ブックメーカーの利用には、免許証、パスポート、政府発行のIDカードなどからいずれか一点が必要です。それは、利用中に本人確認(年齢確認)があるからです。(スポーツベッティングをはじめる前に気になることのページでも触れています)
このページでは、本人確認手続きを簡単に済ませるためのポイントをまとめて解説しました。ブックメーカーごとに手続きの流れは違っても、この要点さえ覚えておけばつまづくことないと思いますので、ブックメーカーの利用をはじめたばかりの方は参考にお役立て下さい。
このページの内容
ブックメーカーの本人確認手続きとは?
本人確認や年齢確認と聞くと「面倒だな」「情報は安全か?」など思ってしまうかもしれませんが、むしろ安全に安心してプレーしていくための手続きだとお考えください。ブックメーカーはギャンブルの機会を提供するものですが、お金を扱うという点で共通するFX口座や銀行口座の開設と同じ。アカウントを乗っ取られて勝手に賭けられたり、本人の意思ではない出金手続きなどのトラブルを回避する意味で本人確認があります。
本人確認のおおまかな流れ
本人確認の手順を簡単にまとめると
- 1. 確認書類を1つ手元に用意
- 2. 書類の写真を撮る
- 3. 写真を担当部署に送る
という3ステップです。詳しくは後述しますが、免許証やパスポートなどからひとつ用意し、それをスマートフォンやタブレット、あるいはデジカメなどで撮影し、その画像データを指定された担当部署のメールアドレス宛に送ります。すると数時間~2日程度で「完了しました」という通知が届きます。
またはブックメーカーによっては、アカウント管理画面内に本人確認用のページが用意されています。ページに書かれている案内に沿って手続きを進め、必要に応じて写真をアップロードします。
いつ本人確認があるのか?
本人確認を行うタイミングはブックメーカーによって違います。しかしたいていは、アカウント作成から数日以内にメールで通知されるかログイン時に画面上に表示されるか、あるいは初回出金時に求められます(出金申請するとメールが届く)。
基本的に確認手続きは一度きり。一度手続きすれば、何度も求められることはありません。しかし、例えば初回出金前に確認を済ませていても、100万円を超えるような高額出金を申請すると「本人の意思によるものか」を調べる意味で、もう一度確認を求められる場合があります。
おおまかな手続きの流れは、証明書を写真撮影してデータ化して担当に送る(メール添付か専用画面でアップロード)だけ。確認のタイミングは主に、初回出金前かアカウント作成から数日内。
確認書類の用意の仕方
ここからはもう少し具体的にみていきましょう。
対応する書類
すでに述べているとおり、確認に使えるものは免許証、パスポート、政府発行のIDカードなどがあります。これらのうちいずれか1点をご用意下さい。(画像は、ピナクルの証明書のアップロード画面)
証明書の写真撮影・データ化の方法
ここが一番のポイントです。とは言え、決して難しくはありません。
証明書をテーブルに置き、スマートフォンやデジカメを用いて真上から全体を撮影します。このとき、四隅が写真内におさまっていること、鮮明な状態(文字が読める)である必要があります。角の一部が欠けていたり、光の反射で文字が読めなくなっていないかご注意下さい。免許証であれば裏表(送るのは表面だけで構わないこともありますが、念のため両方撮る)、パスポートやIDカードなら顔写真が載っているページを撮影します。(画像は日本の免許証の撮影例。免許証以外のIDカードでも、この例と同じように撮影してください)
画像データは「jpgやpng形式のファイル」でないといけないという条件もありますが、スマホやデジカメで撮った写真は基本的にjpgファイルなので、特に気にすることはないでしょう。
四隅がしっかりおさまっていること、文字が読めること、jpgやpng(ブックメーカーが指定するファイル形式)であること、ポイントはこの3つ。
スマホorパソコンどちらで手続きする?
普段スマートフォンでブックメーカーにアクセスして賭けているなら、その端末から本人確認ができるため、スマホで撮影した写真データをそのまま添付または専用画面で送信できます。しかし普段デスクトップ(パソコン)でプレーしているなら、スマホやデジカメで撮った写真をデスクトップに移動させる(パソコン内に保存する)必要があります。
この場合はクラウドサービスを使うと簡単ですが、アナログなやり方で写真データを移し替える方法もあります。具体的には、スマホで撮った写真をメールに添付し、そのメールを自分自身のGmailやyahooのメールアドレス宛に送ります。そして、パソコンからメールボックスを開いて自分のスマホから送られてきたメールを確認、添付された写真を保存してください。デジカメなら、写真データが入ったメモリーカードをパソコンに挿入して、必要な画像を移し替えるだけです。
担当部署へのメールの送り方と雛形
写真データの準備が済めば、もう半分は終わったようなもの。あとはその写真データをしかるべき場所に送るだけです。
メール添付なら、指定されたメールアドレス宛に送信します。この際、ブックメーカーのアカウント作成時に登録したメールアドレスから送ること、メールの文面に名前やユーザー名なども書いておくこと、この2点を覚えておいてください。
こちらは、日本語非対応(英語のみ)のブックメーカーへメールで確認依頼を送る際のサンプルです。()は意味
件名:Request of verification(確認依頼)
↓以下本文
Dear customer support,
(担当者様)
I'm Taro Yamada.
(私は山田太郎です)
My account username is "taro777".
(私のユーザー名はtaro777です)
I send you an email with photo data of my identification document for account varification.
(アカウントの確認のため、本人確認書類の写真データをメールでお送りします)
Please find attached a file.
(添付ファイルをご確認下さい)
Kind regards,
(敬具)
Taro Yamada
taro1234@gmail.com
↑ここまで
かなりシンプルに書いていますが、これでも十分です。この雛形のまま使うなら、太文字のところはあなたの情報に変えてください。日本語対応のブックメーカーなら、日本語で普通にメールを送っても大丈夫。
アカウント画面内の本人確認専用ページでアップロードする場合は、このようなメールの送信はありません。案内に沿ってアップロードしてください。
本人確認が済むと通知が届きます
手続きが終わって書類が受理されると、完了通知が届きます。もしも書類に不備がある場合(四隅が欠けている、不鮮明な箇所がある等)、改めて送ってくださいという連絡がきます。その際は、再度写真を撮って送ってください。
ブックメーカーの本人確認方法まとめ
いかがでしょうか? ブックメーカーの本人確認の要点はご理解いただけましたか? 文章にすると長ったらしくなってしまいますが、手続き自体はとても簡単です。ブックメーカーごとに「メール添付で送る」か「専用画面でアップロード」かの形式の違いはありますが、対応する証明書を1つ用意し、スマホやデジカメで写真撮影してデータ化という作業は共通しています。そして一度証明書の写真を撮っておけば、他のブックメーカーでもそのデータを使いまわせるので何度も撮影する必要はありません。
ただし、例えば引っ越して住所が変わったり結婚して姓が変わり、その新しい情報でアカウント登録した場合は、古い証明書では情報が一致しないため、新しいものを撮影しなおす必要があります。
アカウント開設後や初回出金前に本人確認を求められた場合は面倒くさがらずサッと手続きを済ませ、アカウントの安全性を保ったうえで賭けをお楽しみ下さい。