ブックメーカーではテニスに賭けることができます。
いきなり補足すると、テニスは特に試合中の賭け(ライブベットやインプレーベッティングと言います)がおもしろい。セットごと、ゲームごと、さらにポイント単位での勝敗予想オッズまで用意されため、試合展開に合わせて何度も利益を得られるチャンスがあります。
このページでは、テニスベッティングの特徴、賭けの対象やオッズの種類について詳しく解説しているため、「ブックメーカーでテニスに賭けてみたい!」とお考えの方は、はじめる際の参考にお役立て下さい。
このページの内容
ブックメーカーで賭けられるテニスの大会
ブックメーカーでは、基本的にほぼすべてのプロテニスの大会・試合に賭けることができます。
ATP主催の男子プロテニスの大会すべて(ATP World Tour)、WTA主催の女子プロテニスの大会すべて(WTA Tour)、ITFが主催する大会すべて、デビスカップ(Davis Cup)やフェドカップ(Fed Cup)などの国別対抗戦、2017年に新設された欧州vs世界選抜のレーバーカップ(Laver Cup)、国際大会のIPTL、そしてホップマンカップやその他エキシビジョンの大会も対象です。
全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープンのいわゆる四大大会(グランドスラム)はテニスでもっとも重要な大会であり、ブックメーカーでのテニスの賭けとしても最大の関心事。賭けられるオッズの種類はもっとも豊富になります。
インディアンウェルズやマイアミ、上海など9ヶ所で開催されるマスターズの大会も、グランドスラムに次いで注目されるイベント。秋に日本で開催される男子の楽天オープンや女子のジャパンウィメンズオープン、東レPPOなども、ブックメーカーで賭けている日本人プレイヤーには非常に注目されます。
ブックメーカーのテニスの賭け方・オッズの種類
ブックメーカーで賭けられるテニスのオッズは、大きく分類すると
大会全体が対象のオッズ
試合ごとのオッズ
に分けられます。大会全体のオッズは、優勝予想オッズや決勝の対戦カード予想など。試合ごとのオッズは、勝敗予想やセット予想オッズなど。さらに、試合ごとのオッズは試合前と試合中のオッズの2つに分けることができ、冒頭でもお伝えしたように試合中のオッズが非常に多彩です。
さらに、いくつかの大手ブックメーカーでは特定の選手に注目したスペシャルオッズも発表されます。
大会全体に関するオッズ
大会全体に関するオッズで一番わかりやすいのは優勝予想オッズです。ほとんどすべての大会に用意されます。基本的には、本戦がスタートする数日前から賭けられるようになり、四大大会だと数ヶ月〜1年近くまえから発表されます。
ブックメーカーによっては、1回戦終了時点、2回戦終了時点…と試合を消化するごとに倍率が再調整されて発表され、好きなタイミングで賭けることができます。期待したた選手が見事に優勝すれば気分最高。画像は、ブックメーカー10bet Japanで実際に発表されていた2018年の全米オープン女子シングルスの優勝予想オッズです。(大坂なおみ選手が優勝、1万円賭けていたら2週間後に26万円の配当)
優勝予想オッズのほかにも、10bet JapanやWilliam Hillなど大手ブックメーカーでは四大大会なら下記のようなオッズも用意されます。
決勝の対戦カード予想
ドローのトップハーフとボトムハーフどちらの選手が優勝するか
ドローを四分割して、各ブロックの1位予想(実質の準決勝進出予想)
特定の選手の敗退ステージ予想
など
このような、テニスファンの心をくすぐる切り口のオッズに賭けて楽しめます。
試合ごとのオッズ
試合ごとのオッズでは、勝敗予想オッズとセット予想オッズがもっとも一般的です。この2種類は基本的にすべてのブックメーカーにて賭けることができます。
ほかには、試合中のゲーム数の予想、ゲーム数にハンデを加えたハンディキャップ予想、タイブレークの有無、1セット目の結果、2セット目の結果などなど多様なオッズが出ます。
テニスの試合ごとのオッズ例
Match Betting
どちらが試合に勝つかを予想するシンプルな勝敗予想。
Set Betting
試合結果のセット数が何対何か予想する賭け。
Handicap Betting
試合結果のゲーム数にハンディキャップを加算して勝敗を決める賭け。
例えばジョコビッチvsフェデラー戦に「ジョコビッチ(-2.5)、フェデラー(+2.5)」というオッズが提供されているとします。結果が3-1(6-4,7-6,2-6,6-3)でジョコビッチの勝利なら、ゲーム数としてはジョコビッチは6+7+2+6=21、フェデラーは4+6+6+3=19で21対19となります。
この結果だと、もしもジョコビッチに賭けていたらハンデを引くと21-2.5=18.5となり、フェデラーの19を下回るので賭けは負けとなります。一方でフェデラーに賭けていれば、ハンデを足すとジョコビッチの21を上回るため、賭けは勝利となります。
Total Games
試合中の総ゲーム数予想。設定された数値を上回るか下回るかで予想します。
Total Sets
試合中のセット数が計何セットになるか。
1st Set Betting
第1セットの勝者を予想する賭け。
1st Set Result
第1セットの結果をゲーム数まで正確に予想する賭け。
2nd Set Betting
第2セットの勝者を予想する賭け。
2nd Set Result
第2セットの結果をゲーム数まで正確に予想する賭け。
テニスのインプレーオッズ(試合中のオッズ)
(錦織選手の試合中のオッズ例)
テニスは、1つの試合がセット、ゲーム、そして各ポイントに分かれているため、そのそれぞれの結果に対してオッズが用意されます。
上の画像に「第5セット - ゲーム6」と書かれているように、ゲーム単位の勝敗、ポイント数、ポイント差、偶数か奇数か、デュースで勝つか否か、などかなり細分化されていておもしろい。しかもこれらもまだほんの一部で、
プレー中のセットの勝敗予想
プレー中のセットのゲーム数
プレー中のセットがタイブレークへ進むか
次のセットの勝敗予想
次のゲームの勝敗予想
次のポイントの勝敗予想
などなど、大量のオッズが試合が進むごとにどんどん用意されます。
そして、このような試合中のオッズへ賭けると、たとえ試合中であっても結果が確定した時点ですぐに配当が支払われます。例えば、次のゲームをどちらが取るかなら数分~10分程度ですし、次のポイント予想に至っては数秒で決着。短時間で非常にエキサイティングな賭けが楽しめるうえ、試合の流れをうまく読めると利益もどんどん積み上がっていきます。この感触はテニスならではでたまりません。
ブックメーカーのテニスの特殊オッズ
あと、毎年のシーズン開幕前にはスペシャルオッズも発表されます。そのメインは、ある選手がそのシーズン中に四大大会をいくつ優勝するのか?というもの。
ウィリアムヒルをはじめ大手のブックメーカーにて賭けることができ、例えばジョコビッチが今季四大会すべて優勝するオッズは○倍、3つなら○倍、2つなら○倍、1つなら○倍、そして優勝しないという選択肢もあります。
男子ではマレーやフェデラーも同じように用意され、女子はセリーナが毎年対象となっています。その時々のランキング上位の選手が対象で、シーズン中の最初の四大大会である全豪オープンの直前まで賭けられます。
ブックメーカーのテニスベッティング解説まとめ
いかがでしょうか?ブックメーカーでのテニスの賭け(テニスベッティング)についてイメージできましたか?
ブックメーカーでは、ATPワールドツアー、ATPチャレンジャーツアー、WTAツアー、ITF男子サーキット、デビスカップ、フェドカップ、その他世界各地で開催されるほぼすべてのプロ大会に賭けられます。オッズは、優勝予想から各試合ごとの勝敗・セット予想、そして試合中まで多彩な切り口で用意されます。
テニスがお好きでしたら、オッズをチェックするだけでも「今回の大会の前評判はこんな感じか!」と、普段にはない刺激が味わえるかと思います。お気に入りの選手の優勝予想オッズに少額でも賭けておけば、もっとエキサイティング。さらに、各試合ごとに対戦カードを踏まえて予想を立てながら賭けておけば、テニス観戦が何倍も面白くなります。
テニスに賭けるなら、ページの途中で何度か登場した10bet Japan(テンベットジャパン)やWilliam Hill(ウィリアムヒル)、あとSportsbet.io(スポーツベットアイオー)あたりは入出金しやすくて初心者にも使いやすいため、これらのサイトでアカウントをご用意ください。
プロテニスのシーズン期間は12月末から11月までほぼ一年間。応援している選手の動向をチェックしながら、優勝予想オッズや各試合ごとの賭けを楽しみましょう!!