このページは2019年の全豪オープン女子シングルスの決勝前日に書いています。
日本人テニスファンが待ち望んだ瞬間がついに訪れるか!!??
大坂なおみ選手がシングルスで勝ち進み、決勝までたどり着きました。この時点ですでに日本人選手として全豪での最高記録に到達しているのですが、ここで勝つと2018年の全米オープンに続いてグランドスラム連続優勝、さらにWTAランキング1位となります。
「いつか日本人がGS制覇し、世界ランク一位に！」との夢はファンなら誰しもが抱いたことでしょう。片方はすでに叶えてくれました。そしてもう片方が目前に。ワクワクせずにはいられないですね！！
この達成をただ祈るばかりですが、この祈りに俗な角度から(?)刺激を添えるのがブックメーカーのオッズです。大坂なおみ選手の決勝の勝利予想オッズに賭けておけば、最高の瞬間と利益がセット。まさに応援賭けに最適なタイミング。
全豪オープン2019決勝「大坂なおみvsペトラ・クビトバ」の対戦情報とオッズ
ということで試合情報とオッズをご紹介します。
大坂なおみ選手はは1997年10月16日生まれの21歳。身長180cm、体重69kg。右利き。北海道出身の日本人の母とハイチ系アメリカ人の父を持ち、国籍は日米で所有。選手登録は日本。2011年からツアー下部大会に出場し、2013年にプロに転向。
2016年の全豪で四大大会に初出場し、2018年にはインディアンウェルズを制してプレミアカテゴリの大会で日本人として初優勝。さらに同年の全米オープン決勝で憧れのセリーナを破って戴冠。
ツアー優勝経験はこの2勝のみですが、そのどちらもが最高峰のタイトルというのが凄いですね。
ペトラ・クビトバは1990年３月8日生まれの28歳。身長182cm、体重70kg。左利き。チェコ出身。プロ転向は2006年。シングルス通算26勝、その内ウィンブルドンで２度優勝(2011,14)しているベテランです。世界ランキング最高位は2011年に達成した2位。
新時代の女王と言われていましたが、2014年に自宅に押し入った強盗によって利き手に重傷を負い、しばらくは戦線離脱。
2017年に復帰し、６月のバーミンガム・クラシックで優勝、さらに2018年の同大会で優勝して連覇を達成。また年始のシドニー国際も制して完全復活を遂げています。全豪ファイナルは今回が初。
大会前のランキングで大坂なおみ選手は4位。対するペトラ・クビトバ選手は6位。今大会をここまで勝ち上がってきた分のポイントを上積みして、決勝で勝った方がランキング1位、負けた方が2位となります。
なお、両者は今回が初対戦です。
大坂なおみの決勝までの全対戦結果
こちらは大坂なおみ選手の今大会の試合結果。初戦はマグダ・リネッタ(80位)、2回戦はタマラ・ジダンセク(78位)を危なげなく退けましたが、3回戦ではベテランのシェイ・スーウェイ（27位）に１セット取られて追い詰められながらも逆転勝利。次のアナスタシヤ・セバストワ（12位）にもリードを許しましたが、逆転して初の全豪ベスト8へ。準々決勝では直近２連敗中のエリナ・スビトリナ(7位)にストレートで勝って、準決勝では去年の東レPPO決勝で破れたカロリナ・プリスコバ（8位）にリベンジ。ランキング1ケタ台の強豪を相手に勝ち上がってきました。
ペトラ・クビトバの決勝までの全対戦結果
ペトラ・クビトバ選手はここまで6試合ストレート勝ち。マグダレナ・リバリコバ(51位)、イリーナ＝カメリア・ベグ(70位)、ベリンダ・ベンチッチ(49位)、アマンダ・アニシモバ (87位)、アシュリー・バーティ(15位)、ダニエル・ローズ・コリンズ(35位)ら、ランキング上位勢との対戦がなく恵まれたとも言えますが、いずれも相手を全く寄せ付けずに圧倒して勝っています。獲られたゲーム数は6試合で28、1試合平均4.6しかありません。
大坂なおみvsペトラ・クビトバの勝敗予想・セット予想オッズ
そんな両者が激突する決勝の予想オッズがこちらです。
ブックメーカー「10bet Japan」からピックアップした勝敗予想とセット予想オッズ。ベテランのペトラ・クビトバ選手の方が勝利の見込みが高いと評価されているようですね。
勝敗予想は、大坂なおみ2.1倍、ペトラ・クビトバ1.76倍。セット予想では「ペトラ・クビトバ 2-0」が2.7倍の最低オッズで、「大坂なおみ 2-0」が3.25倍で次点。
最近はヤフーニュースでもブックメーカーのオッズが
昔はブックメーカーの予想オッズを日本のニュースメディアが紹介することはほとんど無かったのですが、最近は結構当たり前になってきたようです。Yahoo!ニュースでも頻繁に目にします。むしろこのようなニュースを見て「テニスが賭けの対象になっているのか」と知る方も多いのではないでしょうか？
大坂選手優勝なるか？
この試合は大坂なおみ選手が左利きのペトラ・クビトバ選手に対応できるかどうかがカギとも言われています。そのための練習もしているようですね。キャリアと経験では後者が圧倒的、しかし、勢いではどうか。大坂選手はこの大会を通じてメンタルが大きく成長しているようです。体格的には五分ですから激しいラリーの応酬となりそうです。
直近の成績、過去の対戦、そしてプレースタイルなどを考慮して自分なりの予想を立てながらお楽しみください。
試合後に追記
大坂選手、全豪オープン2019を制してグランドスラム２大会連続優勝＆世界ランキング１位に到達！！！
(試合終了直後。Sportsbet.ioの生中継でも彼女の笑顔が)
次の大会も楽しみましょう！
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