冬季北京五輪2022(Olympic Winter Games Beijing 2022)を刺激的に楽しむスパイスとして、ブックメーカーによる全競技・種目別の「金メダル予想オッズ」と「競技日程」をまとめた一覧ページをご用意しました!
今回で24回目を迎える冬季オリンピック。北京五輪は2022年の2月2日〜20日までの19日間で15競技109種目が行われます。(開会式は4日)4年前の韓国・平昌(ピョンチャン)オリンピックは102種目で、今回は7種目増。
ブックメーカーでは冬季オリンピックも賭けの対象であり、種目ごとの金メダル予想やメダル予想(表彰台予想)などの賭けが出ます。前回のオッズを一つ振り返ると、フィギュアスケート男子で66年ぶりに五輪連覇を成し遂げた羽生結弦選手の金メダル予想は2番手の2.25倍でした。このオッズに賭けて賞金を得ていた方は的中おめでとうございます!(ちなみに本命は宇野昌磨選手の2倍でした)
政治的なゴタゴタや感染拡大の影響による選手不参加なども連日報道されていますが、無事に開催されるなら、夏の東京オリンピックと同様に選手達の美技を楽しみたいですね。オッズを前評判と捉えて事前にチェックしておくと観戦が一層エキサイティングになりますから、下記リストを存分にお役立てください!!
クイックリンク
各競技のパートへ移動(一部または全種目のオッズ掲載済)
フィギュアスケート、ショートトラック、スピードスケート、スキージャンプ、アルペンスキー、クロスカントリースキー、フリースタイルスキー、スノーボード、バイアスロン、カーリング、アイスホッケー、ノルディック複合、スケルトン、ボブスレー、リュージュ
(2月20日最終更新。当ページに一度お越しの方は、ページを再読込すると最新にアップされます)
日本のメダル数
日本人・日本チームのメダル状況
【冬季五輪】北京オリンピック2022の大会概要
2022年の北京五輪は24回目の冬季オリンピック。アジアでの冬の五輪開催は1972の札幌、1998の長野、前回2018の平昌(韓国)に続く4度目です。競技開催地は北京市とその北西にある張家口市。開会式と閉会式は北京国家体育場、外観から通称「鳥の巣」と呼ばれる2008年の夏季オリンピック時に開場した中国最大のスタジアムで行われます。
東京オリンピックと同じく、ロシアはこの冬季北京五輪もドーピング問題により国の代表として出場できません。ROC(ロシア五輪委員会)の個人として参加します。北朝鮮は、東京オリンピック不参加による資格停止処分により、ロシアと同じく個人参加です。
北京冬季五輪2022の大会スケジュール
大会日程は2022年の2月4日〜20日までの17日間。開会式は4日で閉会式は20日ですが、カーリングの予選は2月2日から、フリースタイルスキーとアイスホッケーは3日に競技がスタートするため、実質的な期間は19日間です。(競技ごとの日程は、後述の競技別オッズ一覧の箇所に記載)
なお、北京と日本の時差は1時間。北京がUTC+8、日本ががUTC+9で日本の方が1時間進んでいますが、日本在住でしたらほぼ普段どおりの生活サイクルのなかで観戦可。
北京冬季五輪2022で実施される競技
フィギュアスケート、ショートトラック、スピードスケート、スキージャンプ、アルペンスキー、クロスカントリースキー、フリースタイルスキー、スノーボード、バイアスロン、カーリング、アイスホッケー、ノルディック複合、スケルトン、ボブスレー、リュージュ
北京五輪で行われる競技は15種類。種目は109。前回のピョンチャンは102種目で、今回7種目が追加されました。
冬季北京五輪での新種目
- 女子モノボブ(ボブスレー)
- 男女混合リレー(ショートトラック)
- 混合団体(スキージャンプ)
- 男子ビッグエア(フリースタイルスキー)
- 女子ビッグエア(フリースタイルスキー)
- エアリアル混合団体(フリースタイルスキー)
- スノーボードクロス混合団体(スノーボード)
ブックメーカーの北京五輪の国別メダル獲得予想オッズ
さて、ここからが肝心の北京五輪のブックメーカーオッズに関する情報です。
ブックメーカーでは冬季オリンピックも賭けることができ、開催前〜開催中はサイト内に専用のカテゴリが用意されます。
各ブックメーカーのメニューに「冬季オリンピック」「Winter Olympics」「北京2022」などのリンクが出ていましたら、チェックしてみてください。または、普通に競技別のページ内にもオリンピックという名称でオッズが並んでいます。
賭けることができるのは、各種目ごとの金メダル予想、表彰台予想(メダル獲得予想)が中心です。金メダル予想は優勝予想と同じ。アイスホッケーやカーリングなどの対戦型のスポーツでは、試合ごとの勝敗予想やスコアの予想なども出ます。
あとは、金メダルを最も多く獲得する国の予想や金・銀・銅あわせた最多メダル獲得国予想などのアウトライト(大会全般に関する賭け)がいくつか。さらに、ブックメーカーによっては特定の選手に関するスペシャルベット、珍しい切り口の賭けもあり。
アウトライトも各種目ごとの優勝オッズも、以下にて随時掲載していきます。また、競技終了後は金銀銅メダル獲得者の結果も追記します。
最多金メダル獲得国予想オッズ
最多金メダル獲得国予想オッズ
ノルウェー 1.288
ドイツ 5.880
カナダ 11.460
ROC(ロシア五輪委員会) 12.070
アメリカ 12.310
スウェーデン 59.910
オランダ 74.450
フランス 153.200
日本 153.200
1/16時点
ブックメーカー各社をチェックしたところ「Pinnacle(ピナクル)」がいち早く金メダル最多獲得国予想オッズを出しており、1月16日時点の倍率はノルウェーが本命の1.288倍、ドイツが2番手の5.880倍、3番手がカナダの11.460倍となっています。
その後ろにロシア五輪委員会が12.070倍、アメリカが12.310倍で続き、スェーデンからは一気に50倍超え。この選択肢のなかでは日本が大穴の153.200倍です。
最多メダル獲得国予想オッズ
最多メダル獲得国予想オッズ
ノルウェー 1.15
ROC 10.00
ドイツ 10.00
アメリカ 13.00
カナダ 13.00
スウェーデン 67.00
中国 101.00
スイス 151.00
フランス 201.00
オーストリア 201.00
韓国 201.00
日本 251.00
オランダ 251.00
イタリア 501.00
フィンランド 1001.00
ポーランド 1501.00
チェコ 5001.00
オーストラリア 5001.00
1/25時点
こちらはブックメーカー「bet365」による1月25日時点の最多メダル獲得国予想オッズです。金銀銅あわせて、どの国がもっともメダルを獲るか。
このオッズでは、金メダル予想以上にノルウェーが大差で単独本命扱い。ノルウェーは、1924年の第1回大会から2018年の平昌までの総メダル枚数が最多で、前回の平昌では39枚(金14、銀14、銅11)を獲って1位でした。2位はドイツで、金メダルは同数の14枚、銀10、銅7の計31枚。
ちなみに日本は平昌で過去最多の13枚(金4、銀5、銅4)を獲りました。最多は見込み薄とも、記録更新に期待したいですね。
ということで、これ以降は各競技の情報です。気になる競技の箇所へ移動してオッズをご覧いただき、優勝候補や日本人選手の前評判をご確認ください!
フィギュアスケートの優勝オッズ
技術と芸術の調和が見どころ、冬季オリンピックの花形競技であるフィギュアスケートは、男子シングル、女子シングル、ペア、アイスダンス、団体戦の5種目が行われます。ショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)の総合点で結果が決まり、男子シングルは2月8日にSP、10日にFS、女子は15日にSP、17日にFSが予定されています。アイスダンスはフリーダンス(FD)とリズムダンス(RD)の2つ。
日本人選手の最注目はやはり2連覇中の王者、羽生結弦。2014ソチ、2018平昌に続き五輪3連覇なら1928年以来94年ぶり。歴史的快挙なるか!?
フィギュアスケートの競技日程
(日本時間)
2/4 10:30 団体男子SP・ペアSP
2/6 10:30 団体アイスダンスRD・女子SP・ペアFS
2/7 11:30 団体男子FS・女子FS・アイスダンスFD
2/8 10:15 男子SP
2/10 10:30 男子FS
2/11 20:00 アイスダンスRD
2/13 11:00 アイスダンスFD
2/15 19:00 女子SP
2/17 19:00 女子FS
2/18 19:30 ペアSP
2/19 20:00 ペアFS
2/20 13:00 エキシビション
スキージャンプの優勝オッズ
1924年の第一回冬季オリンピックから開催されているスキージャンプ。平昌では男子ノーマルヒル、ラージヒル、団体、女子ノーマルヒルの4種目でしたが、今回新たに混合団体が加わって5種目が行われます。女子は2014年のソチで新設された種目のため今度で3回目。
前回の平昌では高梨沙羅が銅メダルを獲得しました。また男子団体でも日本の"日の丸飛行隊"が銅。ソチのラージヒルでは葛西紀明が銀メダルを獲っています。スキージャンプでの金メダルは、船木和喜が1998年の長野五輪ラージヒルで獲ったのが最後。北京では果たして!?
男子
女子
混合
スキージャンプの競技日程
(日本時間)
2/5 14:15 男子ノーマルヒル予選・女子ノーマルヒルトライアル〜決勝
2/6 19:00 男子ノーマルヒルトライアル〜決勝
2/7 19:28 混合団体トライアル〜決勝
2/11 18:45 男子ラージヒルトライアル予選
2/12 19:00 男子ラージヒルトライアル〜決勝
2/14 19:10 男子団体トライアル〜決勝
アルペンスキーの優勝オッズ
最高速度150kmを超えるスピードで雪山を滑降するアルペンスキー競技は、タイムで順位が決まるシンプルかつ最もエキサイティングな競技の一つ。五輪では、男女ともに5種目ずつと団体戦の計11種目が行われます。
アルペンスキーではオーストリアが他国を圧倒する成績を残しており、男子の注目選手はビンセント・クリヒマイヤーとマティアス・マイヤー両名。同国のマルセル・ヒルシャーは2年前に引退したため、2人に期待がかかっています。女子の注目は、平昌の大回転で金、複合で銀を獲得したアメリカのミカエラ・シフリン。
ブックメーカーのサイト上での表記は日本語対応でも滑降(DownHill)、回転(Slalom)、大回転(Giant Slalom)、スーパー大回転(Super G)、複合(CombinedまたはCB)と英語名になっている場合がありますのでご注意を。
男子
女子
団体
アルペンスキーの競技日程
(日本時間)
2/6 12:00 男子滑降
2/7 11:15 女子大回転
2/8 12:00 男子スーパー大回転
2/9 11:15 女子回転
2/10 11:30 男子複合
2/11 12:00 女子スーパー大回転
2/13 11:15 男子大回転
2/15 12:00 女子滑降
2/16 11:15 男子回転
2/17 11:30 女子複合
2/19 12:00 団体戦
クロスカントリースキーの優勝オッズ
クロスカントリースキーは、雪上での移動手段として用いられてきたスキーから最初に派生した、すべてのスキー競技の原点とも言えるスポーツです。2006年のトリノ五輪以降は、男女それぞれ6種目が行われます。過去の成績は、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドなどの北欧地域、そしてロシア(旧ソビエト)が上位を独占。特にノルウェーのヨハネス・ヘスフロト・クレボは平昌でスプリント、団体スプリント、4×10kmリレーで3冠を達成し、今大会でも注目されています。
男子
女子
クロスカントリースキーの競技日程
(日本時間)
2/5 16:45 女子7.5km+7.5kmスキーアスロン
2/6 16:00 男子15km+15kmスキーアスロン
2/8 17:00 女子スプリントフリー予選〜決勝
2/8 17:50 男子スプリントフリー予選〜決勝
2/10 16:00 女子10kmクラシック
2/11 16:00 男子15kmクラシック
2/12 16:30 女子4x5kmリレー
2/13 16:00 男子4×10kmリレー
2/16 18:00 女子団体スプリントクラシック
2/16 18:40 男子団体スプリントクラシック
2/19 15:00 男子50kmマススタートフリー
2/20 15:30 女子30kmマススタートフリー
バイアスロンの優勝オッズ
バイアスロン(Biathlon)は、クロスカントリースキーとライフル射撃を組み合わせた複合競技。平地も急坂も関係なくスキーで力強く進んでいくさまと正確な射撃スキルは見応え十分。北京五輪では、男女ともに距離とルールの異なる5種目ずつと、男女混合リレーを合わせた11種目が開催されます。
バイアスロンは過去はドイツが上位を独占していましたが、直近はノルウェー、スウェーデン、フランスあたりの選手も台頭してきており、ハイレベルな混戦が予想されます。男子はフランスのマルタン・フォルカードがソチの20km個人、12.5kmパシュートで金、15kmマススタートで銀、平昌ではパシュート、マススタート、混合リレーで金の3冠を達成しており、この北京でも最注目の一人です。
男子
女子
混合
バイアスロンの競技日程
(日本時間)
2/5 18:00 4x6km男女ミックスリレー
2/7 18:00 女子15kmインディビデュアル
2/8 17:30 男子20kmインディビデュアル
2/11 18:00 女子7.5kmスプリント
2/12 17:00 男子10kmスプリント
2/13 18:00 女子10kmパシュート
2/13 19:45 男子12.5kmパシュート
2/15 18:00 男子4x7.5kmリレー
2/16 16.45 女子4x6kmリレー
2/18 18:00 男子15kmマススタート
2/19 18:00 女子12.5kmマススタート
フリースタイルスキーの優勝オッズ
フリースタイルスキーは、モーグル、エアリアル、ハーフパイプ、スキークロス、スロープスタイル、ビッグエアといった計6つの種目の総称です。北京五輪では、男女この6種類とエアリアル混合団体、計13種目が行われます。
スキーと名はつきますが、アルペンスキーやクロスカントリースキーなどタイム・着順を競う競技とは一線を画し、滑走途中で披露する技の完成度を競います(モーグルのみスピードも成績に関与。それ以外は関係なし)。1992年のアルベールビル五輪でモーグルが採用されてから徐々に種目が増え、今回からビッグエアが追加。冬季五輪のなかではスノーボードと並んで、最も進化を続けている競技です。
2018の平昌のモーグルでは日本の原大智が銅メダルを獲得しました。
男子
女子
混合
フリースタイルスキーの競技日程
(日本時間)
2/3 19:00 女子モーグル予選
2/3 20:45 男子モーグル予選
2/5 19:00 男子モーグル予選〜決勝
2/6 19:00 女子モーグル予選〜決勝
2/7 10:30 男女ビッグエア予選
2/8 11:00 女子ビッグエア決勝
2/9 12:00 男子ビッグエア決勝
2/10 20:00 エアリアル混合団体
2/13 11:00 女子スロープスタイル予選
2/13 20:00 女子エアリアル予選
2/14 10:30 女子スロープスタイル決勝
2/14 13:30 男子スロープスタイル予選
2/14 20:00 女子エアリアル決勝
2/15 10:30 男子スロープスタイル決勝
2/15 20:00 男子エアリアル予選
2/16 20:00 男子エアリアル決勝
2/17 10:30 女子ハーフパイプ予選
2/17 12:30 女子スキークロス予選〜決勝
2/17 13:30 男子ハーフパイプ予選
2/18 10:30 女子ハーフパイプ決勝
2/18 12:45 男子スキークロス予選〜決勝
2/19 10:30 男子ハーフパイプ決勝
カーリングの優勝オッズ
「滑る石の前をほうきではいて、的の中央に止める」という独特の競技風景が印象深いカーリングも、冬季オリンピックを彩る人気スポーツの一つです。1924年の第1回冬季五輪で行われたのち、3度の公開競技を経て1998年の長野から正式種目になりました。98年以降の6回では、男子はカナダが金メダル3枚、銀メダル2枚の圧倒的な成績を残しています。しかし、前回大会はアメリカが優勝、スウェーデン2位、スイスが3位で流れに変化が。
女子はスウェーデンとカナダが強豪です。前回はスウェーデン優勝、2位に開催国の韓国、そして3位に"ロコソラーレ"の愛称で親しまれる我らが日本代表チームが入って初めて銅メダルを獲得し、大きな話題となりました。今大会では銅以上の成績なるか注目です!
カーリングの競技日程
(日本時間)
2/2~2/7 混合ダブルスのグループステージ
2/7 21:05 混合ダブルス準決勝
2/8 15:05 混合ダブルス3位決定戦・決勝
2/9~2/17 男子のグループステージ
2/10~2/17 女子のグループステージ
2/17 21:05 男子準決勝
2/18 15:05 男子3位決定戦
2/18 21:05 女子準決勝
2/19 15:05 男子決勝
2/19 21:05 女子3位決定戦
2/20 10:05 女子決勝
アイスホッケーの優勝オッズ
アイスホッケーは、冬季オリンピックで行われる競技のなかで唯一、サッカーやバスケなどの球技に近い形のスポーツです。つまり、ブックメーカーでは単なる金メダル予想以外にもグループ突破予想や各試合ごとの勝敗予想、スコアの予想、ハンデ付きの予想など多彩な賭けが楽しめます。
男子は1920年のアントワープ五輪(夏季)から途切れることなく開催されており、今回25度目。女子は98年から7度目です。過去戦績は、カナダが最多9度の金メダル獲得しています。前回はロシア選手団が優勝し、ドイツが銀。カナダは3位で、2010年の地元バンクーバーと2014年のソチに続く3連覇を逃しました。この北京大会では、感染拡大の影響によって残念ながら北米プロリーグ(NHL)所属選手が派遣されないため、今回もロシア選手団が大本命と思われます。
アイスホッケーの競技日程
(日本時間)
2/9 男子予選開始
2/15-16 男子準々決勝
2/18 男子準決勝
2/19 22:10 男子銅メダル決定戦
2/20 13:10 男子決勝
2/3 女子予選開始
2/11~14 女子準々決勝
2/14 女子準決勝
2/16 20:30 女子銅メダル決定戦
2/17 13:10 女子決勝
ボブスレーの優勝オッズ
「氷上のF1」とも言われるボブスレーは、特殊なソリに乗って1300mのコースを滑り、4回の合計タイムを競います。最高速度は130km以上。男子は二人乗りと四人乗り、女子は二人乗りと「モノボブ」というこの北京大会から追加された一人乗りの合計四種目。1924年の第一回大会から開催されている伝統競技ですが、タイム向上のためソリ(道具)の開発に最新の空気力学の研究が応用され、イタリアはフェラーリ製、ドイツはBMW製、イギリスはマクラーレン製を用いているあたりもF1さながら。
過去大会のメダル獲得総数はスイスが最多の31枚、ドイツとアメリカが25枚。金メダルはドイツが最多13枚で、平昌では男女ともにドイツが優勝しています。
男子
女子
ボブスレーの競技日程
(日本時間)
2/13 10:30 女子モノボフ・ヒート1,2
2/14 10:30 女子モノボフ・ヒート3,4
2/14 21:05 男子二人乗り・ヒート1,2
2/15 21:15 男子二人乗り・ヒート3,4
2/18 21:00 女子二人乗り・ヒート1,2
2/19 10:30 男子四人乗り・ヒート1,2
2/19 21:00 女子二人乗り・ヒート3,4
2/20 10:30 男子四人乗り・ヒート3,4
リュージュの優勝オッズ
リュージュは、そりに仰向けに乗って剥き出しの状態で高速滑走する競技。1964年大会で3種目が採用され、今回で16度目。ソチから加わったチームリレーをあわせて4種目が行われます。
この競技ではドイツが他国を圧倒しており、女子1人乗りはナタリー・ガイゼンベルガーが2連覇中で、長野五輪以降はドイツ勢が優勝しています。二人乗りはトビアス・ヴェンドルとトビアス・アールトのペアが2連覇中。"バイエルン・エクスプレス"の異名を持つ2人の3連覇に期待がかかります。
新種目のチームリレーもドイツが全勝。男子1人乗りだけ、前回は伏兵のダビド・グレイルシャー(オーストリア)が獲り、フェリックス・ロッホの3連覇を阻みました。
リュージュの競技日程
(日本時間)
2/5 20:10 男子一人乗り1,2
2/6 20:30 男子一人乗り3,4
2/7 20:50 女子一人乗り1,2
2/8 20:50 女子一人乗り3,4
2/9 21:20 二人乗り1,2
2/10 22:30 チームリレー
スケルトンの優勝オッズ
ボブスレー、リュージュに並ぶソリを用いた競技のスケルトン。リュージュが足を進行方向にむけて仰向けで乗るのに対し、スケルトンは反対に頭を前にしてうつ伏せで滑走します。開催は男女一人乗りの2種目のみ。
男子は2010バンクーバー、2014ソチ、2018平昌の3大会連続で開催国の選手が金メダルを取っています。一方の女子はイギリスのリジー・ヤーノルドが2連覇中です。
スケルトンの競技日程
(日本時間)
2/10 10:30 男子ヒート1,2
2/11 10:30 女子ヒート1,2
2/11 21:20 男子ヒート3,4
2/12 21:20 女子ヒート3,4
ノルディック複合の優勝オッズ
ノルディック複合は、クロスカントリースキーとスキージャンプの両方を行うコンバインドスポーツです。個人のノーマルヒルとラージヒルの2種目、団体戦の合計3種目を行います。冬季オリンピックの競技のなかでは、現時点でノルディック複合のみ女子がありません。
最注目選手は個人ノーマルヒル2大会連続金メダルのエリック・フレンツェル(ドイツ)。そして、2大会連続で銀メダルを獲った我らが日本の渡部暁斗。フレンツェルは3連覇、渡部は3度目の正直なるか!?
ノルディック複合の競技日程
(日本時間)
2/9 16:00 男子個人グンダーセンノーマルヒル10km
2/15 16:00 男子個人グンダーセンラージヒル10km
2/17 16:00 男子団体グンダーセンラージヒル4×5km
スピードスケートの優勝オッズ
スピードスケートは男女ともに7種目ずつ、今回の北京オリンピックで最多の合計14種目が行われます。1周400mのスケートリンクを高速で周回し、基本的にはラップタイムを競います。(2018年に追加されたマススタートのみ着順で得られるポイントで判定)
男子はオランダ勢が強く、平昌の1000m、1500mで金を獲ったキエルド・ナウシュや、2010のバンクーバーから5000m3連覇中のスベン・クラマーらが注目どころ。日本人の優勝は清水宏保による1998長野の500mが最後で、直近の最高位はバンクーバーでの長島圭一郎の500mの銀メダルです。
一方の日本人女子は活躍が多く、前回は小平奈緒が500mで金、1000mで銀。同競技で髙木美帆が銅メダル。高木は1500mでは銀メダルを獲りました。さらに、姉の髙木菜那は新種目のマススタートで初代女王に輝いています。加えて、美帆・菜那の姉妹を含む日本チームがチームパシュートでも金メダルを獲得。今大会でもメダル量産なるか!?
男子
女子
スピードスケートの競技日程
(日本時間)
2/5 17:30 女子3000m
2/6 17:30 男子5000m
2/7 17:30 女子1500m
2/8 19:30 男子1500m
2/10 21:00 女子5000m
2/11 17:00 男子10000m
2/12 17:00 女子チームパシュート準々決勝
2/12 17:53 男子500m
2/13 22:00 男子チームパシュート準々決勝
2/13 22:56 女子500m
2/15 15:30 女子チームパシュート準決勝~決勝
2/15 15:52 男子チームパシュート準決勝~決勝
2/17 17:30 女子1000m
2/18 17:30 男子1000m
2/19 16:00 男子マススタート準決勝〜決勝
2/19 16:45 女子マススタート準決勝〜決勝
ショートトラックの優勝オッズ
ショートトラックはスピードスケートの一種で、文字どおり小さいリンクを用いて行われるスポーツです。(スピードスケートが1周400mなのに対し、ショートトラックは111.12m)そして、スピードスケートがタイムアタック方式なのに対し、ショートトラックは着順で判定します。同時スタートで複数の選手が小さいリンクを高速で滑走するため、レースは非常にエキサイティング。特にコーナリングが見どころです。
ショートトラックは韓国や中国の選手が非常に強く、今回は北京開催ということでホームアドバンテージがある中国の台頭が予想されます。
男子
女子
混合
ショートトラックの競技日程
(日本時間)
2/5 20:00 女子500m予選
2/5 20:38 男子1000m予選
2/5 21:23 男女混合リレー予選〜決勝
2/7 20:30 女子500m準々決勝〜決勝
2/7 20:44 男子1000m準々決勝〜決勝
2/9 20:00 男子1500m準々決勝〜決勝
2/9 20:44 女子1000m予選
2/9 21:45 女子3000mリレー準決勝
2/11 20:00 女子1000m準々決勝〜決勝
2/11 20:18 男子500m予選
2/11 21:04 男子5000mリレー準決勝
2/13 20:00 男子500m準々決勝〜決勝
2/13 20:35 女子3000mリレー決勝
2/16 20:30 女子1500m準々決勝〜決勝
2/16 21:32 男子5000mリレー決勝
スノーボードの優勝オッズ
スノーボードは1998年の長野五輪で初めて採用された、現在の冬季オリンピックのなかで最も新しい競技です。種目も徐々に増え、男女5種目と今回からスノーボードクロス混合団体が加わり、合計11種目が行われます。フリースタイルスキーと同じく技の完成度が評価につながる魅せるスポーツのため見応えたっぷり。
注目選手は、男子ハーフパイプでは2006、2010、2018で優勝したショーン・ホワイト(アメリカ)や、直近2大会連続銀メダルの平野歩夢(日本)。男子スノーボードクロス連覇中のピエール・ボルティエ、女子スロープスタイル連覇のジェイミー・アンダーソン(アメリカ)ら。
男子
女子
混合
スノーボード複合の競技日程
(日本時間)
2/5 11:45 女子スロープスタイル予選
2/6 10:30 女子スロープスタイル決勝
2/6 13:30 男子スロープスタイル予選
2/7 13:00 男子スロープスタイル決勝
2/8 11:40 女子パラレル・ジャイアントスラローム予選〜決勝
2/8 12:07 男子パラレル・ジャイアントスラローム予選〜決勝
2/9 10:30 女子ハーフパイプ予選
2/9 12:00 女子スノーボードクロス予選〜決勝
2/9 13:30 男子ハーフパイプ予選
2/10 10:30 女子ハーフパイプ決勝
2/10 12:15 男子スノーボードクロス予選〜決勝
2/11 10:30 男子ハーフパイプ決勝
2/12 11:00 スノーボードクロス混合団体
2/14 10:30 女子ビッグエア予選
2/14 14:30 男子ビッグエア予選
2/15 10:30 女子ビッグエア決勝
2/15 14:00 男子ビッグエア決勝
北京オリンピック2022の日本人選手のメダル獲得状況
日本人選手がメダルを獲得するたびに、こちらに追記していきます。
金メダル:3枚
銀メダル:6枚
銅メダル:9枚
(2月20日12:37更新)
フィギュアスケート
男子シングル
鍵山優真(銀メダル)
宇野昌磨(銅メダル)
女子シングル
坂本花織(銅メダル)
団体
日本(銅メダル)
スキージャンプ
男子ノーマルヒル
小林陵侑(金メダル) 4.00倍
男子ラージヒル
小林陵侑(銀メダル)
フリースタイルスキー
男子モーグル
堀島行真(銅メダル)
スピードスケート
男子500m
森重航(銅メダル)
女子500m
高木美帆(銀メダル)
女子1000m
高木美帆(金メダル) 3.37倍
女子1500m
高木美帆(銀メダル)
女子チームパシュート
日本(銀メダル)
スノーボード
男子ハーフパイプ
平野歩夢(金メダル) 3.40倍
女子ハーフパイプ
冨田 せな(銅メダル)
女子ビッグエア
村瀬 心椛(銅メダル)
ノルディック複合
男子個人グンダーセンラージヒル10km
渡部暁斗(銅メダル)
男子団体グンダーセンラージヒル4×5km
日本(銅メダル)
カーリング
女子(銀メダル)
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