インターネット上のブックメーカーではF1(フォーミュラ・ワン)ももちろん賭けの対象になっていて、毎年シーズン開幕前にはドライバーとコンストラクターのチャンピオンシップ予想に賭けることができます。さらに各レースごとには優勝予想、最速ラップ予想、リタイア数などいろいろな切り口のオッズが並び、ブックメーカーによってはレース中まで賭けの対象になります。
サーキットによって好き嫌いがあるかと思いますので、どのグランプリに注目するかはファンによって分かれるところかと。しかし、日本人ファンならやはり毎年10月の鈴鹿での日本グランプリは関心を寄せる、シーズン中の大きな山場ではないでしょうか?
シーズン前およびレースごとに賭けている既存プレイヤーはともかく、まだブックメーカーのサイトを一度もご覧になったことがない方も今回ぜひチェックしてみてください。各ドライバーの前評判を把握しておけば、レースが一層おもしろくなること間違いなし。
ここでは、記録としてレース開催数日前に用意されていた各種オッズを人気ブックメーカーのウィリアムヒルや10betJapanなどから一挙にまとめて掲載しています。日本グランプリを刺激的にするスパイスとしてお役立てください!(日本グランプリ2019のオッズを掲載しています)
日本グランプリのドライバー優勝予想オッズ
ルイス・ハミルトン(メルセデス) 2.50
シャルル・ルクレール(フェラーリ) 2.62
セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 4.33
バルテリ・ボッタス(メルセデス) 8.00
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) 13.00
アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ) 101.00
カルロス・サインツ(マクラーレン) 1001.00
ダニエル・リカルド(ルノー) 1001.00
ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー) 1001.00
ランド・ノリス(マクラーレン) 1001.00
キミ・ライコネン(アルファロメオ) 1501.00
ケビン・マグヌッセン(ハース) 1501.00
セルジオ・ペレス(レーシングポイント) 1501.00
ロマン・グロージャン(ハース) 1501.00
アントニオ・ジョヴィナッツィ(アルファロメオ) 2001.00
ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ) 2001.00
ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ) 2001.00
ランス・ストロール(レーシングポイント) 2501.00
ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ) 5001.00
ロバート・クビサ(ウィリアムズ) 5001.00
10/08時点
本命は日本グランプリ連覇中のハミルトン。対抗はルクレール。今季のグランプリの優勝予想オッズはほぼこの構図です。ベッテル、ボッタスまでが10倍以下、フェルスタッペンが13倍。アルボンが101倍でそれ以降は一気に1000倍台へ。
今季ここまでに16レース開催され、先日のロシアを含めてハミルトンが9度優勝、ルクレールとボッタスとフェルスタッペンが2度ずつ、そしてベッテルがシンガポールの1度。今回もこの5人のうちの誰かで間違いない!?
日本グランプリのコンストラクター優勝予想オッズ
コンストラクターはルクレールまたはベッテルのフェラーリが本命オッズ。続いてハミルトンとボッタスのメルセデス。レッドブルが13倍で3番手。
トップ3予想オッズ
こちらは表彰台に上がるのは誰か(=3位以内に入るドライバー)を予想するオッズです。ハミルトン、ルクレール、ベッテルが1倍台の評価となっています。英語だとPodium FinishやPodium Positionというオッズ名になっています。
入賞チーム(ポイント獲得チーム)予想オッズ
F1では、年間優勝を決めるチャンピオンシップポイントが上位10位までに付与されます。つまり、このオッズは賭けた選手がトップ10に入れば的中。上位勢は賭けてもあまりおもしろくないので、ライコネン、ペレス、ガスリーあたりの際どい数名をおさえておくと中位争いがアツくなるためオススメ。
上位6位以内に入るドライバー予想オッズ
ブックメーカー10bet Japanでは、上位10位以内(ポイント獲得者予想)のほかにもこの上位6位以内を予想する賭け方もありました。レッドブルのフェルスタッペンとアルボンまでが1倍台。
両方ポイントを獲得するチームは?
こちらはポイント獲得の有無をチーム単位で予想する賭け。例えばフェラーリに賭けたら、ルクレールとベッテルが二人とも10位以内なら的中です。メルセデスはハミルトンとボッタス。
優勝するドライバーのスターティンググリッドは?
優勝ドライバーのスターティンググリッドを予想する賭け。予選首位でポールポジションを取った選手が勝つか、2番手か、それ以外か。ファンには楽しい賭けの一つです。鈴鹿は抜きどころが少ないため、今回もフロントローで決まりそうな気もしますが…果たして。
予選首位予想オッズ
優勝者のスターティンググリッド予想とともにチェックしておきたいオッズがこの「決勝前日の予選で1位を取る選手」の予想オッズ。この時点ではルクレールとハミルトンがトップ。今季はベルギー、イタリア、シンガポール、ロシアと、直近四連続でルクレールがポールポジション獲得。ベルギー、イタリアはそのまま優勝、しかしそのあとのシンガポールとロシアは逃しています。
最速ラップを記録するドライバー予想オッズ
文字どおり、レース中に最速ラップを出す選手の予想オッズ。ルクレール、ハミルトンが同率首位オッズ。
ちなみに、2019年のレース前時点でのレコード記録は2017年10月7日の予選でハミルトンが記録した1分27秒319です。記録更新があるかどうかも見どころですね。
優勝ドライバーの国籍予想オッズ
優勝ドライバーを国籍単位で予想する斬新なオッズもあり。ルクレールはMonegasque(モナコ)、ハミルトンはBritish(イギリス)でどちらも2.55倍となっています。
ウィニングマージン(優勝者と2位のタイム差)予想
こちらもなかなかユニークなオッズ。優勝者と2位のタイム差を予想する賭け。4秒以下が本命の2.2倍、8秒以上が2.75倍で4~8秒が3.4倍。賭けておくと、レース終盤の上位争いがかなりおもしろくなりそうです。
最初にリタイアするドライバー予想オッズ
ブックメーカーでは上位や好成績を予想できるだけではありません。最初にリタイアしてしまうドライバーの予想も賭けの対象です。倍率は総じて高くなっていますが、不名誉にもハースのグロージャンが11倍でトップ、アルファロメオのジョヴィナッツィ、トロロッソホンダのクビアトとガスリーが13倍で2番手。特にトロロッソの2人には完走して欲しいので、最初にレースから去ってこれらのオッズが的中扱いにならないことを願いたい。
最初にリタイアするチーム予想オッズ
最初にリタイアするチーム予想では、ドライバーの予想と同じくハース、トロロッソ、アルファロメオが上位に。
完走するドライバー数のオーバーアンダー予想オッズ
完走ドライバー予想オッズはアンダー15.5以下(16人以下なら的中)オッズの方が低倍率。数名はやはり途中でリタイアしてしまうのか、それとも…
セーフティーカーは出動する?
クラッシュや何らかのアクシデントによってセーフティカーが出るかどうかも賭けの対象。
F1ベッティング関連情報
いかがでしょうか?F1はレースで優勝するドライバーとコンストラクターを予想するだけでなく、入賞、最速ラップ、リタイア、予選などいろいろな切り口から賭けられることがご理解いただけたかと思います。F1が好きなら、これらのオッズをチェックしてからレースを観ると普段の何倍もおもしろくなるでしょう。
F1は基本的に多くのブックメーカーにて賭けの対象としてオッズが用意されています。すでに利用しているブックメーカーがあれば、サイトをご確認ください。ただし、サイトによって「モーターレース」「自動車レース」「F1」など見出しの表記が違っていたり、オッズ発表のタイミングも異なりますのでご注意を。
F1のルール概要、ベッティング基礎知識は、以下のページで詳しく解説しています。
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