ブックメーカーを一度も利用したことがないと、入金はどうするの?賞金はちゃんと引き出しできるの?と気になりますよね。
結論から言えば、基本的なルールや方法を理解しておけば何の心配もありません。安心して資金を投入し、勝った利益は問題なく出金できます。
このページでは、ブックメーカーとの資金のやりとりについての基本的な理解や、手元からブックメーカーのアカウント内へ資金が移動する流れを、イメージしやすいよう図を交えながら解説しました。プレーを始めるにあたって抱く「ブックメーカーへはどうやって入金するのか?」という疑問や、プレー中に「資金の引き出し方は?」と気になった際の解決にお役立て下さい。
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このページの内容
ブックメーカーとの入出金の基本的な理解
最初に、資金のやりとりについて前提となる知識からご説明します。
まず知っておきたいのは、ブックメーカーの各サイトはいくつも入出金手段を用意しているということ。
それは、国ごとに使える手段が異なるため、そしてまた状況によっても最適な手段が異なるためです。
ネット上にあるブックメーカーとの資金のやりとりには、主に以下のような手段を用います。
- クレジットカード各種(入金)
- デビットカード各種(入金)
- 銀行振込(入出金)
- 仮想通貨各種(入出金)
- ネット口座各種(入出金)
- バーチャルプリペイドカード(入金)
- その他の仲介サービス各種(入出金)
ただし、世界中の誰もがどの手段でも自由に使えるというわけではありません。ブックメーカーごとに、国や地域ごとに、そして状況によって使えるものは違います。
入出金手段は"3つの要素"で都度変わる
(ネッテラー撤退のお知らせ)
例えば、あるブックメーカーが「当社は●●というネット口座で入金できます」としていても、プレイヤー(あなた)が登録した国・地域でそのネット口座が利用できなければ入出金できません。
具体的には、日本ではネッテラー(NETELLER)というネット口座がブックメーカーとの代表的な入出金手段として利用されていましたが、2016年9月にサービスを撤退し、使えなくなりました。
しかし、イギリスをはじめ欧州諸国では依然として一般的な入出金方法として使われています。
また、別のブックメーカーで「当サイトはJCBのクレジットカードで入金できます」としていても、そのサイトが導入している決済システムが、お手持ちのカードに非対応(たとえJCBマークが付いていても、システムが弾くことがある)の場合は、そのカードは入金に使えません。こうなると、別のカードかほかの手段を試すことになります。
または、あるブックメーカーで入金に成功したJCBカードを持っているものの、新たに使おうとしたブックメーカーのサイトはそもそもJCB非対応かもしれません。
さらに、タイミングによってはブックメーカー側から「弊社ではメンテナンスの関係で一時的にこの手段で入金ができません」と制限がかかることもあります。
その時々で最適なものを利用する
要するに、ブックメーカーとの入出金にはいろいろな方法があるけれど、「使うブックメーカー」「使う手段」「使うタイミング」によってベストな選択は違うということです。
これがブックメーカーのウェブサイトとの資金のやりとりの一番の肝心なところ。ちょっと回りくどい表現でしたが、どの国に住んでいてもスムーズに参加できるように、根本的なところをまず解説しました。
ネットギャンブルの世界は日々進化しているため、以前まで使えていたものがサービスを辞めたり、代わりに新しい手段が使えるようになったり、ということがよくあります。
しかし、信頼できるブックメーカーを使う限り入出金の方法が変わっても資金は安全にやりとりできるのでご安心ください。
それは、怪しい決済手段の導入はブックメーカー側にも顧客の信用を損なうリスクがあり、大手ブックメーカーでは信頼性の高い決済手段しか採用しないためです。
日本人に使いやすいブックメーカーとの入出金手段は?
このような前提を踏まえて、現時点で日本人ユーザーに使いやすい主な入金手段・出金手段を以下にまとめました。
主な入金手段 | クレジットカード・デビットカード 銀行振込 仮想通貨(ビットコイン・その他) ネット口座(エコペイズなど) |
---|---|
主な出金手段 | ネット口座 銀行振込 仮想通貨 |
以下、いくつかの日本語対応人気ブックメーカーの入金と出金のパターンを挙げました。
賭けリンの入出金
賭けリン
対応入出金手段
カード各種 銀行振込 仮想通貨 エコペイズ スティックペイ マッチベター ジェトン ベガウォレット
賭けリンの入出金パターン | |
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パターン.1 | カード(VISA/Mastercard/JCB/Diners)で入金 → エコペイズ、仮想通貨など好きな選択肢で出金 |
パターン.2 | エコペイズで入金 → エコペイズに出金 |
パターン.3 | スティックペイで入金 → スティックペイで出金 |
パターン.4 | 仮想通貨(BTC、ETH、LTC、BSV、TRX、USDT)で入金 → 仮想通貨の取引所やウォレットに出金 |
パターン.5 | マッチベターで入金 → マッチベターに出金 |
パターン.6 | 銀行振込で入金 → 銀行振込で回収 |
パターン.7 | マッチベターで入金 → マッチベターに出金 |
パターン.8 | ベガウォレットで入金 → ベガウォレットで出金 |
パターン.9 | ジェトンで入金 → ジェトンに出金 |
賭けリンは入出金手段が非常に豊富。資金管理が柔軟で、使いやすい入門的ブックメーカーです。
Sportsbet.ioの入出金
スポーツベットアイオー
対応入出金手段
銀行振込 仮想通貨
Sportsbet.ioの入出金パターン | |
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パターン.1 | 仮想通貨(BTC、ETH、LTC、USDT、XRP、ADA、DOGE、USDT、TRX、BNB、BUSD、TON)などを送金 → どこにでも出金可 |
パターン.2 | 日本円の銀行振込 → 銀行振込で出金 |
パターン.3 | BTCをPaxful(外部業者のサイト)で購入して入金 → どこにでも出金可 |
スポーツベットアイオーは、日本人プレイヤーから圧倒的支持を集める人気ブックメーカー。仮想通貨メインですが、日本円の銀行振込にも対応。
bet365の入出金
bet365
対応入出金手段
クレジットカード エコペイズ 国際送金
bet365の入出金パターン | |
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パターン.1 | エコペイズで入金 → エコペイズに出金 |
パターン.2 | カード(VISA/Mastercard)で入金 → エコペイズに出金 |
パターン.3 | 国際送金で入金 → 国際送金で出金(ほぼ使いません) |
bet365は、世界最大かつ最高峰のブックメーカーです。日本の場合、日本で発行されたクレジットカードは決済システムで弾かれることが多いため、入出金手段は基本的にエコペイズを使います。
William hillの入出金
ウィリアムヒル
対応入出金手段
クレジットカード VISAデビットカード エコペイズ マッチベター 銀行振込(出金)
ウィリアムヒルの入出金パターン | |
---|---|
パターン.1 | エコペイズで入金 → エコペイズに出金 |
パターン.2 | マッチベターで入金 → マッチベターに出金 |
パターン.3 | クレジットカード(Mastercard)で入金 → 銀行振込で出金 |
パターン.4 | デビットカード(VISA/Mastercard)で入金 → 銀行振込で出金 |
ウィリアムヒルは、日本人にも昔から人気の初心者から熟練まで長く使える老舗ブランドです。入出金手段はエコペイズが基本。マスターカードのクレジットカードおよび、マスターかVISAのデビットカードを用いた場合、銀行振込でも出金可。
Pinnacleの入出金
ピナクル
対応入出金手段
仮想通貨 エコペイズ マッチベター 銀行振込
ピナクルの入出金パターン | |
---|---|
パターン.1 | エコペイズで入金 → エコペイズに出金 |
パターン.2 | 仮想通貨(BTC、LTC、USDT)で入金 → 取引所やウォレットに引き出し |
パターン.3 | マッチベターで入金 → マッチベターに出金 |
パターン.4 | 銀行振込で入金 → 銀行振込で出金 |
ピナクルはプロベッターからの評価No.1の本格派スポーツブックです。エコペイズまたは仮想通貨の入出金が簡単。(アカウントを日本円で使用しているユーザーのみ、銀行振込を使用可)
1xbetの入出金
ワンバイベット
対応入出金手段
銀行振込 仮想通貨 エコペイズ マッチベター スティックペイ ジェトン アイウォレット
ワンバイベットの入出金パターン | |
---|---|
パターン.1 | エコペイズで入金 → エコペイズへ出金 |
パターン.2 | スティックペイで入金 → スティックペイに出金 |
パターン.3 | 銀行振込で入金 → 銀行振込で出金 |
パターン.4 | 仮想通貨(20種類以上対応)で入金 → 取引所やウォレットへ出金 |
パターン.5 | ジェトンで入金 → ジェトンで出金 |
パターン.6 | アイウォレットで入金 → アイウォレットで出金 |
パターン.7 | マッチベターで入金 → マッチベターで出金 |
1xbetはオッズの種類が豊富なエンタメ型ブックメーカーです。エコペイズ、銀行振込、スティックペイ、多様な仮想通貨で入出金可能です。
betwayの入出金
ベットウェイ
対応入出金手段
クレジットカード 銀行振込 エコペイズ マッチベター マイフィニティ
ベットウェイの入出金パターン | |
---|---|
パターン.1 | エコペイズで入金 → エコペイズへ出金 |
パターン.2 | カード(VISA/Mastercard)で入金 → エコペイズに出金 |
パターン.3 | 銀行振込で入金 → 銀行振込で出金 |
パターン.4 | マイフィニティで入金 → マイフィニティへ出金 |
ベットウェイは、全世界でサービスを提供するグローバルブランドブックメーカーです。エコペイズ、銀行振込などを使用できます。
人気の日本語ブックメーカーのなかから、賭けリン、スポーツベットアイオー、ウィリアムヒル、Bet365、ピナクル、1xbet、ベットウェイ、の主な入金と出金の組み合わせをまとめました。
随時更新していますので、「いま各ブックメーカーではどんな入出金パターンがあるのか」と気になった際は、いつでも戻ってきてご参照ください。
クレジットカード・デビットカードを利用した入出金
これ以降は、さらに突っ込んだ入出金手段ごとの資金の流れや補足知識をまとめた情報となります。
はじめての方は、入出金の理解を深めるためにご確認ください。
クレジット・デビットカード利用時の資金の流れ
最初は、クレジットカード・デビットカードでブックメーカーと入出金するパターンから解説します。
クレジットカードやデビットカードは、もっとも手軽な入出金手段です。
利用できるカードブランドはVISAとMastercardで、最近はJCB対応も増えてきました。あとは、ごく稀にアメックスやダイナースが使えるサイトもあります。
入金は、ブックメーカーのサイト上でおこないます。上の画像は、ウィリアムヒルのクレジットカード入金画面。
レイアウトやデザインはサイトごとに違いますが、入力内容はどこでも同じです。
・入金希望額
・カード番号
・有効期限
・名義人
・セキュリティ番号(カード裏面の3ケタの数字)
を打ち込むだけ。
確定を押して承認されたら瞬時にアカウントに資金が入るため、すぐに賭けることができます。
カードを使って入金した際の出金は、銀行振込やネット口座(後述)への払戻しなど、いくつかの手段から選べます。
クレジットカード利用時のプレーの流れ
- カードでブックメーカーに入金
- 賭ける
- ネット口座に出金/銀行送金
ネット口座に出金したあとは、口座が対応する方法(銀行振込や、専用カードによるATM出金)などで最終的に現金化
カード入金のメリットや注意点
カードによる入金は、手軽にプレーを始められるという点が最大のメリットです。
すぐに資金を入金できるため、賭けたい試合まで時間がなかったり、ネット口座に資金が無い(またはネット口座をまだ開設できていない)際でも入金可。
しかし、ブックメーカーが採用している決済システムが自分のカードに対応していない場合は入金できません。
確定ボタンを押したあとにエラーや入金失敗と表示された場合はその可能性が高いため、別のカード・別の手段をお試しください。(単に入力ミスかもしれませんので、確定前に再チェックの習慣を)
カードが使用できる主なブックメーカー
クレジットカードが使用できる主なブックメーカーは、賭けリン、20bet、遊雅堂、Pinnacle、カジ旅、Lilibet、Betway、WilliamHill、などがあります。(随時更新します。各サイトの使い方は、当サイト内のレビューページをご覧ください)
銀行振込を使った入出金
最近は、銀行振込(ネット振込)でダイレクトに入出金できるブックメーカーも増えてきました。
銀行振込が使えるブックメーカーのサイトで入金申請をおこなうと、振込先の口座情報が提示されます。あとは、その口座にネットバンキングやATMから振り込むだけ。
着金までの所要時間は、早ければ30分程度。
あるいは、スポーツベットアイオーやカジ旅など「即時送金」というタイプの決済システムを導入しているブックメーカーであれば、手続きの途中で振込作業をおこなうため、完了時点でアカウントに資金が届きます。
引き出しは、入金に使った口座情報を入力して出金申請します。着金の目安は、翌日か1~2営業日です。
銀行振込利用時の資金の流れ
- 銀行振込でブックメーカーに入金
- 賭ける
- 銀行振込で出金
とにかく簡単。
どのブックメーカーで銀行振込が使えるか、最低入出金額や具体的な流れは、銀行振込が使えるブックメーカーまとめ|振込入金・振込出金の実例付き解説をご確認ください。
仮想通貨(ビットコイン等)を使った入出金
さて今度は次世代の入出金方法についてご紹介します。
2015年ごろからは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など、各種仮想通貨で入出金できるブックメーカーも増えてきました。
持ったことがない、使ったことがないと「ややこしそう」という印象は否めませんが、使ってみると思いのほか便利です。
仮想通貨を使った資金の流れ
例えばビットコインを入出金に使用するなら、流れのおおまかなイメージは上図のようになります。
そもそもの話として、ビットコインは仮想通貨(暗号資産)取引所と呼ばれるサイトで買います。
取引所は証券口座やFX口座のようなもの。
銀行振込で日本円を入れて、その時のレートで好きな量だけビットコインに交換します。
コインを手に入れたら、ブックメーカーへ送金。プレーを楽しんだら賞金をもとの取引所や任意ウォレットに送金し、好きなタイミングで引き出します。
ビットコイン利用時の資金の流れ
事前にビットコインを買うための取引所で登録などの準備
- 取引所で日本円をビットコインにかえる
- ビットコインをブックメーカーに送る
- 賭ける
- ブックメーカーから取引所などへ戻す
- 最終的に取引所から銀行送金で現金化
仮想通貨にせよ、ネット口座と資金の流れはほとんど同じです。
一方、儲かった賞金は世界中どの取引所やウォレット、ネット口座にでも送ることができるため、回収の柔軟性としては既存通貨に比べてケタ違い。
ビットコイン入出金の解説
ブックメーカーにおける仮想通貨の取り扱い(仮想通貨対応ブックメーカー、各サイトごとに使える仮想通貨)に関しては、ビットコインブックメーカー総合ガイド|仮想通貨対応サイトや入出金の詳細解説にて詳しくまとめていますので、あわせて参照ください。
E-wallet(ネット口座)を利用した入出金
次は、ネット口座を使ったブックメーカーとの入出金についてご覧ください。
E-wallet(イーウォレット)とは、インターネット上の電子マネー口座です。要するにネット上の財布のようなもの。
ブックメーカーとの入出金手段として、Skrill(スクリル)、Neteller(ネッテラー)、Ecopayz(エコペイズ)、Paypal(ペイパル)などのいろいろなネット口座が世界中で広く利用されています。
しかし、それぞれサービスを提供している国や地域が異なります。
すでに触れましたが、ネッテラーは日本ではブックメーカーの入出金に使えなくなりました。そして、スクリルもネッテラーと親会社が同じで、同時期に日本では利用不可になっています。
Paypal(ペイパル)はネットショッピングなどでは日本でも使えますが、ブックメーカーとの入出金利用は原則不可。主にイギリスや一部の地域でのみ使えます。
現在は、既述のエコペイズ、スティックペイ、ジェトンなどが日本人ユーザーに使いやすい手段です。
ネット口座による入出金の資金の流れ
上でご覧いただいた図は、ネット口座を使ってブックメーカーと資金をやりとりするイメージです。
口座はいわばプレイヤーとブックメーカーの入出金の仲介役。
手元の資金を口座に入れて、口座から各サイトへ送金します。そして稼いだ賞金をサイトから口座に戻し、口座から引き出して現金化します。
ネット口座利用時の資金の流れ
利用前に口座開設や本人確認
- ネット口座に入金
- 口座からブックメーカーへ送金
- 賭ける
- ブックメーカーから口座へ出金
- ネット口座から引き出す
最終的な現金化は、銀行振込・ATMから引き出しなど。使用するネット口座によって方法は異なります。
使いたいネット口座で会員登録と本人確認手続きをして、準備が整ったら利用開始です。
ネット口座に資金を入金し、ブックメーカーに送る
口座への入金には、銀行送金や仮想通貨などが使えます。
ネット口座からブックメーカーへの送金は瞬時なので、準備さえ済ませたらカード入金と同じくすぐにプレーできます。
ブックメーカーからネット口座に送り、賞金回収
ブックメーカーからネット口座への引き出しも入金と同じように簡単。
ブックメーカー側でアカウント残高の引き出し申請をおこない、問題なければ数分〜数時間でネット口座に戻ってきます。
そして最後に口座から手元に回収する際は、銀行送金や、口座に付帯したプリペイドカードなどでATMから出金します。
ATMで使えるカードを発行しているネット口座であっても、「お住いの国は非対応」と制限がかかっている場合もあるため、利用可否はケースバイケースです。(具体的には、エコペイズは2018年8月まで日本のユーザーにもカードを提供していましたが、停止となりました。その代わり銀行振込で簡単に回収できるため、利用自体は困りません)
ネット口座利用のメリットや補足
ネット口座は、複数のブックメーカーとの資金のやりとりを一括管理するのに便利。
また、bet365をはじめいくつかの老舗ブックメーカーは銀行振込や仮想通貨による直接の入出金ができません。そうしたサイトを利用する場合は、エコペイズが必須となります。
入出金に便利なネット口座
ブックメーカーとの入出金・資金管理のために用意しておきたい主なネット口座をピックアップしました。
エコペイズ(Ecopayz)
エコペイズはブックメーカーとの入金・出金に幅広く使えるネット口座です。William Hill、Bet365、Betway、Pinnacleなど老舗ブランドブックメーカーを筆頭に、賭けリン、カジ旅、遊雅堂、1xbetなど主要な日本語ブックメーカーがほぼ対応しているため、利用必須。
スティックペイ(Sticpay)
スティックペイは仮想通貨のウォレット機能もついたネット口座です。ビットコインやイーサリアムなどを送金して、そのまま保有しておくこともできます。口座への入出金は銀行振込がメイン。
マッチベター(MuchBetter)
マッチベターは入出金に使えるモバイルアプリ。仮想通貨で入金し、出金は仮想通貨、銀行送金など。
バーチャルカードを利用した入出金
ここまでは大丈夫でしょうか?覚える必要はありませんから、ザッと読んでいって下さいね。
次はバーチャルカードを使った入出金についてご覧ください。
バーチャルカード(バーチャルプリペイドカード)とは、簡単に言えばインターネット上にある架空のカードのようなものです。
ブックメーカーとの決済に使用される代表的なものにAstropay(アストロペイ)やPaysafecard(ペイセーフカード)などがあります。(注:アストロペイは2022年に日本から撤退)
バーチャルカード利用の流れ
バーチャルカードによる資金の流れ
利用前にバーチャルカード作成や本人確認
- バーチャルカードに資金をチャージ
- バーチャルカードからブックメーカーへ送金
- 賭ける
- ブックメーカーからバーチャルカードへ資金を戻す
- バーチャルカードの残高を銀行送金などで手元へ引き出す
バーチャルカード発行サービスで会員登録を済ませたら、指定の方法で資金を入金。その資金で、バーチャルカードを購入(生成)します。カードができましたら、対応ブックメーカーにて普通のクレジットカードのように使用します。
つまり流れはネット口座とほとんど一緒です。
ただし、バーチャルカードはあくまでネット上にある"クレカの代わりになるカード"のようなもの。基本的には入金にのみ使用でき、儲かった賞金はネット口座や振込などで回収します。
その他の入出金手段
これらのほかには、国際送金、小切手、疑似的なネット口座(資金を一度ポイントに換金してやり取りするベガウォレットなど)、いろいろな方法あります。
国際送金や小切手は、もはや旧時代の入出金手段。着金までに数日かかるうえ手数料も他に比べて高額なため、ほぼ使いません。
ブックメーカーの入出金に関する2つのルール
いかがでしょうか?
ここまでの解説で、クレジットカード、ネット口座、銀行振込、仮想通貨、バーチャルカード等による入出金の流れはなんとなくイメージできましたか?
これらがブックメーカーと資金をやりとりの主なパターンです。
なんとなくでも把握しておけばプレーしやすくなると思いますので、初心者の方は何度か見返してご確認ください。
さて、ご覧いただいたパターンを踏まえて、あと2つ基本的なルールを追加でお伝えします。
入出金手段の変更について
その1つ目は、入出金手段はいつでも変えられるということです。
「ブックメーカー側の都合で、それまで使えていた方法がダメになる場合もある」というのはすでにお伝えしましたよね。そのような変化が生じた際に、利用しているブックメーカー及び自分が住んでいる国から使える手段なら、何で入出金しても構いません。
例えば「最初はクレジットカードで入金していたけれど、ネット口座に変えた」「ネット口座も使っているが、仮想通貨も併用する」など。
変更する際は、単純にブックメーカーの入金画面で別の方法を選ぶだけです。
これ、当たり前の話ように聞こえますが、実は昔は「最初に使った手段でしか入出金できない、別の方法を使いたいなら問い合わせが必要」というサイトもあったんです。今でも、そうしたシステムの名残があるブックメーカーもいくつかあります。
入金元と出金先は基本的には同じ
このような面倒があるのは、もう1つの業界の重要なルールとして「入金元と出金先」は原則的には同じと決められているため。
その理由は、マネーロンダリング(資金洗浄)など犯罪に絡むのを予防するためです。
銀行振込で入金した場合、出金先は入金に使った口座となります。ネット口座も同じく。
クレジットカードで入金した資金は「カードで出金」ということができないため、エコペイズや銀行振込にて出金します。そのため、この基本ルールからは外れています。
それでも「どの口座へ出金するのか」を確認する意味で、一度はそのエコペイズ口座から入金を求められるサイトも多いです。
クレジットカードで入金してプレーしたあと、儲かった賞金を出そうと思ってエコペイズ口座を作り、いざ出金申請したら拒否された。
そんな時はこのパターンの可能性も高いので一度サポートにご確認ください。
入出金の2つのルール
- 入出金手段はいつでも変えられる
- 入金⇄出金は原則的には同じ場所へ
*仮想通貨は実質どこにでも送金できるため、ルールがあって無いようなもの。
ブックメーカーのサイト内で使う通貨単位と入出金手段の関係
あと、入出金からはほんの少し話が逸れますが、ブックメーカーでこれから会員登録しようとするなら以下も覚えておいてください。

ブックメーカーのサイトを利用するときは、会員登録する時に「サイト上の資金を表示する通貨単位」を、日本円、米ドル・ユーロ・英ポンドなどの選択肢から選びます。
例えば米ドルを選んだら、残高は米ドル表示となります。ユーロなら、この画像のようにユーロで表示されます。
最初に決める通貨単位は、原則として登録後に変更することができません。
例えばブックメーカーのアカウントを日本円(JPY)で作り、入出金に使うネット口座が米ドル(USD)だと、資金移動のたびに毎回為替の影響を受けて余計な為替手数料が発生することになります。ですから、これからブックメーカーもネット口座も登録するなら、通貨単位はあわせておくのが得策です。
ただし、この件についてもあくまで業界の古い原則。エコペイズ口座は複数の通貨で残高を管理できたり、スポーツベットアイオーは複数の通貨に対応していたり、ウィリアムヒルはエコペイズからの入出金で手数料を現金還元してくれたりと、いろいろ柔軟に変わってきています。
昔は、米ドルやユーロにそろえておいた方が手数料的には一番お得でした。ですが、今では状況に応じてそうでもないため、ブックメーカーのサイトで会員登録をする際に日本円が選択肢にあるなら、そのまま日本円でアカウントをご用意ください。
登録時の通貨について
ブックメーカーのアカウントは日本円登録でOK。ネット口座側も日本円対応が進んでいたり、複数通貨対応になったりしているため、こだわる必要はありません。(そもそも通貨単位が違っても普通にプレーできます)
ブックメーカーとの入出金方法まとめ
非常に長文となってしまいましたが、入出金手段ごとの流れやポイントはご理解いただけましたか?
改めて要点をまとめます。
- ブックメーカーはいくつもの入出金手段を用意している
- 利用サイト・居住国・タイミングによって最適な手段は異なる
- 入出金手段はいつでも変えることができる
- 入金元と出金先は原則同じでなければならない(最近は例外も多々)
- ブックメーカーのアカウント登録時は日本円でOK
- 入出金手段は時代と共に変わる。よってその時々で最適なものを使う
これからプレーを始めるなら
これからプレーを始めるなら、いくつかのブックメーカーでアカウントを作成したのち、必要に応じてネット口座や仮想通貨の取引所アカウントなどをご準備下さい。
もう先にこれらの入出金手段を持っているなら、改めて用意する必要はありません。
日本語対応のブックメーカーは日本人ユーザーのことを考えているため、資金のやりとりも簡単です。
入出金のしやすさという点で使用するブックメーカーを考えるなら、賭けリンとスポーツベットアイオーはビギナーにベスト。Bet365とWilliam Hillは入出金手段は限られますが、中身が良いので併用したいサイトです。
入出金関連について新しい情報があれば、当ページか個別のページで解説します。
改めて、長文お読みいただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。
あわせて「賭けの原則やオッズの見方」も予習されるなら、以下のページもお役立てください。
NEXT:ブックメーカーが提供する各種オッズに関する基礎知識
(オッズの基本的な仕組みと賭け方の種類など)
さらに、以下のページでは入出金に限らずプレー全体の流れをまとめているため、順を追って手続きいただくとすぐにプレーを開始できます。
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ブックメーカーの使い方・スポーツベットのやり方【すぐに始められる超入門解説】
ブックメーカーの始め方を解説した初心者ガイドのページです。ブックメーカーのサイト利用方法とスポーツベットのやり方について、基本の4ステップとなる登録方法・入金方法・賭け方・出金方法を順番に詳しく解説しています。すぐに賭けたい方や今日始めたい人はご活用ください。
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