スポーツベッティングをしばらく休憩したいと思ったとき、選択肢は2つあります。ひとつはアカウントをそのまま置いておく、もうひとつは退会申請(辞める)です。このページでは、それら2つの方法についてまとめました。
ブックメーカーのアカウント維持費とは?
どのブックメーカーも、アカウントの作成は完全無料です。そして、使用中は何の費用もかかりません。月額費用は皆無です。
一方で、長いあいだログインせずにアカウントを放置していると"Inactive(またはDormant) account fee = 休眠アカウントのための維持費"なるものが発生し、アカウントに残高があれば一定のタイミングで徴収されることがあります。
(ウィリアムヒルのFAQ画面より)
もちろん、徴収前には事前連絡が届きます。このような措置があるのは、簡単に言えばブックメーカーがあなたに「アカウントを使ってほしい(賭けてほしい)」ため。あるいは、大手ブックメーカーは世界中に何百万人とプレイヤーを抱えているため、サーバー上でデータを管理するコストをまかなっているのかもしれません。
具体的には、「半年間1度もログインしなければ、残高があれば€5徴収します」「残高があって1年間1度もログインが無ければ、それ以降1ヶ月ごとに€2相当額を引き落とします」などのルールが決められています。(このような費用がないブックメーカーもあります)
ここで重要なのは、たとえ費用がかかるブックメーカーであっても、アカウントを空っぽにしておくと1円も取られないということ。
維持費が設定されていること自体に抵抗を感じるかもしれませんが、実質的には何の負担もありません。
ポイント
一定期間アカウントを放置すると、管理費として手数料が課金されることがある。しかし使用をやめる前に残高をカラにしておけば取られないし、たまにログインすれば徴収を回避できるため、ほぼ気になることはありません。
完全にやめるならアカウントの閉鎖・退会手続きを
ブックメーカーの利用やスポーツベッティングを完全にやめてしまうなら、アカウントを閉鎖することもできます。アカウントを閉鎖すれば、基本的にはもう同じユーザー名とパスワードで今までのようにログインすることはできません。
退会手続きの具体的な手順は、ブックメーカーによって異なります。
たいていは、アカウント管理画面内に閉鎖に関する記載があります。具体的な例をひとつ挙げると、ウィリアムヒルでは「ログイン⇒アカウント管理画面⇒アカウント・コントロールをクリック⇒アカウントの閉鎖⇒閉鎖に伴う残高の扱いなどを確認し、パスワードを入力して確定」という流れとなります。
残高があれば、退会前に引き上げておくのをお忘れなく。
最近は、ライブチャットから申請できるサイトも多いので、最初にサポートにご連絡ください。
スポーツベッティングをしばらく休みたいときの対応まとめ
いかがでしょうか?ブックメーカーからしばらく離れたいなら、残高をカラにしてアカウントを置いておく(残高が無ければ管理費もタダ)か退会する(完全にアカウント削除または一時的に休眠させる)という2つの選択肢があります。
前者はただ放置するだけ、後者なら手続きが必要です。(管理画面から申請、またはブックメーカーによってはサポートに連絡します)
私はこれまで100以上のブックメーカーのサイトに登録してきたため、普段使っていない休眠アカウントがいくつもあります。それらはすべて残高をカラにしているため、維持費を徴収されたことはありません。放っておいても問題はなく、良いボーナスプロモーションが出た時やビッグイベントの際に入金して使っています。
スポーツベッティングへの取り組み方は、プレイヤーによってさまざまです。
毎日頻繁に賭ける人もいれば、週に2~3回の人、好きなチームや選手の試合だけ、など十人十色。あるブックメーカーのアカウントマネージャーの話では、特定の大会だけ年に数回賭けるためにアカウントを作るプレイヤーもいるそうです。
そのような使い方だと、ほとんどの期間アカウントを放置することになります。ですが、たまにログインしたり触っていれば問題なし。私自身も、10年以上前に作ったアカウントでも問題なく使えています。
「だんだんとログインしなくなった」「しばらく休む」などスポーツベッティングへの関心が薄れたり使用頻度が減ってきたら、まず残高を回収。そして、アカウントを閉鎖しないのであればユーザー名とパスワードを忘れないよう控えておいてください。