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ブックメーカーのサッカーの賭け方・オッズの種類などサッカーベッティングガイド

ブックメーカーを使えば、世界中のサッカーに賭けることができます。

賭けの対象は、欧州サッカーはもちろん、Jリーグも、代表戦もすべて。各国のリーグ戦・カップ戦・国際大会の優勝予想から試合ごとの予想まで膨大な量です。

ブックメーカーを利用したサッカーベッティングは、一つのエンタメとして世界的に普及しています。試合観戦が今までより何倍もおもしろくなりますし、日々の情報収集にも力がはいります。「●●選手がゴールを決める!」や「今日は1-2で格下のアウェイが番狂わせ!」のような鋭い切り口の予想が当たって賞金を得たときの喜びは格別です。得られる賞金は数千円から100万円以上まで、予算次第。

このページでは、そんなブックメーカーのサッカーの賭け(サッカーベッティング)の概要・オッズの種類・サッカーの扱いが秀でたブックメーカーの情報を網羅して解説しています。「ブックメーカーでサッカーに賭けられる!?」「サッカーの賭けってどんなもの!?」と気になっている方は参考にご覧ください。

サッカーベッティングに適したブックメーカーは?

サッカーはすべてのブックメーカーで賭けの対象であり、どのサイトを使用しても楽しめます。そのうえで、オッズの種類、ライブの情報量、生中継の有無、使いやすさ(画面が見やすい、入出金が簡単)などの側面から考慮して、いくつかのサイトを併用することがオンラインサッカーベットの一般的な考え方です。

Sportsbet.ioStakeは利用が簡単でビギナーが始めやすく、仮想通貨による高額ベットも可能でハイローラーにも人気です。20betはサッカーの多くのリーグや大会の生中継を視聴可能。Bet365は入出金手段は限られますが、ライブデータ、オッズの種類はピカイチ。WilliamHillは特殊オッズ大量。各サイトの評価とスペックはブックメーカーランキングからご確認ください。

ブックメーカーのサッカーベッティングとは?

ブックメーカーのサッカー

ブックメーカーとは何かをこれまで一切知らなかったとしても、totoをご存知ならサッカーとギャンブルの組み合わせはなんとなく自然に受け止められるのではないでしょうか。最近は、サッカーの話題にブックメーカーオッズを絡めたニュースも増えています。「イギリスのブックメーカーが発表した今回のワールドカップ優勝オッズ、日本は◯倍です!」「今夜のチャンピオンズリーグの勝敗予想はxxが◯倍…」といった記事をご覧になったことありませんか?

ヨーロッパのサッカー観戦が好きなら、Bet365、Betway、WilliamHillなどの文字列(ロゴ)がブックメーカーの社名だと知らなくても、選手のユニフォームの胸、ピッチサイドのバナー広告、スタジアムの外壁などで、必ず一度は目にしているはず。利用しはじめてから試合をみていると、「あ、こんなところにもあのサイトの広告が!?」と、ブックメーカーがサッカーの世界でどれだけ身近な存在なのか再発見して驚くと思います。

ロンドンスタジアムのbetway広告

ブックメーカーは、あらゆるスポーツを賭けの対象としてギャンブルの機会を提供する合法的な事業者です。彼らのサイト上では、野球もテニスもバスケットボールも格闘技も、そのほかなんでも賭けることができます。そのなかでサッカーは最大のマーケットであり、ほかのスポーツにくらべて、賭けられるリーグや大会、オッズの種類(賭けの切り口)などがケタ違いに豊富です。

その理由は、サッカーが世界でもっとも普及しているスポーツであることに加え、ブックメーカーの誕生がイギリスだということが関係しているのかもしれません。

ブックメーカーの原型は、1790年代にイギリスの競馬場で誕生しました。しばらくは競馬やドッグレースのみが賭けの対象でしたが、やがてベット対象がスポーツにも拡大。国民的スポーツのサッカーは、いち早く対象に加えられたようです。1923年には、マンチェスター・ユナイテッドのホームスタジアム「オールドトラッフォード」にて、totoのような賭けができたという記録も残されています。

サッカーのすべてが賭けの対象に

それから100年ほど経過した現代のサッカーベッティングは、驚くほど進化しました。

もはや単純に試合の勝敗を予想するだけではありません。スコア、点差、ハンデ付き予想、得点者、ゴールの時間帯、コーナーキック数、カード枚数、前半の結果、後半の結果など、賭けの切り口は100種類以上。統計データの収集・分析技術の発展もあって、最近は選手ごとのアシスト、枠内シュート本数、パス本数、タックル数、ゴールの方法(ヘディング、右足か左足か)さえも賭けることができます。

個別の試合以外にも、大会の優勝予想、得点王予想、リーグの昇格・降格予想もあります。また、選手の移籍先、監督の就任・解任、バロンドール、そのほかピッチ外の出来事まで賭けの対象です。一例として振り返ると、EURO2020のイタリアの優勝オッズは9倍、メッシのバルセロナからPSGへの移籍(2021年夏)は1.3倍でした。

ブックメーカーのサッカーベッティングとは何かを一旦まとめると、サッカーのすべてがギャンブルの機会 = 予想を楽しめる = 儲けのチャンスに変わる娯楽です。

ブックメーカーで賭けられるサッカーのリーグや大会は?

ブックメーカーで賭けることができるサッカーリーグ・大会一覧

ブックメーカーでは、世界中のリーグ戦・カップ戦、クラブチームや代表チームによる国際大会、親善試合まで、パッと思いつくようなイベントはすべて賭けることができます。

リーグ戦は、トップディビジョン(1部リーグ)だけでなく、2部リーグや3部、4部など下部カテゴリも対象。さらに、女子サッカーも対象です。

リーグ・カップ戦

以下は、ベット対象の一部です。

各国トップリーグ

イングランド・プレミアリーグ、スペイン・ラ・リーガ、ドイツ・ブンデスリーガ、イタリア・セリエA、フランス・リーグアン、ポルトガル・プリメイラリーガ、オランダ・エールディビジ、スコティッシュ・プレミアシップ、ベルギー・ジュピラーリーグ、ブラジル全国選手権、アメリカMLS、日本Jリーグ、そのほか世界中の100以上の地域のトップリーグ

2部以下のリーグ戦

イングランドチャンピオンシップ、リーグ1、リーグ2、スペイン・セグンダディビシオン、イタリア・セリエB、ドイツ・ブンデスリーガ2、フランス・リーグドゥ、日本のJ2、J3など、2部以下のリーグ。

欧州の主要リーグや日本など、いくつかは3部以下も対象。

カップ戦

イングランドFAカップ、リーグカップ、スペイン国王杯、ドイツDFBポカール、コッパ・イタリア、クープドゥフランス、タッサデポルトガル、オランダKNVBベーカー、日本の天皇杯やルヴァンカップなど、各国のカップ戦

国際大会

国際大会も大量です。

クラブチームの国際大会

クラブワールドカップ、UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグ、コパ・リベルタドーレス、コパ・スダメリカーナ、CONCACAFチャンピオンズリーグ、AFCチャンピオンズリーグ、CAFチャンピオンズリーグなど。これら国際大会の本戦・予選の全試合。

そのほか、エキシビジョンの各大会。(インターナショナルチャンピオンズカップ、アウディ杯など)

オフシーズンのクラブ同士の親善試合も対象です。

代表チームの国際大会

FIFAワールドカップ、オリンピック、EURO(欧州選手権)、コパ・アメリカ、ゴールドカップ、アジアカップ、アフリカネイションズカップほか、大陸選手権すべて。A代表以下のカテゴリのW杯やトゥーロン国際なども対象。女子のアルガルベ杯も対象です。

地域ごとのワールドカップ予選、大陸選手権の予選。キリンチャレンジカップやそのほか親善試合も。

日本のサッカー

上記のリストですでに登場していますが、ブックメーカー各社はJ1、J2、J3のオッズも出しています。JFL、地域リーグもサイトよっては対象であり、女子のWEリーグもオッズが出ます。カップ戦は、ルヴァンカップ、天皇杯。女子の皇后杯などが対象。代表は、A代表、U23代表、U20代表の試合などアンダーカテゴリの試合もすべて。

オッズが出る日本のサッカー

  • Jリーグ(J1、J2、J3)
  • ルヴァンカップ
  • 天皇杯
  • WEリーグ
  • 皇后杯
  • JFL(日本フットボールリーグ)
  • 日本代表戦(A代表、ほか)

サッカーオッズの種類は?

リストアップしたリーグや大会は一部であり、たとえば台湾、ウガンダ、フェロー諸島…など本当に世界のあらゆる地域のサッカーが賭けの対象です。ブックメーカーを使用しているうちにマイナーリーグの情報通になっているかもしれません。

そして、サッカーは他のスポーツに比べてオッズの種類がとりわけ多彩です。欧州各国のトップリーグ、CL、EL、ワールドカップ、EUROなど特に注目度の高いイベントの場合、オッズの種類(選択肢)は1試合ごとに500~2000通りを超えます。

サッカーギャンブルのオッズの種類

Jリーグも、試合ごとに100~700通りのオッズが出ます。ブックメーカーによって提供するオッズ数は違いますが、どのサイトでもサッカーの選択肢がもっとも豊富なのは共通しています。

その大量のオッズについての理解を助けるために、オッズをおおまかにカテゴリ分けしてみました。

リーグや大会全体の結果予想(アウトライト)

ブックメーカーのサッカー賭け(優勝予想オッズ系)

ブックメーカーのサッカーオッズは、大きく分けると

  • 全体の結果を予想するオッズ
  • 試合の結果を予想するオッズ
  • ピッチ外の事情を予想するオッズ

の3種に分類できます。

試合の結果を予想するオッズは、さらに

  • 試合前のオッズ
  • 試合中のオッズ

の2種類に分かれます。

この分類のなかで、「(リーグや大会の)全体の結果を予想するオッズ」はアウトライト(outright)と言います。

サッカーのアウトライトは、優勝予想、得点王予想などが代表的です。イングランドのプレミアリーグはオッズの種類がもっとも多く、シーズン前時点で「クリスマス時点の1位と最下位予想」「降格する3チームのセット予想」「ロンドンで一番順位が上のチームは?」「各チームごとの勝ち点予想」など、ユニークな切り口のオッズも大量に登場します。

ワールドカップ、CL、EL、EUROなどのグループステージと決勝トーナメントがセットになった大会は、グループの1位予想・突破予想なども出ます。また、これらのビッグイベントは、決勝進出予想、決勝の対戦カード、ベスト4進出などもあります。

サッカーのアウトライトオッズの種類(一例)

  • 優勝予想
  • 昇格・降格予想
  • 得点王予想
  • シーズン中の勝ち点
  • 本命を除外した1位予想
  • トップ4予想
  • 決勝進出予想
  • 決勝の対戦カード予想
  • 準決勝・準々決勝進出
  • グループステージ突破

当サイトでは、欧州サッカー、Jリーグ、国際大会の優勝予想、得点王予想オッズなどを記録として掲載しています。下記のページでシーズン・大会ごとのオッズを振り返ることができますから、「こんなオッズがあるのか!」と知る参考にどうぞ。

サッカーの各試合ごとの結果予想の賭け

次は試合ごとの賭けについて解説します。

サッカーオッズ一覧
(サッカーオッズの例。一部を抜粋)

各試合の賭けが、サッカーベッティングの主役です。

ブックメーカーは、試合内容や結果に関して、あらゆる角度からオッズを提示します。おおまかに分類すると、勝敗関連の予想スコア関連の予想選手のパフォーマンス関連の予想(ゴール、カード、ほか)、前半のみ・後半のみ・5分単位のような時間を区切った結果予想など。数が多すぎるため、以下はいくつかの代表的な賭けをピックアップしました。

1x2(ワンバイツー)

サッカーの勝敗予想オッズ

1x2(ワンバイツー)は、どのブックメーカーでも絶対に用意するサッカーのメインの賭け方です。

ルールは簡単、ホームの勝利、ドロー、アウェイの勝利の3択予想。3way(スリーウェイ)とも呼びます。日本語ブックメーカーでは、「90分」や「勝敗予想」と表記しているサイトもあります。

その翻訳どおり、90分間(前半+後半+アディショナルタイム)までの結果を予想する賭けのため、延長戦やPK戦の結果は含みません。

たとえば、ワールドカップの決勝トーナメントの試合で、後半を終えて1-1のまま延長に進み、延長で2-1で決着した場合やPKまで進んだ場合。このような試合は、最終的には片方が勝利して次へ進んでいますが、90分終えた時点では1-1です。つまり、1x2の賭けではドローが的中扱いになります。

トーナメントの試合は、1x2とは別に「次に勝ち進むのは?」という2択のオッズがあります。

重要

以後にご紹介するサッカーのオッズは、すべて90分間の結果で判定します。(延長で勝利、PK戦で勝利、延長に進むか?PKに進むか?などの特殊な賭けはのぞく)

Double Chance(ダブルチャンス)

サッカーのダブルチャンスオッズ

ダブルチャンスは、1x2の変形タイプ。

ホーム勝利、ドロー、アウェイ勝利の3つの可能性を2つずつ組み合わせて、「ホームの勝利かドロー」「アウェイの勝利かドロー」「ホームかアウェイの勝利」の3択で予想します。

ブックメーカーによっては、1x2の記号のまま、各選択肢が1x、x2、12と書いてあります。

通常の1x2より当たりやすいため、オッズは下がります。

Draw No Bet(ドローノーベット)

サッカーのドローノーベットオッズ

ドローノーベットは、試合結果が引き分けなら賭け金が返金となるオッズです。

ホームの勝利かアウェイの勝利の2択予想。

Over/Under(オーバーアンダー)

サッカーのオーバーアンダーオッズ

オーバーアンダーは勝敗予想ではなく、ゴール数を予想する賭けです。

試合終了時点の両チームの合計ゴール数が、設定されたライン(値)より上か下かの2択で予想します。

ブックメーカーによっては、「トータルゴール」や「O/U」と書いてあります。

例えばオーバー2.5に賭けたら、2-1、3-0、3-2、そのほかゴールが3点以上入れば的中です。アンダー1.5なら、的中条件は0-0、1-0など、2点以下でなければなりません。

基準値のラインは0.5/1.5/2.5/3.5/4.5などいくつかあり、倍率も異なります。

賭ける際は、「この試合は何点動きそうか」を考えながら、最適なラインを選んでください。

90分間の試合全体が対象のタイプや、前半のみのゴール数、後半のみのゴール数、ホームチームのみのゴール、アウェイチームのゴールなど条件もさまざまです。

Correct Score(コレクトスコア)

サッカーのコレクトスコアオッズ

試合終了時のスコアをピタリと予想する賭けをコレクトスコア(正しい試合結果)と言います。

Asian Handicap(アジアンハンデ)

サッカーのアジアンハンデオッズ

アジアンハンデは、ハンディキャップ付きの2択の勝敗予想です。自分が賭けたオッズについているハンデの数字を、試合終了後のスコアに足して、勝敗を判定します。

もう1つ「3wayハンディキャップ」というタイプもあり、ルールが異なります。ハンデ系オッズについて詳しくはブックメーカーのハンディキャップオッズの特徴やルール詳細解説にを参照ください。

Goalscorer(ゴールスコアラー)

サッカーのゴールスコアラーオッズ

ゴールスコアラーオッズは、文字どおり誰が得点を決めるのかを予想する賭け方です。

  • 試合中いつでも(Anytime)
  • 先制点(First)
  • 最後の得点(Last)
  • 2点以上(2 or more)
  • ハットトリック(Hat trick)

選択肢はこの5つ。

なお、このオッズも90分間の結果で判定するため、賭けた選手が延長戦でゴールを決めても的中扱いにはなりません。

ゴールスコアラー予想は、主に欧州サッカーのトップリーグや国際大会に用意される賭けです。(一部のブックメーカーは、Jリーグのスコアラー予想も出します)

スタッツ系の賭け(シュート数やパス数など)

ブックメーカーでサッカーのシュート本数に賭ける

選手ごとに何本シュートを放つか、パス本数、タックル数などもおもしろい。このタイプの賭けは、大手ブックメーカーにて限られたイベントのみ取り扱いがあります。

サッカーの試合ごとのオッズの種類(一例)

  • 勝敗予想(1x2)
  • ゴールのオーバーアンダー
  • スコア予想(何対何で決着するか)
  • ハンディキャップ付き勝敗予想
  • ゴールを決める選手
  • 前半のみの勝敗・ゴールなど
  • 後半のみの勝敗・ゴールなど
  • 延長やPK戦で決着するか
  • コーナーキック数・ファウル数・カード数
  • スタッツ系(シュート本数、パス回数、タックル数など)
  • チームごとのゴール数

日本語対応のブックメーカーでは、、オッズの名称も日本語表記のため、パッと見ただけでどのようなルールか理解できると思います。ただし、英語の直訳すぎて意味が分かりにくかったり誤訳もまれにあるため、ご不明な点がありましたらご相談ください。

選手の移籍や監督の解任など特殊な賭け

バロンドール予想オッズ

ほかにも、ブックメーカーではサッカーにまつわるユニークな賭けが満載です。

バロンドールの受賞者予想選手ごとの移籍先予想監督の就任予想や解任予想ワールドカップの次の開催地予想、あるチームが連勝しているなら、「あと何連勝するか?」や、連続ゴールを決めている選手について、「いつまで続くのか?」など、ファンの心をくすぐるおもしろい賭けを楽しめます。

選手の移籍先予想は、毎年夏と冬にはかなり大勢の選手のオッズが登場するため、時期がきましたらチェックしてみてください。

また、ときにはぶっ飛んだ珍しいオッズも登場します。

キャリアにおいて、試合中に3度相手チームの選手を噛んだことがあるルイス・スアレス(ウルグアイ)が「再び噛むか? はい/いいえ」さえも、いくつかのブックメーカーにて賭けの対象となりました。ベッカムの息子のプレー先チーム、メッシとロナウドがいずれ同じチームでプレーするか、などワクワクするようなテーマもあり。

サッカーの特殊オッズの種類(一例)

  • 選手の移籍先予想
  • 監督の解任・就任先予想
  • 特定のチームの連勝・連敗記録
  • バロンドール
  • PFA年間最優秀選手
  • 特別なトピックに対する珍オッズ

これらのオッズは、ブックメーカーのサッカーページ内の"スペシャル"や"特別"という項目、あるいはエンタメ系オッズに混じって並んでいます。

サッカーのライブベッティング

ブックメーカーのサッカーライブベット例

サッカーに限らず、ブックメーカーでは試合中にも賭けることができます。これをインプレーベッティングライブベッティング(ライブベット)と言い、このライブベットこそがスポーツベッティングならではの面白さでもあります。

サッカーのライブベットは、キックオフと同時に専用のページでベットできるようになります。(注:すべての試合がライブベットの対象ではありません。欧州サッカーのトップリーグやJリーグはどのサイトでも対象ですが、アフリカや東南アジア、そのほか注目度の低いリーグや大会は対象外)

勝敗予想、オーバーアンダー、ハンディキャップ、ダブルチャンスなど主要な賭けは試合中でもオープンのまま。試合が後半80分を過ぎてもオッズが出ています。

さらに、キックオフ後にしか賭けられないライブベット専用オッズも多数あります。

たとえば、次のゴールはどちらのチームか?次のコーナーキックはどちらが獲得するか?試合開始から15分までにゴールはあるか?次の1分間、5分間のゴールの有無、フリーキックの有無などなど。

そのほか、現時点からの結果予想という賭けもあります。(賭ける前までの得点を無視して、残りの時間内に入る得点のみで判定する勝敗予想)

ライブオッズは目まぐるしく変化する

ライブベットの一番のポイントは、オッズ(倍率)が、試合の状況・その時の見込みに応じてリアルタイムで変わっていくこと。

たとえば、0-0のままで試合が進んでいくと、時間の経過とともにドローのオッズは下がります。ドローで決着する見込みが徐々に高まっていくためです。反対に、ホーム勝利とアウェイ勝利のオッズは上がります。

同時に、ゴール総数のオーバーアンダーの数字も徐々にオーバーのオッズが上昇します(点が入らない = オーバーの見込みがなさそう = オッズが上がる)

そして、0-0のままさらに時間が経てば、オーバー5.5(6点以上動くか)、オーバー4.5(5点以上動くか)などの、高いラインを越えることはもうないだろうということで、選択肢から削除されていきます。

そんな状況下で、片方がゴールを決めると、そのチームの勝利オッズはガクンと下がり、相対的に相手のオッズは急上昇します。

この要領で、ゴール、ファウル、カード、コーナーキック、そのほかすべてのオッズが、試合中の出来事に応じてめまぐるしく変化します。

ところが、スポーツベッティングの原則は自分が賭けた時点の倍率で払い戻しです。よって、賭けるタイミングによっては、思いがけない高配当も得られます。

サッカーライブベットの展開例

こちらを読みながら、ご自身がライブベットしている様子をイメージしてみてください。

ある試合の試合前に、ホーム勝利2.6倍、ドロー3.3倍、アウェイ勝利2.8倍という勝敗オッズが出ていました。

自分はホームチームのファンなので、ホームの2.6倍に10,000円賭けました。

試合がはじまるとアウェイの調子が良く、いきなり2点リードされました。そのあと、ホームチームが1点を返して前半終了です。

この前半の印象から、「後半もゴールが動くだろう」と考えて、ハーフタイムにオーバー/アンダー3.5(4点以上動くか否か)のオーバー3.5@1.4倍に10,000円を賭けました。

後半に入り、ホームチームは積極的に仕掛けます。

惜しいチャンスもあり、ゴールが入るのは時間の問題かという雰囲気です。

ホームチームがサイドから攻めてアウェイチームがクリアする展開が続いているため、コーナーキックが増えるのでは?という予想も立てました。

そのときのコーナーキック総数は5本。コーナー総数オーバー9.5本オッズが1.8倍だったので、5,000円を投じました。

しかし、その後しばらく膠着状態となってゴールも決まらず、そのまま80分を超えました。

この間にもずっと勝敗オッズは変動を繰り返しており、84分の時点でホーム勝利は10倍にまで上昇、ドローは6倍、アウェイは1.5倍に下がっています。

ここで、ホームの逆転を信じて10倍に5,000円をベット。

その直後、ついに同点弾が相手ゴールに刺さりました!

2-2、合計4点。これでハーフタイムに賭けたオーバー3.5は的中です。

オッズは再び動き、ホーム勝利4.2倍、ドロー1.6倍、アウェイ勝利5倍になりました。

アディショナルタイムに入って最後の攻防が繰り広げられ、コーナーキックを得たホームチームが93分にゴールを決めてついに逆転!

試合は3-2でホームが勝ちました。しかし、コーナーキック数は合計9本でした。(完)

このケースの払い戻しを計算してみましょう。

まず、試合前にホーム勝利の2.6倍に1万円賭けて当ったため、2.6倍 x 1万円 = 26,000円の払い戻しです。

試合中のオーバー3.5も的中。1.4倍に1万円で14,000円のリターン。

最後に10倍に5,000円賭けて見事的中し、50,000円の払戻金も獲得です。

一方、コーナーキックのオーバー9.5はハズレたため、5,000円は没収されました。

3つの的中払戻金から賭け金をのぞいた正味の利益の総額、そこから不的中の損失を引くと16,000円(利益) + 4,000円(利益) + 45,000円(利益) - 5000円(損失)で、トータル60,000円の儲けです。

試合前にホーム勝利オッズに賭けただけなら利益は16,000円止まりですが、試合中の追加ベットによって、さらに大きな利益を獲得しています。

サッカーのライブオッズの種類(一例)

  • 勝敗予想
  • スコアの予想
  • ハンディキャップ付き勝敗予想
  • ゴールスコアラー予想
  • 試合中の1分・5分・15分単位の出来事予想
  • コーナーキック・カード・ファウル数

ブックメーカーのサッカーのライブベットのページには、直近の戦績、過去の対戦成績、スタメンなどの情報のほか、ボール支配率、攻撃回数、パス、シュート本数などのスタッツデータも載っています。

サッカーライブベットのスタッツ情報

これらを参考にしながら、試合展開について「一方的だな」「ファウルが多いぞ」「コーナーが増えそうか?」「そろそろゴールが決まりそうか?」などを考察し、最適なオッズを選んでください。

試合の流れを読み、予想がピタリとハマって大きな利益を獲得したときの快感は、スポーツベッティング特有の体験です。

ブックメーカーのサッカーの賭け方(流れ)

  1. サッカーのページを開く
  2. 賭けたい試合を探す
  3. 賭けたいオッズを選ぶ
  4. 賭け金を入力して確定

この流れはすべてのブックメーカーで同じです。ブックメーカーのベット手順のページで解説していますので、あわせてご確認ください。

ブックメーカーのサッカーベッティングの解説まとめ

長くなりましたが、ブックメーカーでのサッカーの賭けについてイメージできましたか?

サッカーはブックメーカーが取り扱うスポーツのなかで、最大の賭けの対象です。

賭けられるリーグ・大会、オッズの種類、すべての量がほかのスポーツを圧倒しています。

「○○選手が右足でゴールを決めるか?」
「ピッチの四隅全部からCKが蹴られるか?」
「○○選手は次にどのチームへ?」
「プレミアリーグで次に解任される監督は?」

などの一風変わったオッズは、見るだけでもおもしろい。当たればもちろん大興奮。サッカーは情報量が多いため、分析のやり甲斐もあります。もともとサッカーがお好きなら、ブックメーカーのプレーから得られる感覚は、「賭けが当たって儲かって嬉しい!」という満足よりも「深く知ることができる喜び」の方が大きいかもしれません。

サッカーベッティングは、まさにサッカーを一段と深く楽しむスパイスとなるでしょう。

欧州サッカー、Jリーグ、日本代表戦、ワールドカップ、EURO、オリンピック、そのほか何らかのサッカーイベント関連ニュースからブックメーカーを知って当ページにお越しなら、サッカーベッティングの全体を把握する参考にお役立てください。当サイト内で記録している各イベントのオッズ情報は前評判や結果の振り返りにご活用を。

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