除外したら誰が1位になるか?」「メルセデス以外なら?」という、本命外しの特殊オッズを用意するブックメーカーもあります。フェルスタッペンやルクレール、そのほかハミルトン以外推しのファンは要チェックです。
各グランプリが対象のオッズ
シーズン全体が対象のオッズはドライバーとコンストラクターの優勝予想にほぼ限られていますが、各グランプリごとのオッズは非常に多彩です。ドライバーが対象の賭け、コンストラクターが対象の賭け、そのほかグランプリにまつわる特殊なオッズなど、いろいろな賭け方が用意されます。
ドライバーが対象のオッズ
まず、ドライバー対象の賭けから代表的なものをピックアップしてみました。日本語ブックメーカーでは内容が簡単に理解できると思いますので、ここでは英語でのオッズ名に意味を添えて解説しています。
To Win Outright
グランプリ決勝の優勝予想オッズ。
Podium Finish
表彰台(ポディウム)にあがる(3位以内に入る)ドライバーの予想。
Fastest Rap
グランプリ決勝でのファステストラップ(最速ラップ)記録者の予想オッズ。
Fastest Qualifier
予選首位(ポールポジション獲得者)予想オッズ。
Top 6 Finish
賭けた選手が6位以内でレースを終えると的中。
Points Finish
賭けた選手が10位以内(チャンピオンシップポイント獲得圏内)でレースを終えると的中。
Fastest in Practice1
フリー走行最速ドライバー予想オッズ。
To be Classified
賭けたドライバーがレースを完走すると的中。
First Retirement Of Race
最初にリタイアするドライバー予想オッズ。
Combination Podium Finish
例えば「ハミルトンとフェルスタッペンが3位以内に入るか?」など、2人のドライバーを組み合わせて表彰台にあがるかどうかを予想する賭け。
Driver Specials
例えば「ハミルトンは最初にピットインするか?」や「ハミルトンは予選最速タイムかつ優勝するか?」など、ドライバーごとのさまざまな結果に対する賭け。
各グランプリごとに、これらのオッズに賭けることができます。
コンストラクターが対象のオッズ
コンストラクターが対象のオッズには、下記のようなものがあります。
Winning Car
優勝するコンストラクターの予想。メルセデスやフェラーリ、レッドブルなどの選択肢から選びます。
Qualifying Winning Car
予選首位のコンストラクターを予想する賭け。
First Constructor Retirement
賭けたコンストラクターが最初にリタイアすると的中。
その他の賭け方
Both Team Drivers To Be On Podium
両チームのドライバーが3位以内に入ると的中。(例えばメルセデスに賭けたら、ハミルトンとボッタスが揃って3位以内なら的中)
Both Team Drivers To Score
両チームのドライバーが10位以内に入ると的中。(例えばマクラーレンに賭けたら、サインツとノリスが10位以内なら的中)
Winning Nationality
優勝ドライバーの国籍予想
Number Of Classified Finishers
何台が完走するか
Grid Position Of Winner
スターティンググリッドのどの位置のドライバーが優勝するか
Winning Margin
1位と2位のタイム差をいくつかの選択肢から予想する賭け。
Safety Car
レース中にセーフティーカーの出動があるかどうか
YourOddsも見逃せない
ウィリアムヒルでは、プレイヤーからのリクエストに応じてオッズを提供する「#YourOdds(ユアオッズ)」というサービスがあります。F1の各グランプリにも非常にマニアックな選択肢が用意されるため、F1ファンは要チェックです。
例えば、この画像は2020年のイギリスGPのもの。結果はアルボン(8位)、ノリス(5位)、オコン(6位)だったため、3人がポイント圏内フィニッシュ@2.5倍のオッズは今回的中です。こうしたユニークな切り口のオッズに賭けておくとレースが一層おもしろくなります。
レース中にも賭けられます(F1ライブベット)
F1はレース中にも賭けることができます。これがレースを一層楽しめるスパイスにもってこい。賭けの種類は基本的に優勝予想、3位入賞予想、ファステストラップの3種類。
周回が進むごとにオッズはどんどん変化しますが、賭けた時点の倍率で払い戻しです。そのため、状況によっては思いがけない高配当が得られることも。(画像は2019年の日本グランプリのレース中のオッズ。現地観戦しながらライブで賭けていました)
ブックメーカーのF1への賭け解説まとめ
いかがでしょうか?ブックメーカーのF1の賭け方・オッズの種類についてイメージはできましたか?
まだブックメーカーを使ったことがない方は面食らったかもしれませんが、業界ではF1も賭けの対象として非常に人気です。
おさらいすると、賭けの対象を大きく分けたらドライバー&コンストラクターの年間優勝予想にまつわるものと、各グランプリの結果予想に関するものの2種類。
そして、各グランプリではドライバー、コンストラクター、レース中の特殊な事情が対象の3つの切り口で、さまざまなオッズが並びます。これらグランプリごとのオッズは随時アップデートされますので、次が迫ってきましたらサイトでご確認ください。
具体的に賭ける手順は説明不要なほど簡単です。特に日本語対応のブックメーカーでは迷うことはないと思います。
F1に賭けるならどのブックメーカー?
この点についてはユーザーの好みでわかれるところですが、レース前に賭けるならウィリアムヒルは外せません。オッズの種類が多く、さまざまな切り口で予想を楽しめます。
当サイト特別特典として、登録だけでフリーベットがもらえますから、まずはそれでリスクゼロでお試しください。
William Hillの解説
(オッズ多彩+限定ボーナスあり)
レース当日に準備&レースの途中で賭けるなら?
ライブベット(レース中の賭け)ならウィリアムヒルも良いですし、上の日本グランプリの例でご紹介した10bet Japanも手軽で使いやすいのでオススメです。
10bet Japanは登録〜入金までの準備が簡単で、レース直前やレース中に登録してもすぐに賭け始めることができます。こちらも当サイトの特典として登録だけでボーナスが支給されますので、ノーリスクでお楽しみを。
10bet Japanの解説
(準備&入金が簡単+限定ボーナスあり)
ニュースやデータサイトで各チームの状況をチェックしつつ、フリー走行&予選で調子を確認して優勝オッズに賭けてドライバーやコンストラクターと命運を共に。がっつり分析しながら、予想を立ててお楽しみください。
ちなみに私は事前の優勝予想やファステストラップ予想に加えて、毎回セーフティーカーの出動予想にも賭けるのがルーティンです(笑)あとはレースを観ながら状況に応じて優勝オッズや表彰台入り予想オッズへ賭けています。
当ページはF1に賭けるための入門書感覚で、お困りのことがあればプレーのお供としていつでも参考にお役立てください。新しい情報があれば随時追記していきます。
共にF1ベッティングを楽しみましょう!!