オンラインブックメーカーのウェブサイトをみていると、賭けられるスポーツの一覧にeSports(イー・スポーツ)という言葉を見かけることがあるでしょう。eスポーツは近年生まれた新しいスポーツの概念でありながら、いまや世界的に大きな市場を形成しています。そのため、ブックメーカーでも賭けの対象として徐々に一般化してきています。
このページではeスポーツとは何なのかにはじまり、賭けることができるeスポーツの対象ゲーム、賭け方やオッズの種類について解説しています。知ると結構奥が深いので、ゲームが好きな方やちょっと賭けてみたい方は参考にご覧ください!
このページの内容
Eスポーツとは?

eスポーツとはエレクトロニック・スポーツ(Electronic Sports)の略で、対戦ゲーム・格闘ゲーム・スポーツゲームなどのコンピューターゲームをひとつのスポーツとしてとらえた呼び方です。
それは単にゲーマー(ゲームが好きな人やゲームオタク)が集まって遊んでいることの表現を変えただけではありません。億単位の賞金がかかる国際大会があり、高額年俸を稼ぐプロプレイヤーが活躍し、世界中での競技人口は1億人以上であり、特定のゲームのプロプレイヤーにはアスリートビザが発行される(つまりeスポーツがプロスポーツと認定されている)、企業がスポンサーとして資金援助して活動を支えるなど、従来からある競技と比べてももはや遜色ない一つの"スポーツ"として普及しています。
1980年代にビデオゲームが一般家庭に普及し始めた頃から、さまざまなゲームの大会が開催されるようになりました。それらの大会がゲームをスポーツとして昇華させていくきっかけとなり、1997年に初のプロによる競技大会が行われ、2000年代に入って規模が一層拡大。現在は世界各地で多様な大会が毎年開催されています。
将来的にはオリンピック種目への採用も検討されていて、その先駆けとして2022年のアジア競技大会ではメダル種目への採用が決まっています。
eスポーツの競技に使用されるゲームジャンル
eスポーツと一口に言っても、いろいろなゲームが競技に使用されます。例えば、競馬に平地競走・障害、芝やダートレースなどの種類があるのと同じ。
ゲームのジャンルには以下のようなものがあります。
FPS/TPS | FPSはファーストパーソン・シューターの略で、一人称の視点(自分の目線)で対戦者と銃撃や格闘するようなゲーム。これに対してTPSは(サードバーソンシューター)の略で、キャラの頭上から第3者的視点で操作して対戦するゲーム。FPSの代表的なゲームはCS(カウンターストライク)シリーズやCoD(コールオブデューティー)など。TPSは荒野行動、フォートナイト、PUBGなどが普及しています。 |
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RTS | RTSとはリアルタイムストラテジーの略。例えば現実の世界で軍隊を率いて相手と対戦するように、時間の流れが現実と同じ状況で第三者(指示するものとしての立場)で、プレイヤーやキャラクターに行動の指示を与えて対戦するゲーム。『StarCraft II』はeスポーツとして人気のRTSゲーム。 |
MOBA | MOBAはマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナの略で、上記RTSに属するゲームの1つ。RTSはチーム全体をあなたが率いるのに対し、MOBAではあなたはそのチームの中の1人のプレイヤーとして参加し、相手チームと対戦します。代表的なタイトルはDotaやLOL(League of Legends)など。 |
格闘 | いわゆる格ゲーもeスポーツの対象。ストリートファイターやkOF(キングオブファイターズ)、スマブラ(大乱闘スマッシュブラザーズ)などのゲームの大会が開催されています。格闘ゲームを対象とするeスポーツ国際大会であるEVOは毎年世界中から注目を集めています。 |
スポーツ | サッカーゲームのFIFAシリーズやバスケのNBAシリーズ、野球のパワプロなどが競技ゲームとして使用されています。 |
パズル | テトリスやぷよぷよシリーズなどが採用されています。 |
ブックメーカーで賭けられるeスポーツのゲームは?大会は?
ゲームが大好きでeスポーツのプロになるなら、長い修練を経てやがて高額な賞金を掴めるかもしれません。
しかしその道を選ばなくても、ブックメーカーで賭ければ副収入程度の賞金は簡単に手に入ります。上記のジャンルのなかで主要なゲーム、マーケット規模の大きいものはブックッメーカーにて賭けの対象となっていて、毎日のように賭けることができます。特に以下の3タイトルが人気です。
CS:GO(カウンターストライク:グローバルオフェンシブ)

CS:GOは対テロ特殊部隊とテロリストとの戦いをテーマにした、世界的にも知名度の高いFPSゲームです。5対5のチーム制で、両陣営がマップ上でッション遂行を目指します。
このゲームを用いた大会は世界中で数多くあり、E-Sports Entertainment Association(ESEA)主催のESEAグローバルチャレンジ(ESEA Global Challenge)、ESL主催のプロリーグ、各地の国際大会などのオッズが常にブックメーカーのサイト内に並んでいます。
League of Legends(リーグオブレジェンド)

リーグオブレジェンドは世界で最もプレイヤー人口の多いゲーム。略称はLOL(ロル)。MOBAタイプのゲームで、5対5のチームで対戦してマップ上の相手の本拠地(ネクサス)を破壊すると勝利。
毎年秋にあるリーグ・オブ・レジェンド ワールドチャンピオンシップは世界No.1チームを決める国際大会で、優勝賞金も200万ドル超(2億円以上)という一大イベント。世界中で公式リーグや大会が行われており、それぞれがブックメーカーにて賭けの対象となります。(日本のリーグ、LJLも賭けの対象)
Dota2(ドータ2)

ドータ2もLOLと同じくMOBAゲームです。5対5のチームバトルで、ルールもLOLと似ています。毎年8月にシアトルで行われるジ・インターナショナル(The International)という国際大会はeスポーツ界最高賞金額の大会としても有名。2019年の賞金総額はなんと3400万ドル超(37億円)!!世界各地でも大会が開催され、それらが賭けの対象となります。
これらの他、スタークラフト、オーバーウォッチ、キングオブグローリー、ストリートファイターやFIFAのサッカー試合なども時期によっては賭けることができます。
eスポーツの賭け方・ブックメーカーオッズの種類
では、具体的にはどのようなオッズが用意されるのかも見ていきましょう。
基本的には、いずれのゲームも勝敗予想オッズがメインです。どちらのチームが試合に勝つかを予想します。
他には、オーバーアンダーとハンディキャップオッズも一般的。CSGOもLOLもDotaも試合はBO1(1試合勝負)、BO3(3回勝負で先に2勝で勝ち)、BO5(5回勝負で先に3勝)などのルールになっているため、例えばBO3以上なら対戦数のオーバー/アンダー2.5(片方が2連勝で終わればアンダーが的中、1-1で3戦目があればオーバーが的中)や、ハンデ+-1.5といったオッズも標準で用意されます。
あとは第1マップ(1戦目)でどちらが勝つか、第2マップでどちらが勝つかなどマップ単位の勝敗予想もあり。
LOLではタワー、インヒビターを先に壊すのはどちらのチームか?というファンの心をくすぐる賭けも。
また国際大会では、開幕前に大会の優勝予想にも賭けることができます。大会によってはMVP予想や決勝進出する2つのチーム予想(ファイナリスト予想)などもあるので事前にチェックしてみてください。
eスポーツに賭けるならどのブックメーカー?
eスポーツに賭けられるブックメーカーは続々と増えているのですが、早くから取り扱っていたのはPinnacle(ピナクル)です。このブックメーカーではeスポーツ専門コーナーや専門記事なども読めて参考になりますし、オッズも良いのでeスポーツに賭けるのには最適。
あとは、Sportsbet.io(スポーツベットアイオー)、William Hill(ウィリアムヒル)等でも非常に多くのリーグや大会が賭けの対象として用意されています。Sportsbet.ioは事前準備が簡単で扱いやすいため、とりあえず賭けてみたいということならこちらでアカウントをご用意ください。
ブックメーカーのeスポーツベッティング解説まとめ
eスポーツはまだまだ発展途上ながらすでにブックメーカーでは非常に多くの大会に賭けることができます。
特にLOL、Dota2、CS:GOの知名度抜群の3タイトルは賭けの対象としても大人気。日本のプロチームが出る試合もオッズがありますので、PinnacleやSportsbet.io等でチェックして応援賭けもお楽しみを。
あと最後に追記ですが、当ページは2020年の3月に情報を一部更新しました。今はちょうどコロナウィルス感染拡大の影響で世界中でスポーツイベントの延期や中止が相次ぎ、ブックメーカーのサイト上からも賭けの対象が激減しています。ところがeスポーツだけはそれほど変化なく、毎日のように賭けることができています。 Sportsbet.ioでは高額配当が狙える特殊なプロモーションが開催されることもあるので、随時サイトをチェックしてみてください。(画像は、15試合の予想的中で通常配当に加えて3ビットコイン:約220万円がもらえるチャレンジ企画)